出た~、ワンタッチ業界(?)最大級の1000ルーメンです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
2021年、1回目のライト増殖定期報告です。
前回のライトネタが2020年2月ですから、「もうライト買わなくなったの?」と心配された方も多いと思いますが(?)、ご安心ください、ちゃんと2個ほど増えています。
まずは、大きな1000ルーメンさんから紹介です。
ワンタッチ装着で1000ルーメン
以前、LEZYNEの350ルーメンや500ルーメン、BYDLIGHTのパチモン400ルーメンなどを紹介した時にも書きましたが、専用マウントではなく、ゴムバンドで固定するライトがお気に入りです。
毎年のことですが,秋になると買いたくなるのが自転車用ライト。
暗い時間帯に走ることは少ないのですが,逆に言えば,それゆえに「手軽に着脱できる明るいライト」が欲しくなるのです。
てなわけで(?),秋になるたびにライトが増えているのですがが,今年の秋は,LEZYNE社の『HECTO DRIVE 300XL』という,手軽に着脱できる明るいフロントライトが仲間入りしました。
ご存じの通り(?)、いろんなライトを持ってはいるのですが、前照灯として十分に使える明るさのライトは、3個しか持っていませんでした。
現在、日常的に乗っているバイクは595号、SIX号、S9号、次男坊号の4台のため、微妙に使いまわしていましたが、もう1個揃えて固定化することにしました。
バイク4台あるんだから、ライトも4個ないとね(^^)
手持ちのバイクすべてに購入する必要がなく、乗りたいときに、付けたいライトをワンタッチで装着できるので、便利だからです(「すでにバイクよりライトが多いやろ」と突っ込まれると困るのですが・・・。)
今回登場するのは、そんなワンタッチ着脱ライト業界(あるの?)の王者といっていい、LEZYNE LITE DRIVE 1000XL(以下、1000XL)です。
名前の通り、光量は驚異の1000ルーメン。
専用マウント形状のライトなら1000ルーメン超えもあります(例えばコイツは1200)が、ゴムバンドで固定するワンタッチ型ではこれだけじゃないかと思います。
以前購入した、ガシロンの800ルーメン(こいつは専用マウント)を次男坊に盗まれたため、父として、それを上回る光量が必要だったため、1000XLを購入です。
上が300XL、下が1000XL。全く同じデザイン。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
使い勝手
【良】広範囲に明るい
肝心な光量ですが、1000ルーメンもあるので明るさは十分。
配光パターンはかなりワイドになっているので、真っ暗な道を走るときも安心です。
以下、LEZYNE300ルーメン、巨大1200ルーメンとの比較です。
無灯火の状態。ほぼ真っ暗。
LEZYNE HECTO DRIVE 300XL。
LITE DRIVE 1000XL。広範囲に明るい~(^^)
中華1200ルーメン。明るいけど狭くない?
【要改善】DAYTIME FLASH明るすぎ?
最近のLEZYNEライトには標準的に備わっている、DAYTIME FLASH機能。
点滅する際に、一瞬だけ、最大光量発光が含まれるモードで、名前の通り、昼間でもかなり目立ちます。
交差点を直進するときに対向車が右折してくる際などに、対向車に激しくアピールできます。
ただ、500ルーメン(LEZYNE CLASSIC DRIVE 500XL)でも嫌がられるくらい眩しかったので、1000ルーメンはやり過ぎな感があり、光軸を下向きにしても、歩行者から「え?」と驚かれることがあります。
光量半分のDAYTIME FLASHモードも欲しかったです。
日中でも1000ルーメンはかなりまぶしい。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
【良】充電端子が普通!
LEZYNEのワンタッチ取り付けシリーズは、充電端子がなんとも微妙でした。
小型タイプ(300~400ルーメンくらい)はUSB端子直結でしたが、充電器の形状と合わないとすごく不便でした(2ポートくらい専有しちゃうし、キャップも失くす)
中型タイプ(500ルーメンくらい)だと、micro USBになってくれたのですが、そのゴムカバーの作りが「こじ開ける」タイプなので、いつか折れて紛失するだろうなぁ、という気がします(PionnerもGARMINも折れて無くなりました・・・)
1000XLもmicro USBなのですが、そのカバーはネジで緩く固定されていて、無理やり曲げるのではなく、横に回して充電するようになっています。
micro USBになり、かつ、キャップが回転式になりました。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
ゴムカバーに負担かけずに充電できます。Type Cなら完璧だったのだけど。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
これなら、カバーが折れて無くなってしまい、ママに怒られることも無いと思います。
ようやく、普通になってくれたか・・・。
【要改善】デカい・・・
光量が大きい分、バッテリーもバカでかいです。
ハンドルの上に乗せるとサイコンとぶつかり易いですし、サイコンの下にぶら下げると、ブレーキ・シフトワイヤたちとぶつかってしまいがちです。
普通に、18650を俵済みとかしたらよかったのでは?という気もします
装着感はこんな感じ。やっぱり、デカいなぁ・・・。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
【良】持続時間はかなり余裕
デカさとトレードオフですが、バッテリーが大きいだけあって持続時間は長めです。
1000ルーメンのフルパワーだと1時間半しか持ちませんが、250ルーメンなら5時間半も持ちますのでかなり余裕があります。
この明るさ(250ルーメン)で5時間30分持ちます。自分の体力の方が持たないよ・・・(笑)
SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
各点灯・点滅モードと持続時間。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
まとめ
400や500ルーメンの小型ライトたちをそのまま巨大化させた1000XL。
多少、取り回しに難がありますが、圧倒的な光量と持続時間は頼りになります。
日中メインのライドに装着していく気になれないサイズですが、100kmを超えるライドだと、これ1個あるだけで安心感は抜群です。
我が家では出番が無いですが、細いハンドル用のアダプタ(?)も付いてきます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
でも、やっぱり、もう1個くらい、ちょうどいいサイズが欲しくなっちゃうもんなんですよねぇ。
というわけで、次回はもう1個のライトを紹介予定です。
レザインの1300XXLを使用していますが、1000XLよりバッテリーの持ちも良いですよ。
1300ルーメンモードでも2時間半照射可能ですし、何より450ルーメンで8時間は驚異的では有るかと。ただ345gとヘビー級では有りますが…。