ケーブルルーティングの見直し(最終章)

ハンドルバーの太さに我慢できずに着手したけど,シフトの引きが軽くなりました(^^)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.86月に7900系DURA-ACEに切り替えてから,ずっとくすぶり続けていた,「
シフトワイヤの引きの重さ」問題。
インナーケーブルをPTFEケーブルに変更したり,ワイヤールーティングを変更したりして微妙に改善してきましたが,いよいよ完全解決です。
長かったよ・・・。
もう,我慢できん!
別に,ビール飲んだ後の生理現象ではないです(笑)
DURA-ACEに換装した直後の8月には,シフトワイヤの引きの重さを解決するために
シフトワイヤーのルート見直しをやっています。
DURA-ACEに換装した当初は,ハンドルバーの肩の部分の内側を小回りで通すルートにしていました。

最初に取り付けたときのルート。インベタで,とてもアールがきつい!
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8しかし,このルートではアール(曲げ半径)がかなりきつく,完成後に変速をしようとしたら,TIAGRA時代よりも遙かに重くなっていて愕然としてしまいました。
そこで,8月の改修では,逆にハンドルバーの外側を大回りで通すルートに変更しました。

ST-7900は,インコースとアウトコース,2種類のケーブル出し方を選べます。
これは,アウトコースで出しているときの状態。

8月の改修後。アウトコースを走るため,アールはかなり大きくとることができました。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8これで,だいぶアールが大きくなるので,シフトワイヤの引きはかなり改善され,「TIAGRAより少し軽い」というレベルになりました。
その後,
リアディレイラをRD-7900に変更するなどして,「TIAGRAよりだいぶ軽い」というレベルにまで到達していたのですが,一つ,大きな問題を抱えていました。
それは,「ハンドルバーの太さ」問題です。
8月の変更によって,シフトワイヤはハンドルバーの後ろ側を通っていくことになったため,ハンドルバーのトップ部分は前後に長く(=太く)なりました。
もともと,おいら愛用の
FSAのWING PRO31ハンドルは,名前の通り,トップバーがウィング形状で扁平しているので,それがさらに前後に伸びたために,「ものすごく前後に長くつぶれたハンドルバー」という感じなってしまいました。

こんな感じで,前後に長~い形状になっていました。手が小さいとつらい・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D極端なたとえでは,「カマボコ板を握っている」感じです(笑)
平地を走るときはいいのですが,ヒルクライムではトップバーを握る時間が長いので,手が小さいおいらにはかなり使いづらい形状でした・・・。
ハンドルは太すぎる上に,ワイヤの部分が出っ張っているために,そこだけ激しく汚れるし,もう,いいことなし。我慢できん!!
Evolutionally ワイヤールート見直し
革命的ワイヤールート見直し(かなりオーバー)。
現状のカマボコ板ハンドルに我慢できず,またルートを見直すことにしました。
つい先日,
STIカバーをHUDZの赤いカバーに交換する作業をやったので,そのときにあわせて,ワイヤールートも変更しました。
引きを軽くするためにはアールが大きくなればいいわけです。それは,道路のカーブでいえば,「カーブがきつくないルート」のことです。
となれば,答えは「アウト-イン-アウト」です。
過去の施工方針と比べてみると,こんな感じです。
| 作業 | STI→肩→トップバー | アール |
|---|---|---|
| 1回目 | イン→イン→イン | 最小 |
| 2回目 | アウト→アウト→アウト | 中くらい |
| 3回目 | アウト→イン→アウト | 最大 |
言葉でも表でもわかりにくいかと思いますが,絵で描けばこんな感じです。

現時点でのベストコーナリング(^^) アウト-イン-アウトです。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
STIを斜めに飛び出したワイヤーは,コーナー(肩)をインベタで走り,コーナー出口ではアウトに逃げていきます。
ただ,コーナー出口であまりにアウトに膨らみすぎると,また2回目の時と同じで,ハンドルバーが太くなってしまいますので,その手前でやめておきます。
これだと,「アールを大きく」しつつ「トップバーを太くしない」ことが可能です!
施工完了!で,どうよ?
金曜日の晩,深夜3時までかかった作業の結果,こんな感じでできあがりました。

ようやく完成(^^) 元がウィング形状なのでわかりにくいですが,だいぶ細くなりました。
また,シフトの引きは本当に軽くなりました!!(^^)v
ローラー台に乗せて漕いでみると・・・,
軽い!!
です。
今までの小細工が吹き飛ぶくらい,超軽い引きが実現できました。
もちろん,SISの調整後には,的確にスパスパ変速してくれます。「おぉ,これがDURA-CEのすごさか・・・」と実感できる軽さです。
そして,トップバーを握ってみると・・・,
(比較的)細い!!
トップバーの下のくぼみ部分をワイヤが通るため,カマボコ板状態からも脱却でき,だいぶ細くなってくれました。が,もともと太めのトップバーなので,「比較的細い」という感じです。
それにしても,ここまでたどり着くまでに,ワイヤーの張り直しを5回くらいやっており,もはやライフワークの一部になりかけていましたが,ようやく解決です。
今では,DURA-ACEだけではなく,Ultegraも105もワイヤー内蔵式になりました。
シフトの引きが重たい場合には,可能な限り「アウト→イン→アウト」のコーナリングになるよう,ハンドル肩の部分でのルートの工夫が効果的のようです。
ただ,作業をやるなら時間に余裕がある昼間にやったほうがいいでしょう。今回は深夜0時~3時ごろにやったため,最後のバーテープ巻きはぐずぐずでした(泣)

