9月のおいらは「宮部みゆき強化月間」。今回は,宮部みゆきのシリアスな小説を読みました。
宮部みゆきは,少年を主人公とした心温まる小説を書くかと思うと,『火車』や『模倣犯』のように社会問題を取り上げたシリアスな小説を書くことがあります。そして,今回読んだ『理由』は,後者のタイプの小説です。
本・読書一覧
冒険終了,無事,現世に帰って参りました。
上下巻で2300ページ。とっても分厚かったのですが,1週間ちょいで読み終わりました。
朝夕の通勤電車+深夜の風呂読書で読破。最後の方は,「もうちょっと,もうちょっと」と読み進んで湯あたりしていましたが・・・(アホ?)
懐かしい。たまらなく,懐かしいです。
おいらが小さい頃,好きだった絵本の一つです。
どうやら,おいらは,普通に「かわいい」絵本は苦手だったようで,ヤーノッシュの『おばけリンゴ』とかを愛読していたみたいなのですが,この『はろるど まほうのくにへ』はかわいいのに,大好きでした(変なの)。
そして,この夏,実家に帰省して何十年かぶりに「はろるど」を見つけて,チビ達に見せてあげました。
ここのところ,宮部みゆきの小説を連続堪能中。
先週は,『蒲生邸事件』『理由』の2冊。そして,今週からは『ブレイブ・ストーリー』の上巻に突入です。
おいらにとっての宮部みゆきは,村上春樹と並んで大好きな作家であります。学生の頃は,『魔術はささやく』『龍は眠る』『レベル7』,そして『火車』なんかを読みふけっていました。
「ろみお ろみお なぜおまえは ろみおぢゃ」「よごれっちまった かなしみに」・・・
冒頭から,なんのことやら?とうい感じですが,奥さまがチビ達用に衝動買いしたカルタの読み札です。