デジ一眼がフィルム一眼を越える日

CONTAX 167MT。
我が家にはデジ一眼(D70)の他に,フィルムの一眼レフもあります。
D70を買ってからはめっきり出番が無くなってしまって,蔵に置いた防湿庫でぐーぐー眠っていたので,久しぶりに表に出して清掃してあげました。
キレイにした後,改めてCONTAXを見ると,その質実剛健さというか清さに感激しました。触ってひんやり,写して綺麗な金属ボディーはいいもんです。
デジ一眼はフィルム一眼に追いついたのでしょうか?
おいらは,2つの点でまだまだだと思っています。
画質ではだいぶ近づいてきているとは思うのですが,それは撮影しやすい条件(明暗差が少ないなど)の話で,トータルではまだまだだと思います。
それよりも,もっと「まだまだな点」は,持った時の喜びや,いつまでも大事にしていこう,という温かい気持ちを起こさせるには至ってないところかなぁ,と思います。

最近のカメラやレンズは,たいていはプラスチックで作られています。D70も例外ではなく,むしろ,金属の部分を探す方が難しいくらいです。それに対して,我が家のCONTAXは167MTという10年以上前の機種で,ほとんどが金属でできています。
蔵から出して清掃をしているうちに急に天気が良くなってきたので,イスに置いてあげて,2004年製のD70で何枚かポートレイト(?)を撮ってあげました。
167MTは,決してフラッグシップではなく(当時はRTS IIというのがフラッグシップ),実はお値段はD70より安かったりするのですが,こうやって写真に納めてみると,あらためてフィルム一眼の作りの良さに驚いてしまいます。レンズだって同じです。おいらが普段使っている,VR24-120mmは定価で10万円近いですが,明らかに,167MTに装着しているCarl Zeiss T* Vario Sonnar 35-70mmの方が圧倒的に質感が上です。

先日,ヨドバシカメラに寄った時に,何気なくNikon F6なんかを触ってしまい,そのシャッター音や持った時の手触りを感じ,「あぁ,こういう雰囲気作りにお金がかかってるのだなぁ」と感嘆してしまいました。
D70は,廉価機種の中ではマシな方ですが,どうがんばっても,これだけはフィルム一眼の雰囲気には足下にも及びません。
機能的にはほぼ100%満足しているので,D200が出ても全く買い換える気も起きない(お金もね・・・)けど,遠い将来,デジ一眼がフィルム一眼並みの雰囲気を身につけた時には,グラリといってしまうかもしれないなぁ。

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