いくらなんでも,これはひどいのでは・・・。走っているうちにゴミがたまりそうです(泣)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8いつもながら,とても長くなりましたが,これにて,DURA-ACEワイヤルートの講義を終了いたします。
ご静聴,ありがとうございました。
【おまけ】
本文中でも少し触れましたが,今回で5回目くらいのワイヤー張り直しです(半年で・・・)。
一生をかけて「引きの軽さ」を捜し求めるライフワークと言ってもいい状態だったので,実は大量のワイヤを買い占めてありました。
SP-41の10m巻です。
今回,あっさりと直ってしまい(しかもルートは短くなったので,切っただけで10m巻きの出番無し),この大量のSP-41の使い道がわかりません。
年1回交換しても,10年くらい持つよ・・・。

大量に余った(10m!)アウターワイヤーSP-41。どうすんのよ?(笑)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8- ■関連するエントリー (「7900」つながり)
-
リアディレイラを7900系に!(RD-7900)

ようやく,リアドライブのDURA-ACE化が完了しました~(^^)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8ついに,リアのドライブトレインの7900系DURA化が完了しました。
STI,スプロケ,チェーンまでは7900系になっていましたが,リアディレイラ(RD-7900)だけは105のままでした。
理由は簡単で,7900系でも問題なく使えるからです(^^)
が,「問題なく使える」のと「気持ちよく使える」は別で,ずっとRD-7900をねらっていたのですが,ようやく換装することができました。
RD-7900登場!
珍しく日本のワールドサイクル(←なんか,へんな日本語)から取り寄せたRD-7900。
いつもの,飾り気のない箱を開けると,今までの105とは,まったく趣の異なるディレイラが出てきました。

毎度の,シンプル(すぎる)なパッケージ。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8持ってみてすぐに分かるのは「軽さ」です。
びっくりするくらい軽く,わずか160gちょいしかありません。もともと,コンポで車体を軽くできるのは,微々たるものですが,それでも,この軽にさは驚いてしまいます。
(ちなみに,換装前の105は230g)
また,見た目がまったく違います。
今までの105は,鏡面のように磨きあげた美しい仕上げでした。RD-7900は,全体的に艶消しのブラックです。そして,ネームのところだけが鏡面仕上げになっています。

おぉ,見た目が今までと全く違う!
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8好みは分かれると思います。正直言って,おいらも,いいのか悪いのか判断しかねています・・・。
で,さっそく交換作業ですが,リアディレイラの交換自体は簡単な作業です。
- チェーンを切る(コネクタなら外すだけ)
- シフトワイヤをディレイラから外す
- ディレイラを外す
- ディレイラを付ける
- トップとローのリミッタを調整する
- シフトワイヤを付ける
- チェーンを通す
- SISの調整をする
金曜日に会社から帰ってきて,晩御飯を食べて,風呂に入って,熱帯魚の世話をしてから,約1時間で完了です(^^)
どんなもんでしょう?
まだ,150kmくらいしか走っていないのですが,RD-7900の使用感はなかなか良好です(^^)
シフトが軽くなりました!
すんごくうれしいです!
換装前の105のディレイラは限りなくノーメンテで砂だらけだったせいもあるかもしれませんが,換装後のRD-7900では明らかにシフト操作が軽くなりました。

写真では表現できないけど(^^;),シフトの引きが軽くなりました~(嬉!)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.87900系のケーブル内蔵処理のせいで,ひょっとしたら,バネレートに変更でもあったのでしょうか!?
いずれにせよ,アップもダウンも軽くなり,新DURA-ACEに変えてからの最大の課題であった「シフトの重さ」が一気に解消しました。最初から交換すればよかったよ・・・。
(^^;)
シフトが的確になりました
最近,どう調整しても,いまいちリア変速の反応の鈍さやシフトミスが目立っていました。
先日の,
道志みち山中湖ツーリングでも,何回か自転車を降りてSISの調整をしていました(Noguさんご迷惑をかけました)。
が,RD-7900で一発解消です。
実にスパスパ,手際よく変速してくれます。
STIを操作すると,すぐに「チッ」と音がしてギアが変わっています。当たり前の動きなんですが,実にテキパキしています。
そんな,1秒を争うレースをしているわけではないのですが,とても気持ちがいいものです(^^)
ごろごろ音がする
Bテンションを調整して,ガイドブーリーとスプロケの距離をあけても,小さく,ごろごろ鳴っています。
105の時は
FRPや
セラミックのプーリーを使っていましたが,RD-7900は金属プーリーです(ベアリングは入っています)。
おそらく,この違いかな?と思っています。音がする,と言っても,静かな山を登るときにようやく聞こえるくらいですから,気にし過ぎかもしれません。
ま,気になるようなら,セラミックに交換してしまいましょう(せっかく買ったYUMEYAプーリー,もったいないですしね)。
おわりに
以上,RD-7900はとても気に入っています。
見た目については,クランクやブレーキとまったく合っていませんから,浮いた存在になっているのがちょい難点。

クランクともまったく似合っていません。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
一つだけ,やたらと引き締まったデザインのパーツが・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8が,リアビューが格好いいから,許すとしましょう!(笑)
それより,コンポの基本である,テキパキ&スパスパした動作がうれしいです。また,これで,当面はリア周りにはいっさい手を入れる必要がないのが,精神的に安心できます。いつもながら,この効果が一番大きかったりして(笑)
ま,無事にくっついて,無事に動いて,よかったよかった(^^)
おしまい。
- ■関連するエントリー (「7900」つながり)
-
新DURA-ACEへの遠き道のり(とりあえず成功編)

