例によって,一冊読んだら止まらない浅田次郎。
前々から,読もう,読もうと思っていた『天国までの百マイル』を読み終わりました。
このおっちゃん(浅田次郎のことね,念のため)の小説は,「こてこて」の浪花節のように思えちゃうんだけど,実は,本当に,こてこての人情にあふれた小説ばかりです。
そして,この「こてこてさ」がたまらなく,一度読み始めると止まらなく,一週間で3冊も読んでしまいました・・・
本・読書一覧
例によって,一冊読んだら止まらない浅田次郎。
前々から,読もう,読もうと思っていた『天国までの百マイル』を読み終わりました。
このおっちゃん(浅田次郎のことね,念のため)の小説は,「こてこて」の浪花節のように思えちゃうんだけど,実は,本当に,こてこての人情にあふれた小説ばかりです。
そして,この「こてこてさ」がたまらなく,一度読み始めると止まらなく,一週間で3冊も読んでしまいました・・・
また,浅田次郎を読んでしまった。(もちろん,本ね)
読んだのは「薔薇盗人」。新潮文庫では初の浅田次郎の文庫本で,「あじさい心中」「死に賃」「奈落< 」「佳人」「ひなまつり」「薔薇盗人」の6つの短編からなる短編集です。
まぁ,今更ですが,浅田次郎は短編集がとても得意なのだと思います。
おいらが読んだのだけでも,「鉄道員」,「霞町物語」,「椿姫」,「月のしずく」,「見知らぬ妻へ」,「霧笛荘夜話」などなど。どれも,短い中に,人生の哀切や意外性を持ち込んだ,目頭を熱くするいいお話が満載です。
ちょっと前に読んだ,白石一文の「一瞬の光」について,急に思い出すところがあったので,書き留めてみました。
ちまちま読んでいたので,タイトルの「一瞬」とは裏腹に一週間もかかりました。
感想は,残念ながら,「む゛~」です。
久しぶりに,浅田次郎を読みました。(もちろん,本ね)
浅田次郎は,あんまり続けて読むと,「泣かせどころ」がなんとなく読めてきちゃう(それでも泣けちゃうんだけど…)ので,たまに読むのがよいです。
この前読んだのは,自身の自伝的な色合いの濃い小説「霞町物語」でしたが,やっぱり,泣けてしまいました。粋なおばあさんと,写真館のおじいさんの話はとってもよかったです。
んで,今回はこの世の果てのような港町の,それまた果てのような場所に建つ,おんぼろアパートに住んでいた6人の住人達を主人公にした連作です。
彼らは,世間様が考える「幸せ」とはほど遠い生き方をしながらも,誠実に,そして幸せな人生を全うしていきます。
吉田修一 『東京湾景』,読み終わりました。
友人の薦めで,久しぶりに恋愛小説を読んでしまった。
量が多いかと思ったんですが,通勤電車のみで一週間で読破できました。
そして,いま,ため息をついています。「はぁ……」