また角田光代の本を読みました。今度は,ちょっと「子供向きか?」とう感じの『キッドナップツアー』。だって,表紙はこんな感じだし,字は大きいし,ちょくちょく挿絵は入っているし・・・。
でも,そんな簡単なお話ではありません。子を持つ親(親を持つ子にも)にとって,おもしろく,また考えさせられる本でした。
見た目やタイトルとは違って,子どもとの接し方,子どもから見た親や社会の仕組み,他者との関わり方がメインテーマだと思います。
日々,子どもと一緒にお出かけしたり,食事をしたり,オモチャを買い与えたり,公園で遊んだりしている我が家ですが,子どもから見た僕らはどうなんだろう?ということを思ってしまいました。