完成図。バーテープの巻き量を少な目にして,ケーブルが自由に動ける範囲を増やしました。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2Dせっかく,上位グレードに載せ変えたのに,シフトの「引き」もステアリングも重くなってしまい,
失敗になった新DURA-ACE化計画。
失敗から1週間。
その原因を徹底的に洗い出し(うそ),対策を真剣に検討した(うそ)結果,ようやくDURA-ACE本来の動きに近づくことができました。と,思われます・・・。
2nd チャレンジ
1回目の失敗の反省から,2回目のDURA-ACE組み上げ作業では,こんな点に注意して作業を行いました。
- ワイヤーカッターの新調
- LOOK号の最初の組立作業の時に調子に乗って乱暴に切りすぎて,刃がなまってしまっていたのです。アウターはもちろん,インナーですらすっぱり切れないのですから論外です。でも,純正のカッター(TL-FC11)はとても高いので,今回はHOZANのお買い得カッター(C-217)でがまんです。
- ハンドルバーの外側ルートに変更
- 「引き」を重くしている一番の理由は,おそらく,ハンドルバーの「内側ルート」を選択し,かつ,かなり小さなアールで強引にワイヤを曲げたことです。おいらのコンパクトハンドルでは,外側経由の方が(多少,長くなりますが)アールはなめらかになるので,抵抗も小さくなるはずです。

ハンドルの外側を大回りで通るルートにしてみました。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D - インナーワイヤーをAlligator製に変更
- シマノも7900系にあわせてP.T.F.Eケーブルを発売していますが,さわった感じではAlligatorのP.T.F.Eケーブルの方が,より滑らかです。シマノのP.T.F.Eケーブルの予備も持っているのですが,今回はAlligatorのを使ってみました。

AlligatorのP.T.F.EケーブルはDURA-ACEのに比べて半額以下です(^^)
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
2nd チャレンジ
わざわざ,「2回目」と言っているからには,「3回目」もあるような気もしないではないですが,気にせず先に進みましょう(^^)
作業の様子
先に紹介した作戦を取り入れ,2回目のDURA-ACE組み上げ作業に着手します。
シフトケーブルのルートを変更するためには,STI~ヘッドチューブまでの間のケーブルを新調する必要があります。現在使っている,CLARKSのケーブルキットは割と多めにケーブルが入っていて,まだまだ残りを持っていたので,それを利用して,STI~ヘッドチューブ間の張り替えを行いました。
前回とは異なり,今回はシフトケーブルだけの張り替えですし,それも部分的なものなので,作業は1時間ほどで終了です。

ルート決め作業中。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
C-217で切断したアウター。切れ味は純正(TL-FC11)の方がいいけど,まぁ,特に問題なし。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D
気になる結果は・・・?
う~む・・・。
フロントは非常によくなりました。巻き上げもリリースもとても軽快です。特にリリースはビックリスくらい軽くなり,「ご操作しちゃんじゃないか?」と別の危惧がでてしまうくらいです。
しかし,リアについては,確かに前回よりは軽くなってはいますが,正直に言っちゃえば,TIAGRA時代にはまだまだ及ばない重さです・・・。
また,ステアリングについては,ケーブルの「遊び」を前回より多めにとっていますから,だいぶ改善されました。
しかし,操作フィールド同様に大事な(?),見た目については大幅に改悪されてしまいました。

できあがり状態。ケーブルに余裕を持たせたため,インラインアジャスターがちょっと変な位置になってしまっています・・・。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2Dシフトケーブルがアールを描いてフレームに入っていく途中にインラインアジャスタを入れているのですが,写真の通り,見た目が非常に悪いです。
ハンドルバーを出て,曲がり始めたところで,アジャスタのせいで真っ直ぐになり,また,曲がり始めてフレームに入っていきます。なんとも,カクカクしてしるのです・・・。
原因はなんだ?
2回目の組上げを総括すれば,「1回目よりはだいぶ良くなったけど,ぜんぜん納得できない・・・」という感じです。
原因としては,やはり,アジャスタの挿入位置が考えられます。カーブの途中で入っているので,アジャスタの入口と出口では(アウターキャップをしてるとは言え),擦れてしまうのだと思われます。
操作フィールもそうですが,見た目も悪すぎですし・・・。
また,ステアリングに影響する,シフトケーブルの「遊び」ですが,これがまた難しい。
前回は,「遊び」が少なすぎて,ハンドルを切る際に邪魔をしていたのですが,長すぎてもステアリングが重くなってしまいます。
「そんなの当たり前だろ!」という声も聞こえてきそうですが,LOOK号の場合,バーからフレーム入口までの距離が短いので,「遊び」を長くすると,ステアリングにかなりの悪影響を及ぼしてしまいます。
ハンドルを切ったときに「延びる側の長さが足りない」よりも「縮む側のケーブルの行き場がない」の方がより深刻です。
しかも,CLARKSのワイヤーは全体的に非常に頑丈です。通常の4mmよりも太い5mm直径ですし,アウターは細かい編み込みがされていて,非常に頑丈なのです。
というわけで,シフトフィールもステアリングも,なかなか満足のいくものではありません・・・(涙)
3rd チャレンジ!
2度あることは3度ある。
3度目の正直
石の上にも3年
どの諺を採用していいのかわかりませんが,3回目にチャレンジです。
今度は,思い切ってCLARKSのケーブルをやめて,シマノ純正のSP-41に変更です。
CLARKSは見た目もかっこいいし,アウターが頑丈で気に入っていたのですが,その「頑丈さ」が仇となってステアリングが悪くなってしまうので,あきらめです。
となると,ブレーキの方もあわせた方がよかろう,ということで,ブレーキケーブルもシマノ純正に変更。
結局,3回目の組み上げ作業は,第1回目と全く同じく,既存のケーブルを全部撤去し,新たに全部配線し直すこととなりました(しかも1日で2回目だ・・・)
作業の様子
そう,全部やり直しです。
バーテープをはぎ取り,ブレーキ&シフトケーブルを全部撤去し,新たに配線し直した上で,バーテープを巻き付けて完了。
さすがに,1週間で3回目となる作業なので,かなり効率的にこなせるようになってきました。
最初は半日以上かかった作業ですが,今回は夜9時に始めて深夜1時前には完成(なぜ,この時間に・・・)。
今回の作業では,シフトケーブルをSP-41にしただけではなく,「引き」を軽くするためにあらゆる努力(?)をしてみました。
- RDのインラインアジャスター廃止
- リアディレイラ側でも調整ができるので,思い切って,インラインアジャスタは使わないことにしました。数g軽量化するし(笑)

