この画面を見るのに、8年もかかりました・・・!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
毎年恒例、2018年の自転車生活を振り返ってみましょう。
単身赴任も2年目に突入して生活リズムのコツをつかんできたため、パワートレーニングなるものをZWIFTの力を借りてせっせと取り組んだ1年でした。
相変わらず屋外走行は少なめですが、日々の室内練習の積み重ねで、大きなヒルクライム目標のうちの一つをギリギリ40歳代で達成することができた、良き一年でした(^^)
ありがとう、Eric Minさん!(ZWIFT社のしゃちょ~)
ありがとう、両親!(毎晩のローラー騒音公害・・・)
年間走行記録
2018年の年間走行記録を、LOOK595号に乗り始めた2010年以降のデータと比べてみました。
年 | 走行距離 (km) |
出動回数 (回) |
総上昇高度 (m) |
パンク回数 (回) |
室内練回数 (回) |
室内練距離 (km) |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 2827 | 87 | 39071 | 2 | 72 | 882 |
2014 | 2701 | 66 | 33374 | 2 | 52 | 798 |
2015 | 3040 | 73 | 32233 | 1 | 89 | 890 |
2016 | 3060 | 78 | 33960 | 0 | 63 | 968 |
2017 | 2401 | 64 | 26732 | 0 | 84 | 1573 |
2018 | 1922 | 42 | 23844 | 0 | 155 | 4180 |
年間の走行距離はわずか1922kmと、ブッチギリの過去最低記録です。
単身赴任前(2016年以前)は、平日にポンと有給休暇を1日だけ取って遠出することが多かったのですが、単身赴任開始後はその必殺技が使えず、また、週末は過酷な家事労働が待ち構えている可能性が高まっています。
その代わりに、平日の室内練習(=ZWIFT)の回数はかなり増えていて、年間で155回もやっていて、(仮想ですが)毎月の走行距離もこんなことになっています(↓)
毎月の走行距離。
実走行(オレンジ)の何倍もZWIFT(青)で走っているのが分かります・・・。
夏の間はZWIFTは全くやらないし、週末もあまりやらなかったので、それ以外の平日のほとんどはZWIFTをやっていたと推測されます。
また、2018年も無パンクで過ごすことができ、屋外走行無パンク記録を9432kmまで伸ばすことができました。うまくいけば、2019年中に、2度目の無パンク10000km達成か!?
ヒルクライム成績
2018年の前半は、とにかく室内練習(ZWIFT)に猛烈に取り組んでいたため、FTPはぐんぐん上昇し、体重はぐんぐん(とまではいかない)減少していました。
そのおかげで、2018年のヒルクライム成績は、以下のように好調なものでした。
大会目 | 2018年ベスト | 過去ベスト | コメント |
---|---|---|---|
富士ヒルクライム | 80分 | 81分 (2012年) |
昨年より12分も短縮! |
ヤビツ峠 | 39分31秒 | 40分12秒 (2012年) |
遂に40分切を達成! |
湘南平 | ∞(行ってない) | 7分31秒 (2015年) |
ヤビツばっかりで・・・ |
我がヒルクライム人生の2大目標、「ヤビツ40分切り」と「富士ヒルシルバー」のうち、「ヤビツ40分切り」を達成することができました。
富士ヒルは自己ベストを更新したものの、残念ながらシルバーには届きませんでした。
昨年1年分の、練習量・体力・体調のトレンドを図示するPMC(Performance Management Chart)を見ると、こんな感じになります(↓)
2018年のPMC(面が体力、青線が練習量、オレンジ線が体調)
富士ヒル(6月10日)は練習量を減らしていたので体調はいいけど、体力が下がっていたのが残念。
面グラフが体力(Fitness)ですが、年初から徐々に上昇していって、4月末ごろにピークになり、ちょうどこの時期に「ヤビツ40分切り」を達成しています(2回)。
一方、富士ヒル本番を前に練習量を減らしすぎたために、体調(オレンジ線)は向上したものの、体力はかなり減少してしまっています。
2018年は、PMCを利用していなかったのですが、今年は富士ヒル本番に体力ピークを持ってこられるよう、もっとトレーニング量をちゃんとコントロールしていこうかと、ひそかに企んでおります(^^)
2018年の主な出来事
【1月】スパイクタイヤ大活躍(LGS SIX号)
2017年秋から通勤用として活躍し始めたLGS SIX号。
冬用に購入したスパイクタイヤが大活躍し、豪雪(というほど降らないですが)の上を楽しく走り回って通勤していました。
昨年末に勢い込んで装着したものの、年が明けたら暖かい日が続いたせいで全く出番のなかったスパイクタイヤ、シュワルベ『マラソン・ウィンター・スパイク』。
スパイクピン、大きいブロックパターン、激重い(1kg)、極太(2インチ)の4重苦によって、苦行のような走り(負荷装置?)となっていましたが、いよいよ本領を発揮する時が来ました!
