12年ブリの新SPDシューズは・・・?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
前回、回らないフラットペダルを片面SPDペダルに交換して、かなり警戒度軽快度が高まったLGS S9号ですが、まだまだ、致命的な問題を抱えていました。
それは・・・?
(ワンパターンな出だし)
気に入ってる点
- 普段のスニーカーとして十分に使えるデザイン
- クリートが路面当たることなく、普通に歩ける・走れる
- SPDシューズとしても問題無し
- お値段もお手頃
注意する点
- サイズが微妙に小さいので、よく試着する必要あり
- ロード用と比べると重たい
ペダルが12年前なら、シューズも12年前
「片面SPDペダル」は、今から12年前の2006年から、LGS SIX号で使って慣れ親しんたものです。
シューズは、シマノのSH-MT31というSPDシューズだったのですが、なんと、驚いたことにいまだに同じシューズを使っていました。
しかし、さすがに12年も履いていると劣化が激しい(いや、12年の割には傷みが少ないカモ)のと、サイズが微妙に合わないという致命的課題があります。
SH-MT31。あちこちヒビ割れや、破れが見られます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
購入当時の記事にも書きましたが、購入当初から微妙にサイズが小さく、「履いていたら慣れるべ」と甘い考えを持っていたのですが、ビンディングシューズがそう簡単に伸びたり縮んだりするわけなく、いまだにキツイままです。
そこで、せっかく12年ブリにペダルを交換したのだから、シューズも12年ぶりに更新することにしたのでした。
まず、この作業から始めねば・・・(笑)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
新しいSPDシューズはGIROで!
新しいSPDシューズの選定ですが、使用目的(LGS S9で町ポタ)からして普通に街中を歩けることが最大の条件。
レーススペックの物ではなく、「スニーカーのようなSPDシューズ」がほしいところ。
これだけを基準(でいいのか?)に探してみたら、シマノではなく、GIROの『RUMBLE VR』というシューズの評判が良さそう。
写真で見ると分かる通り、見た目は普通のスニーカーなのですが、ちゃんとSPDクリートが装着できるようになっています。
また、Vibram社というソール専業の会社(すごいな・・・)製のソールが秀逸で、街歩きやちょっとしたハイキングなどでも問題なく使えるとのこと。
上位モデルにはより軽快そうなシューズ(例えばGIRO REPUBLIC KNIT)もあるのですが、反比例してお値段が重厚になってくるのと、街歩き用ではなくなっていきそうなので、たいして悩まずにRUMBLE VRに決定です!!
じゃ~ん、12年ブリの新SPDシューズの登場です(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
12年前はサイズを(試着したのに)微妙に間違えてしまいましたが、今回は、横浜のY’Sで1時間近く、いろんなサイズを履いて試して購入です。
普段は26cmを履いていて、42(25.7cm)か43(26.5)で悩んだのですが、少し大きめの43で決着です。
左がSH-MT31、右がRUMBLE VR。GIROの方が少し細身かな?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
素晴らしい履き心地、GIRO RUMBLE VR!
購入して1ヵ月、まだ3回ほどしか乗っていませんが、RUMBLE VRは非常に履きやすくて大満足です。
この1ヵ月では、こんなライド(LGS S9号)をしています。
- ご近所鎌倉ポタ×2回(10kmほど)
- 山中湖ポタ(40kmほど)
- 車の運転(5時間ほど)
まだまだ全然使い込んでいませんが、最初に履いた時から違和感なく、とてもいい感じです。
【良】サイズが合っている!
当たり前です(笑)
やっぱり、シューズはスペックや価格以前に、サイズが合っていることが大前提ですね。
普通のシューズと違って、サイズがほとんど変化しないので、購入時の試着は必須です。
GIROは「普段より少し大きめが良い」と言われることが多いようですが、自分の場合も、0.5cmほど大き目で大正解でした。
ちゃんと自分の足で試着してから買いましょう。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
【良】履きやすい!
RUMBLE VRは、「普通のスニーカーとしても使えるSPDシューズ」のはずですが、まったくその通りで、街中を履いて歩いても全く違和感がありません。
見た目は普通のスニーカー(またはトレッキングシューズ)ですし、実際の履き心地もスニーカーそのものです。
SH-MT31も同じようなコンセプトだと思うのですが、RUMBLE VRはソールが少し柔らかいため、かなり歩きやすくなっています。
(分かりにくいですが)クリートはかなり奥まっています。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
また、クリートの装着位置が少し奥まっているため、固い路面を歩いても、クリートが当たる金属音がすることがなく、周りの目も気になりません。
いっそ、「SPDシューズとしても使えるスニーカー」といってもいいくらいだと思います。
【並】車の運転もOK
街歩きと同様、車の運転も問題ありません。
山中湖サイクリングをするために、現地まで車載して出かけたのですが、往復4時間ほどの車(FREED号)の運転も、多少、ソールの厚みは感じましたが、特に問題なくできました。
念のため、別にスニーカーも持って行ったのですが、全く出番なしでした。
横から見ても、普通のスニーカーです(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
【良】もちろん、SPDシューズとしてもOK
評価が最後になってしまいましたが(笑)、もちろん、SPDシューズとしてちゃんと使えます。
ロードほどではないですが、ソールはちゃんと固めですから、クリートが嵌っていればちゃんとパワーを伝達してくれます。
引き脚を使うほどシビアな走りをするわけではない(というか、最初からできない。涙)ですが、それでも、明らかに走りが軽くなります。
こんな写真ばかりで、自転車で使っている写真が無いのです・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
まとめ
今まで、SPDシューズはSH-MT31しか履いたことがなく、RUMBLE VRも似たようなコンセプトの製品ですが、明らかに快適度はRUMBLE VRの方が上です。
SPDとして使う場合も、スニーカーとして使う場合も、どちらも満点です(^^)
気を付ける点としては、
- サイズが微妙に小さいかもしれないので、よく試着すること
- 決して軽くはない(43サイズで440gほど)ので、期待しないこと
くらいかな?と思いますが、とにかく使い始めれば全く問題ないです。
やはり、12年も経つと、技術もデザインも進化するもんですね。
それではまた、12年後に。
またこの作業が12年後に・・・?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
webでぴったりサイズのシューズを選べる仕組みがあったらなぁ…
ぞぞに自転車分野へ進出して欲しいデス。