で,残ったリアのインラインアジャスタはこの位置に。良いのかどうか,わからんけど。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D - バーテープの巻きエリアを少し減らしました
- 昔は,バーテープをステム付近まで巻き付けていました。最近では,サイコンの取り付けもあって3cmくらいはあけていましたが,これを思い切って5cmくらいに拡大。シフトケーブルが自由に動ける範囲広げてみました。おかげで,ハンドルバーの「FSA」ロゴが格好よく見えるようになりました(ステムはDedaなんだけど・・・)
- ダストカバーの廃止
- これはあまり関係ないかもしれませんが,BB~RD区間のダストカバーも取りやめました。この区間は地面に近いことから,埃が付かないようにとカバーをしていたのですが,そんなに汚れるわけでもないし,小さいとはいえ摩擦があるでしょうから,これも廃止です。
肝心のシフトケーブルは,ブレーキケーブルの後ろ側を通って,早めにバーテープから抜け出し,適度な余長をもってダウンチューブに入っていきます(ダウンチューブ内の左右入れ替えは,また今度に残しておきます)。
さらに,アウターキャップにも一工夫してみました。
今回の作業に伴い,シフトケーブルを外した際,アウターキャップに黒い粉末が付いているのを発見しました。細いアウターキャップの穴を通る際に,インナーケーブルの表面が擦れて出てきたもののようです。

証拠写真。ケーブル表面が削れて,黒い粉が付いています。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8擦れているということは,すなわち抵抗になっているということです。そもそも,SP-41の金属キャップはアナが小さすぎると思います。そこで,ミニドリルで穴を大きくしてあげ,さらに,もっと大きなドリルで面取り加工までしておきました。これで,スースー通ってくれることでしょう。

純正の金属キャップは,穴が小さすぎると思うのです。実際,擦れているし・・・。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
ドリルで穴を広げてみました。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
おぉ,スースー通る!(^^)
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
さらに,面取り加工もしておきました。少しは滑りが改善されるかな!?
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
こんな感じで,作業をすること4時間。3回目となる,新DURA-ACE組み上げ作業が完了しました。
で,どうですか?
LOOK号をローラー台に乗せて走り出し,おそるおそるシフト操作をしてみると,,,
とても軽くなりました!!
フロントは2回目の時と同じですが,リアはとても軽くなりました。ほぼ,TIAGRAの時と同じ軽さです(悲しい・・・)
また,翌朝,家の外を数分走っていた感じでは,ステアリングも問題なしです。左右に軽く切れてくれます。

こんな感じになりました(^^)
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
バーテープは,いつの間にかOGKのCBT-3になっています。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8ようやく,ようやく,満足のいく出来上がりになりました。
いろんな取り組みを一気にやっているので,どの効果があったのかがわかりにくいですが,感覚的には「インラインアジャスターの廃止」がかなり大きい気がします。
やっぱり,7900系に無理矢理,アジャスターを挿入するのはよろしくない気がします。引きの重さにもつながりそうですし,見た目も芳しくありません。
現状では,FDだけに挿入していますが,よく考えればLGS RHC号の時にFDの調整なんてほとんどしたことがありませんでした。いずれは,FDのアジャスタも廃止してみようかな・・・?

さぁ,走ってみるぜ!!
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8さて,これから3連休。
一日30kmでも100km近く走ることができます。
「2度あることは3度ある」なのか「3度目の正直なのか」,結果はいかに・・・?
つづく
- ■関連するエントリー (「7900」つながり)
-
新DURA-ACEへの遠き道のり(ケーブル張り失敗編)

