まだ6回くらいしか使ってないのですが,もうお別れです(!)
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
子供たちの「地獄のテスト週間」が終わりました。
最後の科目が終わり,矢吹丈(あしたのジョー)のように白く燃え尽きた次男坊と,2週間ぶりにロードで走ってきました。
今回は,ついに,ビンディングデビューでした(^^)
どのペダルシステムにするの?
次男坊は,ロードに乗り始めて3回目くらいから,「ビンディングペダルを使いたい!」と騒いでいました。
でも,部活やテスト前猛勉強(笑)もあって,月に1回乗るかどうかの頻度ですし,まだ10回も乗っていないのですからペダル云々以前の問題の気もします。
しかし,100rpm近いケイデンスで回す彼の場合,フラットペダルの方が足を踏み外してしまって危ない場面も何回かありましたので,ちょっと早い気もしますが,ビンディングペダルデビューをしてみることにしました。
おいらなんて,1年以上かかったけどなぁ・・・。
新しいパーツやアイテムを購入しても,古いほうを決して捨てないケチな我が家には,ビンディング対応のシューズが4足あります。
- SIDI ロード(Wire Carbon Vernice黄色)
- SIDI ロード(FIVE MEGA)
- ADDIDAS ロード(GIRANO)
- SHIMANO MTB(SH-MT32)
しかし,残念ながら,ビンディングペダルは各種1個ずつしか持っていないため,おいらと同じLOOK KEOのシステムは使うことができません。
でも,いきなり着脱も歩行も難しいロードのビンディングでやり始めるより,より馴染みやすいMTBのビンディングでやった方が楽だし,安全そうです。
父もそうだったんですから(おいらは,SH-MT31とPD-M324)。
A520。なんとも古風なデザインのSPDペダル。実は,ウルトラ軽量だったりします(^^)
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
というわけで,次男坊のビンディングデビューは,シューズはSH-MT31(父のお下がり),ペダルはPD-A520(父のお下がり)という組み合わせとなりました。
室内 & 家の前で猛特訓!
おっさんに比べたら反応の早い中学生ですが,いきなり練習無しでビンディングは危険ですので,まずは室内のローラー台で基礎練習です。
もちろん,固定ローラー台ですが,停止状態と回転状態で何十回も,足の着脱を繰り返して感覚を掴んでもらいました。
まずは,固定ローラー台で着脱練習をしましょう!
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
室内練習が済んだら,今度は家の前の駐車場で着脱練習です。
ローラー台とは勝手が異なるようで,うっかり自転車を右に傾けて(次男坊は左着地派)しまい,転倒してしまいました(≧o≦)
念のため,ロードバイクではなくて,車高の低いLGS SIX号(両面ペダルPD-M324装着)でやっていたので,特に怪我もなく,何度も挑戦していました。
家の前で,LGS SIX号で15分,自分のPRIMAVERA号で15分。
合計30分,2回の転倒を乗り越え,ようやく卒業試験に合格です(^^)
最初からロードを軽々と乗りこなしていた次男坊がビンディングに手こずったのは,実はおいらのせいです。
右足を装着する際に,「ペダルが一番高いところで嵌めるんだよ」と教えてしまっていたのですが,真逆ですよね・・・。
下死点で嵌めた方が楽なのに,長年,ビンディングを使っていると,比較的どんな状況でも着脱できるようになってきたので,間違って教えてしまいました。
すまぬ,次男坊・・・。
ようこそ,快適ビンディングの世界へ(^^)
ちょっとした手違い(?)で習得に時間がかかってしまいましたが,コツを掴んでしまえば,ビンディングなんてそんなに難しいものではありません。
とはいえ,いきなり車道も危ないかと思ったので(父の教えが一番危ない気もしますが),まずは境川CRで実走行デビューです。
ガチャ! さぁ,快適なビンディングの世界へ!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
幸い,境川CRはガラスキだったので,走行しながら何度も左足の着脱を繰り返して,意識しないでも左足を外して着地できるように練習。
その後,CRから少し外れたところにある,激坂(10%ほど)を登ってみました。
は,速ぇ~。まってけろ~
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
ん~,まずかったかも・・・。
ただでさえ登りがやたらと速かった次男坊ですが,ビンディングを使ったら,もう,父が追いつける気配はありません。
参ったな・・・(T_T)
平地も速いのね・・・
CR(と上り坂)の後は,「総額で次男坊号の5倍くらいはするであろう595号に乗る父の立場どうなる?という根源的な疑問」を抱えつつ,普段の海岸ライドに向かいました。
鎌倉~江ノ島付近の海辺の道(R134)は信号がとても少ないので,ケイデンスを上げて,快適なライドができます。
もともとケイデンスが高めの次男坊は,100rpmくらいの回転数で気持ちよく走っている模様。
途中,前後が完全にクリアになった区間では,次男坊を前に出したところ,40km/hほどで巡航しはじめ,またも父は遥か後方に置き去りです。
普段から超猫背の次男坊。速さの秘密はそこか!?
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
まぁ,おいらは登り用のカーボンホイール(FFWD,Reynolds)を装着していたのが,平地でスピードが乗らなかった原因でしょう。
いや,だとしたら境川の激坂で置いて行かれたのはいったい・・・。
ビンディングを教えてやったのが良かったのか,悪かったのか,「?」マークがぐるぐる回る父でありました。
おしまい。
単純においらが遅いだけなのかも・・・。ちなみに,シューズカバー装着中です(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
息子さんあっという間にSPDデビューですね。ところで息子さんの足のサイズは何センチですか?靴が大きく見えるのですが・・・