ようやく,ロード用のビンディングペダルを装着しました。「ロード用」と言っても,レース志向のSPD-SLではなく,普通に町中や野山を歩けるSPDペダルPD-A520です。
PD-A520購入の経緯
ビンディングペダルは何とも不思議な存在です。
足(シューズ)をペダルに固定してしまう,ちょうど,スキーのビンディングと同じ物です。初めてビンディングを使ってみようとした前夜は,「もし外れなくて転んでしまったらどうしよう?」と,とても心配していました。
しかし,LGS SIX号でSPDを使い始めて早4ヶ月。今では逆に,シューズが固定されてない方が違和感があります。さすがに,ご近所のスーパーに行くには普通の靴やサンダルを履いてLGS SIX号で行きますが,そういう時には「引き足が使えない」「段差とかで踏み外しそう」など,かえって怖くなってしまいます。
一方,おいら初のロードバイクLGS RHC号には最初はペダルが付いていませんでした。この世界(どの世界?)になじんでいない頃は,「なんでペダルがないねん?せこいコストダウンしおって・・・」と勘違いしてましたが,今ではちゃんと分かります。もしペダルが付いていたとしても,自分が使っているペダルシステムと異なれば,購入直後に交換することになってしまうからです(LOOKに慣れている人に,SPDのペダルが付いてきても困ります)。
LGS RHC号を購入した時,一緒にペダルも買う必要があったのですが,お店ではお目当てのロード用ペダルが運悪く品切れだったため,しばらくは,LGS SIX号のPD-M324を付けていました。
そして先週,ようやくお目当てのペダル,PD-A520が届いたため,LGS RHC号に装着することができました。このペダルは他のSPDペダルと異なり,片面だけのビンディング構造としたことで,だいぶ軽量化したロード用のペダルです。実測してみると,ともに1コだけの重量で,
- PD-A520 ・・・ 160g
- PD-M324 ・・・ 266g
でした。つまり,1コで106g,両側だと212gも軽量なのです(嬉) まぁ,元々のPD-M324が両側で500g超というのが重すぎるのですが・・・。しかし,ロード用SPD-SLペダルと比べても,ULTEGRA(PD-6700)とほぼ同重量ですから,やっぱり驚異の軽量ぶりです。
本当は,SPD-SLやルックやタイムの超カッコイイペダルにもしてみたいのですが,おいらのスタイルは自転車40%+写真30%+遊び30%くらいなので,どうしても「歩く」必要があるのです。歩くどころか,子どもとサッカーやったりテニスもやります。すると,どうしてもMTB用のSPDシステムになるわけです。
で,PD-A520。おいらのシューズ,SH-MT31ではペダル軸がシューズ底面ちょっとこすってしまい,はめづらい時もありますが,おおむね安定して使えています(こすってはめづらい症状は個体差もあるようで,気になる時はちょっとゴムを削ればいいそうです)
しいて難点を言えば,赤信号手前などで早めに外した場合,PD-M324は裏面のフラット部を踏んでれば良かったのですが,それができないところ。これは,どのロード用ペダルでもそうでしょうから,あきらめるしかないのでしょうね。一度外して,何となくペダルの上に置いて空走していたら,いつの間にかカチャっとはまってしまい,信号直前で焦ったことが1度だけあります。
油断大敵。ビンディングは慣れた頃に転ぶそうなので,気を引き締めてGWに望みましょう~
- 【2008.2.5追記】
- 最初の頃は,SH-MT31のペダル軸と干渉してしまい,少しステップインしづらい感じがありました。が,1ヶ月もしないうちに「あたり」が出たのか,今では無意識のうちにステップインしています。SH-MT31との相性問題は気にしなくて大丈夫そうです~。
- 【2020.2.5追記】
- いつの間にか生産完了して、PD-ES600に後継していました。こちらの方が精悍でロード向きカモ(^^)
>茶太郎さん
おぉ,お久しぶりです!!
ついに,とうとう,やっと,SPD導入ですね!!
PD-A530も評判良さそうですよね。
本当に,ビンディングペダルは,
やり始めるまでのハードルの高さと,
初めてからの手放せなさ度(?)のギャップが激しいですね。
たまに,買い物なんかで,運動靴で乗ってしまうと,
足がずり落ちそうで怖くて怖くて……。
しかも,信号待ちでは無意識に左足をひねったりしています(笑)
立ちゴケなどなさらないように,ご注意して,
すばらしきSPDライフ(おおげさ?)をお過ごし下さい~