ブラックがカッコイイ,新DURAのSTIレバー。格好はいいんだけど・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D長年の夢(ちょいオーバー?)が叶って始まったLOOK号の新DURA-ACE(7900系)化計画。
しかし,悲しいかな見習い職人(=おいら)の技術力不足のために,いきなり「失敗」になってしまいました。
10速化でやるべき作業って?
LOOK号はDURA-ACE化うんぬん以前に,現状がTIAGRAの9速コンポ構成ですから,10速のDURA-ACEにするためには,チェーン・スプロケットまで交換しなければならず,かなりの作業が必要になります。
今回の作業を列挙すると,こんな感じです。
- ハンドルのバーテープを剥がす
- シフト×2,ブレーキ×2のインナー・アウターワイヤをすべて取り外す
- 9速チェーンを取り外す
- 9速スプロケを取り外す
- リアディレイラのプーリーを外して,洗浄して,組み立てる
- 10速スプロケをセットする
- 10速チェーンを取り付ける
- 左右のSTIをハンドルバーに取り付ける
- 前ブレーキのアウターを洗浄した上で張り直す(再利用)
- 前ブレーキのインナーを洗浄した上で張り直す(再利用)
- 後ブレーキのアウターを洗浄した上で張り直す(再利用)
- 後ブレーキのインナーを洗浄した上で張り直す(再利用)
- 前シフトのアウター(インラインアジャスタ含む)のルーティングで悩む
- 後シフトのアウター(インラインアジャスタ含む)のルーティングで悩む
- 前シフトのアウターを適正な長さに切断&切断面のヤスリがけ
- 前シフトのインナーを注油しながら配線
- 後シフトのアウターを適正な長さに切断&切断面のヤスリがけ
- 後シフトのインナーを注油しながら配線
- 前ディレイラのSIS調整
- 後ディレイラのSIS調整
- ハンドルバーテープを巻き付ける
- ぐったりして寝込む
正直言って,LOOK号を一から組み上げたときと,作業量はほとんど変わりません。違うのは,作業対象のRDとFDとブレーキが最初から付いているくらいで,残りのはほぼ同じ作業量です。
作業の様子
前述のように,作業量は(おいらにとって)かなりの分量。
しかし,ここ2週間ほどLOOK号に乗れていなかったため,土曜日中に完成させて日曜日には快適なDURA-ACE生活を始めてみたい一心で,意地でも土曜日中の作業で完了させてみました。疲れた~。

STIレバーの固定ボルトはてっぺんにあります。すごく奥でやりにくいなり・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

超久しぶりのチェーンカッター。2年ぶりくらいに使いました。
簡単にチェーン着脱できる「クイックリンク(SM-CN79」は不具合が出ているようで,市場から姿を消しています・・・。
写真ではコマを噛んでいませんが,作業ではちゃんと噛ませて無事接続しています(^^)

ついでなので,セラミックプーリー(夢屋)もきれいにしてあげました。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
10速(12-27T)スプロケに交換! きれいだな~(←アホ?)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
アウターワイヤーを仮止め中。この時点で気が付いていれば・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
シフトのインナーはこんな場所から入れます。ものすご~~~く入りにくく,イライラします!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
ブレーキはもっと予想外の所。ネームプレートを剥がすと,タイコを押さえるフックが出てきます。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
とりあえず完成~! おぉ,もの凄くスッキリしている!!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
で,作業結果は?
我が人生初のDURA-ACE体験は「むお? こんなはずじゃ・・・」という,イマイチなものでした。
日曜日は江ノ島界隈を25kmほど走ってみたのですが,まず,シフト操作がモッサリと重い状態でした。
特にフロントは激烈に重く,アップは「(カーボン製の)STIレバーが折れるんでは?」という感じでしたし,ダウンですら「なんか,操作間違えたか?」と思えるほど重いものでした。
リアについてもやっぱり重く,しかも,操作頻度が高いですから,たった1時間走っただけで右手が疲れて握力がなくなってきてしまうほどです。しかも,リリース操作をしても,戻りがモサーっとしています。ワイヤの「引き」だけじゃなく「戻り」も重いのです・・・。
さらに,これは完成写真を見られた,
3姉妹パパさんに指摘されてしまいましたが,シフトワイヤーが短すぎたせいで,ステアリングもものすごく悪くなっていました。
左右に切りきれないわけではないのですが,重いのです。直進性の高いと言えなくもないですが(言えないか・・・),要するに「曲がらない」わけですから,恐ろしいセッティングです・・・。
あ,全体的には失敗作でしたが(涙),FD・RDの動作やブレーキの効き等では全く問題なしでした。この辺は次回以降にご紹介しますが,特に心配だったFDの互換性については,今のところ(って,25kmしか走ってないじゃん)杞憂で終わったようです(^^)
なにが原因だったのか?
せっかく,喜んで組み上げたDURA-ACEが期待を裏切るダメダメぶり。一体,誰の(おいらだよ),何が原因だったのでしょう・・・?
激重シフトの原因
7900系DURA-ACEでは,カンパのようにシフトワイヤがハンドルバーに添う形に変更になりました。
昆虫の触角のように,ハンドル前方に張り出していたシフトケーブルが目の前からなくなるわけですから,かなりすっきりした感じになります。自分では使う気はあまりありませんが,ハンドルバーにつけるタイプのバッグの装着も簡単そうです。
しかし,肝心なことを失念していました。
従来に比べて「シフトワイヤが曲がる部分」が増えるわけですから,よほど注意して配線をしないと「引き」が重くなってしまうわけで,見た目のすっきり感を優先して,この点にあまり気配りしかしなかったおいらは,激重シフトになってしまったのでした・・・。

ここが人生の分かれ道。
写真ではハンドルバーに真っ直ぐ向かうルートに差していますが,実際には左斜めの穴に差し,ハンドルの内側を通るルートを選んでしまいました。
7900系のシフトワイヤのルーティングは,ハンドルバーの内側と外側の2種類あり,ハンドルバーの形状によって選べるようになっています。
おいらは,「ハンドルバーの内側ルート」を選択しました。たいした理由は無かったのですが,なんとなく,自分から見てハンドルバーの向こう側をケーブルが通っている方が,見た目がいいのでは?と思ってのことです。
しかし,おいらの
FSAのコンパクトドロップハンドル(WING PRO31 COMPACT)は,文字通りリーチがとても短いので,「内側ルート」を選択した場合には,STIを出てすぐに直角に近い角度の急カーブが待ち受けています。
しかも,この部分(ハンドルバーの「肩」)については,今回の作業では念入りにビニールテープとバーテープで,シフトワイヤを丁寧にハンドルバーに沿わせまくったため,かなりきついアールになっていました。
これが,「激重シフト」の主要な原因です。
このほかにも,
- 必要性の低い(リアはディレイラ側で調整できる)インラインアジャスタの挿入
- BB~リアディレイラ間のダストカバー
- アウターの切断面のできばえの悪さ(ワイヤーカッターが壊れているのです・・・)
なんかも,重さの要因になってきていると思われます。
曲がらないステアリングの原因
コレは簡単。シフトケーブルが短すぎたからです(笑)

