LGS SIXでスポーツバイクを初めてから2年,より細いタイヤのLGS RHCも丸1年になりますが,いまだに出先で「パンク」をしたことがありません。
過去には,台風一過の朝にゴミだらけの海岸線を走った際,家に着いたら空気圧が減っていたというのがあり,これが唯一のパンクもどき体験です。
念のために,いつもCO2ボンベを持って走っていますが,このボンベもおいらと一緒におよそ3000kmも無事に旅を重ねてきました。で,3000km無事故無違反(?)を記念して,CO2ボンベはちょっとお休みいただき,初めて「ミニポンプ」を買ってみました。
一般的に,CO2ボンベはすごく小さいのですが,実は意外と重かったりします。ボンベ一つとバルブで約100g,ちょっと心配なのでボンベを2つもっていくと200gくらいあったりします。
背中のポケットに入れる際に嵩張ることはないのですが,重さが少し気になっていました(なんせ,一度も出番がないですし…)。
また,ケミカルを伴う時以外は室内でメンテ作業をしていますが,ポジション調整などのために「ちょっと空気を入れたい」ことも多々あります。そんなときに,フロアポンプを持ち出すのは面倒くさいし,まして,使い捨てのCO2ボンベは論外です。
そこで,スポーツバイクに乗り始めて2年目にして,ようやくミニポンプを購入してみました。
最初,ちゃんと台座やホースが付いたミニフロアポンプ(ミニフロアポンプの比較は,自転車のあさひのサイトが参考になりそうです)も考えたのですが,今後もそんなにパンクすることはなさそうですので,特に機能にこだわることなく,ひたすら小さく・軽いという点だけに着目し,トピークの「マイクロロケット マスターブラスター AL」を購入してみました。
マイクロロケットはカーボン版(55g)とアルミ版(65g)の2種類がありますが,ミニポンプに5000円も出すことはできないですし,フレーム色を考えるとアルミの方がマッチしますので,迷わずアルミバージョンをゲット。
フレームへの装着は,標準ではボトルケージ台座と共締めするアダプタが付いていますので,とりあえずはシートチューブに装着してみました。今のところ特にペダリングの邪魔になったりはありませんが,そのうち気が向いたら,トップチューブに取り付けるアダプタを追加してみようかな?と思っています。
ポンプとしての肝心の能力については,やっぱり小さいだけあって,結構大変です。単体の空気圧計を持っていないのでなんとも言えないのですが,「多分乗れるだろう」と思われる空気圧(たぶん,7気圧くらい?)まで入れるにも100回以上シュポシュポやる必要があります。
が,季節が冬のせいもありますが,何回かやってみた感じでは,汗だくになるほど大変ということもなさそうです。毎週のようにパンクしているのであれば,もうちょっと大きいポンプにしますが,今までの実績からしても,たぶん出番はほとんど無いと思うので,性能に関してはまぁこんなもんで十分でしょう。
それにしてもパンクしないですなぁ。決して丁寧な走りや障害物をよけているわけではないのですが,体重の軽さ(56kg)と空気圧の高さ(9気圧)が要因かなぁ。それとも運?
さぁ,これで準備は万全。パンクよかかってこい!です。
- 【2008.4.20 追記】
- 購入から約2ヶ月。ついに,実戦(?)で役に立ちました。小さいけど,ちゃんと使える,頼りになる奴です♪
- 【2008.6.12 追記】
- 携帯ポンプはどれもそうなのかもしれませんが,空気を入れるときに,本体とハンドルの間に指(の肉)を挟みやすいので注意が必要です。挟むと,たいていの場合,血豆ができます。(すでに2回やりました……)
- 【2020.2.5追記】
- チューブラーで何度かパンクしてお世話になりましたが、ポンピングの回数や、入れられる空気圧の上限など、LAND CAST社のポンプの方が圧倒的に優れています・・・。超コンパクト以外、あまりメリットを感じなくなってきました。