1月22日から降り始めた雪は、福島中通り地域でも30cm近くも降り積もってくれました。
いよいよ、楽しい、折衷雪中ライドです(^^)
【4月】遂にヤビツで39分台達成!
初挑戦から苦節8年、40代最後の年に、ようやく40分を切ることができました。
自分でも、最初は「計測ミスか?」という疑いもありましたが、合計3回も達成することができましたので疑惑も払しょく(^^)
ゴールデンウィークの初日である2018年4月28日、世界中のヒルクライマーが待ち望んでいたビッグニュースが飛び込んできました。
2010年5月の初挑戦から丸8年、ついに、念願だったヤビツ峠タイムアタック(名古木交差点~頂上)の「40分切り」を、日本のShiroさんが達成しました!!!
挑戦し始めたころは、毎週のように自己ベストを更新し続け、2012年5月には「40分12秒」までタイムを伸ばしていたため、記録達成は時間の問題と噂されていたのですが、そこから長いトンネルに入って早6年。
全世界が待ちに待った(わけない)、御年49歳、69回目の挑戦での大記録達成です!(^^)
【6月】富士ヒルで自己ベスト更新!
2017年はまさかのブルーリング(92分)でしたが、2018年は6年ぶりに自己ベストを更新することができました!(80分)
目標であるシルバーには(75分)まで、あと5分!(されど5分・・・)
6月10日、第15回Mt.富士ヒルクライム(FHC2018)に参加し、無事に生還しました!!
2012年の第10回大会以来、6年ぶりの雨大会になりましたが、その時に記録した自己ベスト(1時間21分)を、久しぶりに更新することができました!
雨は寒いので大嫌いなのですが、雨になると調子がいいようです・・・(^^)
【7月】油圧ディスクブレーキ車登場!(LGS S9号)
単身赴任先にLGS SIX号をもっていっている(通勤用)ため、自宅での足用にルイガノのミニベロ、LGS S9号を購入。
LGS S9初期改造工事シリーズの5回目です。
ハンドルバー、ステム、ペダル、センタースタンドときたら、次はキャリア・カゴでしょう。
純正キャリア・カゴが用意されているので、簡単だと思ったのですが、意外と難産でした・・・(^^;
なまじ自転車生活が長いので、購入直後からやりたいことが目白押しで、2018年夏はLGS S9号をいじることだけで終わってしまった感があります。
それにしても、よくこれだけ、一気にやったもんだな、と呆れます・・・(笑
- ハンドルバー、ステム交換
- SPDペダル交換
- SPDシューズ新調
- センタースタンド装着
- キャリア・カゴ装着
- タイヤ・チューブ交換
- 偽カーボンホイール化
- デュアルコントロールレバー化
- RDのローノーマル化
当初はご近所の足として導入したのですが、山中湖や昭和記念公園など、遠くまで車載していってツマとポタるなど、早くも定年後の生活を垣間見るような使い方になっています(笑)
【10月】大月ライドでトラブル多発
ヤビツ通いと、ミニベロポタばかりになっていたため、思い立って200km級のロングライドに出かけました。
道志みちが閉鎖になっていて大回りになった挙句、左STIの変速機構がぶっ壊れてしまい、御殿場から藤沢までを1速のみで走るという、地獄のようなライドになりました。
7900系DURA-ACEは手に入りにくく、「いっそ電動化? ムフッ?」と期待が高まりましたが、残念ながらAMAZONで修理部品が入手できてしまい、夢に終わってしまいました。
まとめ
昨年の年初に書いた「2017年の自転車生活を振り返る」の末尾の方では、以下のような記述がありました。
今年こそ、ヤビツの40分切りは達成できることでしょう(と言い続けて早7年。笑)
当時は、「こう書いているけど、結局、来年も達成できないんだろうなぁ・・・」程度の軽いノリでしたが、まさか本当に達成できてしまうとは、本当に驚きです。
「やればできる」とか「努力は裏切らない」という無責任な言葉はあまり好きではありませんが、「正しい努力をすれば、ある程度はできる」ということが分かった一年でした(^^)
今年は、もっと限界を高めることができるか、挑戦の年になります。
つづく(^^)
今年も変わらずLOOK595で!
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
Shiroさん:
かなり色々な事が有った年でしたね。
特に単身赴任は自分にも家族にも負担(喜び?)になっている事でしょう。(経験者は語る)
今年も楽しい記事を期待しています。