シフトケーブルが短すぎです。アジャスタがゴチャゴチャしているし・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
しかし,簡単そうでいて,意外と難しい問題があったりします。
LOOK 595はシフトワイヤはフレーム内蔵式です(リアブレーキも)。最近でこそ,ワイヤ内蔵式のフレームは珍しくなくなってきましたが,595はちょいとした特徴があります。
- シフトケーブルのフロント・リア配置が,一般的なフレームとは逆さま(?)
- フレームへの入口が,ヘッドチューブに近い位置に設けられている
1.についてですが,一般的なフレームでは,前から見て,右側がフロント,左側にリアのシフトケーブルを通すようになっていることが多いと思います。
LOOK 595は,写真の通り,全く逆で左がフロント,右がリアのケーブルを通すようにフレームに穴が開いています。
この配置,従来のシマノのようにシフトケーブルを外出しで配線するには非常に都合が良いのです。左STI→右側へ,右STI→左側へ,という具合に配線されるので,急激なアールがどこにもなく,とてもスムーズな配線が可能です。

これは,TIAGRAの時。シフトワイヤが無理なくきれいに配線できています(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D一方,7900系のようにシフトケーブルをハンドルバーに沿わせるルーティングになると,バーテープから出てきたワイヤは,すぐにフレームに入っていくことになります。ここで,教科書通り「ハンドルを切ったときにも余裕のある長さ」で合わせると,ハンドルを真っ直ぐにしているときの余長がかなり長くなってしまいます。
要するに,シフトケーブルが露出している区間が非常に短いので,調整シロが少ないのです。
また,2.についても気が付きにくいですが,フレームへの入口(穴)が他のフレームに比べて上部に設けられています。一般的な,露出タイプのフレームに比べたら,かなり上方を通ることになります。
で,ハンドルバーとフレームへの入口の距離が近いわけですから,1.と同じように,ケーブルの露出区間がとても短くなる要因になっています。
ケーブルの露出区間が短いこと自体は,見た目的には美しく仕上げられるような気がするのですが,「遊び」が少ないのでうまくやらないと,今回のように「曲がらないセッティング」になってしまうという教訓を得ました。
リベンジに向けて
シフトワイヤを張ること自体は,自転車作業の中で特段に難易度が高いわけではないですから,軽~い気持ちで組んでしまったことが最大の敗因でしょう。
ネットで検索すると,同じように7900系DURAで「引き」の重さに悩まれている記事が多数ヒットしました。万国共通(?)の悩みのようです。
というわけで,引きの軽いシフトを取り戻すべく,雑誌等でいろんな自転車の配線状況を見てみました。残念ながら,近年ではLOOK号がバーンと大きく紙面を割くことは少ないので,他の,ケーブル内蔵式のフレームを参考にしてみます。
作戦としては(失敗の裏返しですが),
- ハンドルバーの外側を通るルートを選ぶ
- リアのインラインアジャスタを外す
- リアのダストカバーを外す
- アリゲーターのPTFEケーブルを使ってみる(シマノよりもさらに滑りそう)
- アウターの切断面を徹底的にきれいにする
あたりを考えています。うまくいくかな~。うまくいってくれ~!(叫)

リベンジに向け,お休み中のLOOK号。待っててね・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D- ■関連するエントリー (「7900」つながり)
-
新DURA-ACEへの遠き道のり(コンポ選定編)

おぉ,ついにヅラエースさまが!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dもう,
薄々ばれていますが(笑),ついにLOOK号を10速度化してしまいました。
いや,正確には「STIを上位グレードに更新したら,自動的に10速になった」です。現状のTIAGRAのSTIがとても重たかったので,上位グレードのSTIに載せ変えたかったのです。
いや,さらに正確に言えば,「載せ変えしようとして,失敗しました」なのですが,それについてはまた次回・・・(泣)
LOOK号のハンドル周り
LOOK号は,ほぼすべての部分でRHC号のパーツを流用したため,世界的にも非常に珍しい,TIAGRA仕様のLOOK595となっていました。
RHC号の時はTIAGRAでもそんなに不便さは感じていなかったのですが,LOOK号に載せ変えるためにRHC号からハンドルを外したときに,衝撃の事実に気がついてしまいました。
それは,「
ハンドル部分だけで1kg以上もある!」という事実です。
TIAGRAのSTIは500gもあるので,ステムを入れるとハンドル全体で1.1kgもありました。LOOK号のフレームは1kgしかないのに,ハンドルがそれより重いとは・・・(フォークなんて350gなのに!)
夢の7900系に!
TIAGRAの体重に驚き,ようやくSTIを上位グレードに載せ変えることにしたのですが,当初は6700系をねらっていました。
電車ではありません,新Ultegraのことです(関係ないですが,ご近所を走る小田急ロマンスカーは60000系です。
小田急はやたらと数字がでかいのです)。
ところが,懇意の(?)大英帝国Wiggleでは,どんどん進む円高の影響もあって,7900系DURAが国内の6700系と同じ値段なのです!!
というわけで,載せ変え対象のSTIは7900系DURAにあっさり予定変更です(^^)
夢の7900系に決めたとは言え,結構無理をしてSTIを選んでいるため,購入部品は必要最小限にする必要があります。
パーツの交換範囲で悩む・・・
従来の7800系であれば,STIをTIAGRA→DURA-ACEの載せ変えた場合にはスプロケットとチェーンを「105以上」にすれば十分でした。
リアディレイラはSORAからDURA-ACEまで互換性がありますし,フロント系(ディレイラ,クランク)もどれでもOKでした。
一方,
7900系では2枚のフロントギアの間隔を広めたことで,すべてのギアの組み合わせでチェーンが擦れなくなりました。また,これに伴って,トリム操作が不要になりました。
しかし,これはフロント駆動系をすべて(STI,ディレイラ,クランク)7900系で統一した場合の話。
シマノの公式見解では,フロントに関しては7900系以外の,つまり,Ultegra以下のコンポとは互換性が無いことになっています。
しかし,そんな簡単にフロントメカを全部載せ変えるのは無理であります。クランクはバカ高いし,ディレイラはついこの前新しくしたばっかりです(Ultegraだし・・・)。

