先週の日曜日,前日の本気ヒルクライムでくたくたになったカラダと心を癒すため(笑),久しぶりに夕方の鵠沼海岸をフォトポタしてきました。
ゆったりとした風景を心ゆくまで堪能したいところですが,その思いとは裏腹に,家事手伝いと日没との時間勝負の超高速スプリントなのでした。
まぁ,毎度のことなんですが・・・(笑)
鵠沼海岸へGO!
ローン&妻子持ちの四十路オヤジはどこも同じようなものかもしれませんが,休日と言っても,食事や掃除,買物や庭の草むしりなどで1日があっという間に過ぎてしまいます。
この日は,朝から「今日は2時間は走るぜ!」と(小声で)宣言していたのですが,色んな家事が入ってきてしまい,自転車タイムは押せ押せになり,夕方4時半ごろになってようやくチャンスが訪れました。
今の季節,日没は5時半ごろですから,全速力で準備して出発すれば美しい日の入りに出会うことができるかもしれません。
ビブタイツ,アンダー,ジャージ,アウター,カイロ,ホットドリンク,心拍計ベルト,サイコン,グローブ,タイヤエア注入,ライト用意など,無限に続くと思われる自転車準備をこなし,さらにカメラと,絶対に忘れてはいけない電池を持って家を出発できたのはちょうど5時。
あとは,巡航40km/hで海辺まで飛ばすだけだ,わっはっは・・・。苦しい~(笑)
げはぁ,家を出たらもう5時ジャン!
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
今年最高の自転車写真(^^)
巡航40km/h,心拍170bpmで走り続けたおかげで,なんとか日没直前に鵠沼海岸に,(息も絶え絶えで)たどり着くことができました。
休むまもなくドイターからカメラを取り出して,息を殺してファインダーを覗く。
もう,気分はバイアスロンです(笑)
おぉ,ギリギリ日没に間に合った。ぜ~は~,ぜ~は~
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
サーファーさん達もそろそろ陸に上がるところでした。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
今回のカメラ装備は「レベル4」であり,長靴と三脚は持ってきていません。
なので,砂浜まで降りることができないので(靴の中が砂まみれに・・・),砂浜沿いの堤防の上からの撮影になりました。
確かにきれいな夕日ではあるのですが,「特別に美しい!」というわけではないので,最初に数枚撮ったあとは,堤防の上を東に向けてゆっくりと走っていました。
すると,砂浜,というか波打ち際を1台のMTBが西に向けて走っていく姿が目に入りました。
最初は「へぇ~,あんなところも走れるんだ」なんて思いながら通り過ぎたのですが,100mくらい走ってから「いや! この先で夕日と一緒に撮れるのでは!?」と気が付き,あわててUターン。
なんとか追いついて撮れたのが,この写真。
なんて素晴らしいところを走ってるんでしょう・・・。いいなぁ(^^)
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
夕日に光る砂浜に,遠くには烏帽子岩。
そして,赤く染まった景色の中を,ひとりで走るMTB。
今年のおいらのダメ写真のなかでは,一番の自転車写真を撮ることができました。
追いかけてよかった~(^^)
波打ち際は水で締め固められているので,意外なほど足場は安定していて,写真を撮るときも三脚を立てることができます。
だから,ある程度タイヤ幅があれば,走ることができるんですね。
さすがにロードでは無理でしょうけど,MTBもどきのLGS SIX号でも可能なのかもしれません。いつかやってみたいなぁ~(^^)
日が落ちて・・・
MTB氏とお別れした後は,夕日を楽しむ人がたたずむ新江ノ島水族館前に。
無人の海もいいのですが,仲のいい人たち(家族,恋人,友人)がお互いを写真に収めている姿を見るのも大好きです。
この日は寒かったこともあって人出は少なめでしたが,波打ち際で二人の女性と男性が写真を撮っていました。
仲のいい3人(?)が写真を撮っていました。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
周囲には人がいなく,静かな海でした・・・。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
その男性は,少し腰を落として,細かく指示を出しながら一眼レフで撮影していたので,「写真が好きな友達同士なのかな~?」なんて見ていたのですが,実は違っていました。
上の写真を撮ったあと,男性は二人の女性にお礼のお辞儀をしてお別れしたのです。
おそらく,恋人や友人ではなく,純粋に「写真を撮らせてください」と声をかけて撮らせてもらっていたのだと思います。
おいらも,極まれに声をかける事がある(逆にかけられることも)のですが,この人は本当に写真が好きなんだなぁ,と好感を持ってしまいました。
本当はおいらもやりたいところですが,いくらなんでも,この怪しいイデタチではねぇ・・・。
「海辺でタイツ履いている中年オヤジ」ですから,脇に自転車が無かったら,通報されてもおかしくないような(笑)
さぁ,そろそろ来た道を帰りましょう。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
というわけで,波打ち際を走るMTBに憧れ,同じく波打ち際で被写体に声をかけて撮るカメラバカにも憧れる,目よりも心を癒される夕方海岸フォトポタでした。
また来週も行きたいなぁ。
もちろん,長靴を持って(^^)
>fumitaroさん
海辺写真を撮っていると,やっぱり,「人」が入っているかどうかでぜんぜん違うことに気が付かされます。
ただ,おいらは,ちょいちょいっと走っていって,ちょいちょいっと撮って帰るだけなので,こんなレベルどまりです。
写真を本気でやっているプロやハイアマの方であれば,最高のシーンになるように人が通るまで辛抱強く待ったりするのでしょうね。
もうちっと気合を入れて,偶然じゃないショットを撮りたいですねぇ~
海も山も(^^)