この高さ! シークレットシューズ?
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
SIDI Wireシューズのヒール(踵)を交換しました。
純正の薄いヒールではなく、一気に、ハイヒール化です(^^)
NICEPOINT
- ロードシューズなのに歩きやすくなる!
- 普通の形で歩けるので滑りにくい
- カーボンソールを傷つけにくくなる
- たぶん、クリート側のゴム摩耗も少なくなる
- ヒール着脱ネジがつぶれる心配が無い
POOR POINT
- 少し重い(片側30g、ネジ別)
- 見た目が気になるといえば、気になる
- ネジ山がつぶれた方のヒール外すのが大変(この商品のせいではない・・・)
摩耗限界ヒール
SIDI Wireシューズのヒール(ラバーヒール)はゴム製で摩耗しやすいのですが、純正パーツが広く出回っているので、取り換えが可能です。
前回交換したのは2017年で、この時は素直に純正ラバーヒールで交換をしていました。
フルメンテ2017に先立ち、決戦用のSIDIシューズ(WIRE Carbon Vernice Chris Froome Limited Edition、長!)のラバーヒールを交換しました。
先日の雨レース(CPF2017)で汚れ砲台放題になったSIDI Wireを水洗いしていた時、ラバーヒールがとんでもなく摩耗していることに気が付きました。
危うく、滑って転んでフレームが全損して、LOOK 785 Huez SRを新調してしまうところでしたよ(んなアホナ)
それから2年半、またも摩耗が進んできました。
が、交換作業が面倒くさかったのでしばらく放置してしまい、ゴムが摩耗しつくして地肌(?)が見えそうなくらいまで摩耗してしまいました・・・。
普通、ここまで放置しますかねぇ・・・。左なんて喪失しかけています。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
せっかくなのでハイヒール化してみよう(^^)
2回目のヒール交換になりますが、また同じ純正にするのも芸がないので、「UP HEEL」というアイテムを選んでみました。(以下、「アップヒール」)
SIDIユーザーの救世主、「UP HEEL」
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
アップヒールは、SIDI純正のラバーヒールと互換性があり、その厚さ(高さ)が純正の数倍もあります。
もともと、ロードシューズはつま先側に巨大なクリートがあるため、どうしてもつま先側が高い、逆ハイヒール(ハイトウ?)のような状態になります。
そのため、みんな「ペンギン歩き」と呼ばれる、よちよちした歩き方になってしまいます。
アップヒールでは、ヒール側を厚くしてしまうことで、前後のバランスを取ってしまおうという、コロンブスの卵的なアイデア商品です。
取り付けてみたよ!
前回の交換作業時もそうでしたが、今回も、ラバーヒールの交換は大変でした。
写真の通り、取り付けネジも含めて摩耗してしまっていて、プラスドライバーが刺さってくれません。
Where is ネジ穴? どこにもないよ・・・。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
キリで粘り強く砂粒などを取り出し、さらにマイナスドライバーを使って、無理やりにでも「+」の形を再現させます。
作業の途中で、マイナスドライバーの先端を欠いてしまうトラブルはありましたが、片足30分ほどの採掘作業で、摩耗したラバーヒールを取り外すことができました。
キリやマイナスドライバーで砂・土を取り除く。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
こうなる(涙)
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
苦闘1時間の成果。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
ここまで摩耗させてしまうド阿呆がどれだけいるか分かりませんが、コツとしては、小さ目なマイナスドライバーをネジ山にあてて、プラスチックハンマーでコツコツ叩いて溝を作り、最適なサイズのプラスドライバーで慎重に回す、でしょうか。
このドライバーセットが大活躍。最適サイズの「+」が選べます。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
このスゴイ差!
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
歩いてみたよ!
取り換え前の写真を撮り忘れてしまったので、次男坊のS-Works6シューズと比較してみました。
おぉ、SIDIはほぼ水平になっている!
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
アップヒールではヒール側が高くなり、シューズ全体としてほぼ水平に近くなります。
実際に履いてみると、ほぼ普通のシューズと変わらない感覚で歩けるので、逆にものすごく新鮮です。
まだ装着して10回くらいしか走っていませんが、とても気に入っています。
- 圧倒的に歩きやすい
- 普通のフォームで歩くので滑りにくい
- カーボンソールを傷つけにくくなる
- たぶん、クリート側のゴム摩耗も少なくなる(KEOのグリップクリートは高いのよ・・・)
- 摩耗し尽くすには相当の年月が必要で、取り付けネジがつぶれる心配は無い
いいことだらけのアップヒールですが、気になる点もいくつかあります。
- バイクに乗ると、妙に飛び出たヒールが少し目立つ
- 結構重い(片足30g、ネジ別)
見た目はそんなに気にしませんが、重さは少し気になるところ。
乗車中。まぁ、目立つといえば目立つか・・・?
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
もともと重たいSIDIシューズなので、30gくらい誤差かもしれない(?)ですが、富士ヒル本番を考えると少し悩むかも・・・。
本番だけは純正ラバーヒールに戻すか・・・?(悩み中)
それ以外は、とっても便利なアイデア商品です(^^) お値段も高くないですし。
おしまい。
さぁ、SIDIをハイヒール化しよう!
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
いつも楽しく拝見しております。
私のSIDIもハイヒール化しておりまして、
目から鱗の快適さに、もはやハイヒールの虜です(なんか違う)。
足首カックンを防止するために、若干の内股歩きを推奨します(嘘です)。
目立ち度については、私は「黒」を選択したため、「赤」ほどは
目立ち度低めかと。
これからすり減ってきてからの具合がどうか見極める必要がある
とは思いますが、これって一段目?がすり減ったらスリップサイン
ってことなんでしょうかね。。。