LOOK号フレーム慎重に合わせ,Ultegraに換えたばかりのFD。ヅラにしておけば良かったよ・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
クランクのデザインは105が好きです(負け惜しみ?)
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8というわけで,毎度のことですが,シマノの言うことは無視して,多少は性能が落ちることを覚悟しつつ,フロントは現状のまま(クランク=105,FD=Ultegra)で行くことにしました。
そもそも,UltegraのFDだって,他グレードとは互換性が無いはずなのに,TIAGRAのSTI+105のクランク(しかも9速)で問題なく使えていたのですから,たぶん,大丈夫でしょう。たぶん・・・。
DURA-ACE化に向けて用意したコンポ達
結局,今回のアップグレードで用意したのは,STI,カセットスプロケット,チェーンの3点だけです。
STI (ST-7900)
カーボンレバーがとっても格好いいです(^^)
今回の載せ変えによる副次的効果として,シフトケーブルルートの変更があります。そう,7900系からは,カンパのようにシフトケーブルもハンドルバーに沿わせたルーティングになっています(これが,後に失敗の原因になるとも知らず・・・)

箱を開けると,ご神体が出てきました(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
おおおおぉ,黒いカーボンレバーがカッコイイ~!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
また,シフトユニットが従来のレバー側から,本体側に移動したことから,レバー上部のデザインがだいぶ変更になっています。
気になる重量ですが,もちろん,測ってみました。
TIAGRAの490gに対して368g(左右両方)。STIだけで140gの軽量化になります。嬉~

TIAGRAは490gだす。3年間,ごくろうさまでした・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
ヅラは368gズラ。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
カセットスプロケット (CS-7900)
実は,RHC号の頃から,スプロケットだけはDURA-ACEでした。
7700系の9速スプロケットを使っていたのです。
せっかく,アップグレードするのですから,今回も7900系のスプロケットにしました。
で,ちょっと悩んだのがギア構成。
12-27Tはとても便利(27Tは命綱です!)なのですが,コンパクトクランクと組み合わせると,平地を巡航する際に,「適切なギアの組み合わせが微妙に無い」という問題もあります。

数ある自転車パーツの中でも,スプロケットは一番美しい気がします(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dインナーで走るには軽すぎるし,アウターでは重すぎ。どちらで走っても,チェーンラインが斜めになってしまうのです。
そこで,11-27Tという組み合わせに目がいったのですが,残念ながら,Wiggleでは品切れ状態。
悩んだ末に出した,「11-27T」という回答だったのですが,売り切れじゃぁしょうがない。あっさりと,今までと同じ12-27Tにしました(笑)
で,気が向いたら,後日11Tを1枚だけ購入することにしました。
コンポ調達編のまとめ
結局,アップグレード後のLOOK号はこんなコンポ構成になります。完成車では1グレードにきれいに統一されていたり,RDだけ上位グレードを採用していることがありますが,LOOK号はグレードの坩堝です(笑) SORA以外,全部ある。
| パーツ | グレード | 型式 |
|---|---|---|
| STIレバー | DURA-ACE | ST-7900 |
| クランク | 105 | FC-5650 |
| BB | Ultegra | BB-6700 |
| FD | Ultegra | FD-6700 |
| スプロケット | DURA-ACE | CS-7900 |
| RD | 105 | RD-5600 |
| チェーン | DURA-ACE | CN-7901 |
| 前ブレーキ | 105 | BR-5600 |
| 後ブレーキ | TIAGRA | BR-4500 |
さて,コンポ調達編はここまで。
次回は組み立て(そして失敗)編に続きます~(^^)

むほぉ~,DURA-ACEのロゴがカッコイイ~(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D- ■関連するエントリー (「7900」つながり)
-
三転び三起き - カーボン末端処理やり直しの巻

一見,すごくキレイに見えますが,爪でつついてエポキシを剥がしたあとのISPです。
爪でこんなキレイに剥がれてしまうとは・・・。
つい数日前にコラムカット作業が完了してほっと一息したのもつかの間。切断したコラムの末端処理としてエポキシ接着剤を使っていたのですが,「それじゃだめですよ~」というご意見を頂いておりました。
以前のISPやBB周りの修理の時にも,ひらひらさん他,いろんな方が「瞬間接着剤でやるけどな~」というご意見をいただいておりました。
というわけで,完成したばっかりですが,もう一度ふたを開けてみて検証することにしました。
カーボン末端処理の目的
おさらいですが,カーボンの切断面や破損面(涙)には,接着剤による末端処理が必要とのことです。
末端処理には目的が二つあります。
- カーボン繊維が吸湿するのを防ぐ
- カーボン繊維がばらけてくるのを防ぐ
LOOK号では,
インテグラルシートポスト(ISP),ステアリングコラムの2カ所をノコギリで切断,末端処理しています。また,
チェーン事故によって傷ついたBBハンガー部の修理もしています。
そして,いずれの処理も,「樹脂っていうくらいだからエポキシかな?」ということで,エポキシ接着剤を薄く塗る処理をしていました。
現状処理の検証結果
対象となる3カ所のうち,一番気になるのはISP。なぜなら,切断面に力が直接かかるのはここだけだからです。
LOOKのISPはE-POSTと呼ばれ,設計上はポスト内部で膨らませるゴムで支えていることになっていますが,実際にはISP上部の切断面にもかなりの応力がかかっています。
そこで,まずはISPの末端処理状況から確認してみました。

E-POSTを外して切断面を見てみる。お~,ちゃんとしているじゃん~(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8E-POSTを外してみると,写真のように,非常にきれいな仕上がり状態を保っています。
「特に何もないじゃん。驚かして~(^^)」と思いつつも,爪でちょいちょいつついてみると,なんと,簡単にはがれ落ちてしまいました(驚!)
夏の終わりに,日焼けした皮がむけるみたいに,簡単にポロポロと白いエポキシが落ちていきます。
o.kさんには「ケレンすると分かりますよ」と言われていたのですが,指だけでこんなにきれいに剥がしきってしまいました。

爪でつつくと,あれ? 簡単に剥がれるぞ??
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
数分後。きれいサッパリ脱皮(?)したISP。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8おぉ,なんたるちあ,さんたるちあ!(=おやじギャグ)
そして,最新施工後のステアリングコラムもごらんの通り,全く同じように簡単に剥がれます。施工後1週間ですから,劣化でもなんでもなく,最初からくっついていないということです。

コラムも剥がれます。しかし,分厚いな・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8最後に,BBハンガーの修理部の検証に入ります。なんで,最後にやるのかと言えば,この部分を見るためにはチェーン・クランクを外さなければならないので,ISP・コラムで問題がなければいじらないで済まそうと思っていたからです。
しかし,ISPもコラムもボロボロ(いや,ポロポロか?)だったので,しぶしぶチェーンを外し,クランクを外して調べてみることにしました。

BBハンガー部。こちらは,「日焼け肌」とうより,「かさぶた」という感じ。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8結果はごらんの通り。3カ所のうちで,一番,「ポロポロ度」が高かったです。
エポキシで固めた上にクリアスキンでカバーしていたのですが,カバーを外して指でつつくと,かさぶたのようにポロリと剥がれ落ちてしまいました・・・。
以上,3カ所ともだめだめ状態であることが判明しました。いやぁ,早めに気が付いてよかったであります・・・。
修復処置完了!(^^)
o.kさんや多くのネット情報によると,カーボンの末端処理で大事なのは粘度が低い接着剤を使うことで,瞬間接着剤が理想的とのこと。
というわけで,おいらも素直に瞬間接着剤を使って修理することにしました。また,プライマーを使う人と使わない人がいるようですが,おいらは使ってみました。
検証したときと同じくISPから取り組んだのですが,切断面に瞬間接着剤を垂らしたとたん,カーボン繊維の間にす~っと吸収されていきました。

今回は,細~いノズルの付いた瞬間接着剤でやってみました。ぐんぐん浸透していきました。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8やってみてすぐに「あぁ,これか~」と分かりました。おいらが使ったエポキシ接着剤は,粘度がものすごく高いですから,カーボン繊維の隙間に入り込むなんてことはなく,切断面の表面だけに蓋をするようなものです。
それに対して,瞬間接着剤は,低い粘度・表面張力によって,繊維の中まで浸透していって固化します。これは強いであります。
ただ,瞬間接着剤の性質上,「指でならす」というのは難しそうです。おいらは,細~いノズルが付いた奴を使ったので,このノズルで薄~く伸ばして塗ることができました。この辺は,もっとうまくやるためのノウハウがあるのかもしれません(刷毛とか?)
で,できあがりはこんな案配。

ちょっと白化してしまいましたが,まぁ,こんなモンでしょう。固くて剥がれないですし(^^)
今週末に細かいサンドを買ってきて仕上げようっと。
ちょっとだけ白化してしまいましたが,薄~く頑丈になってくれました。つついても剥がれません(喜)
本当は目の細かいサンドがあればいいのですが,あいにく手元には200番台とかしかなかったので,今週末に細かいのを買ってきて,再度しあげてあげましょう
(^^)
そのほかの,ステアリングコラム,BBハンガー部も同様に修繕しておきました。ハンガー部の所は,本当にぐんぐんと接着剤が染み込んでいきました。エポキシ接着剤ではとても真似できません。

BBハンガー部。左の大きな傷が修理完了。次は右側の小さな傷を処置しましょう。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
しかし,なんとも大作業である。まぁ,とても楽しいからいいんだけど(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8いやはや,3回処理して,3回やり直すとは手の込んだ作業ですが(笑),おかげで良い勉強になりました。
カーボンの切断面や破断した箇所は瞬間接着剤。これからは,Shiro家の家訓として末永く語り継がれていくことでしょう。
o.kさんをはじめ,みなさん,ありがとうございました~
- ■関連するエントリー (「カーボン処理」「コラムカット」つながり)
-
コラムカット計画進行中(その3:バーテープ交換!)
コラムカット計画進行中(その2:超ミクロ改善)
コラムカット計画進行中(その1:DEDA ZERO 100SCステム交換の巻)
