「3つの3」と言えば,こういうこと?(違)
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
おいらは,今でこそ自称ヒルクライマー(笑)ですが,小学・中学の部活は野球部でした。
しかし,高校では硬球のあまりの硬さがイヤになって(下手だからよく当たるんです・・・)途中退部してしまったので,野球に関する知識は「清原」「桑田」「池田高校」あたりで止まってしまっています。
正直に言うと,現在のプロ野球球団を全部は知りません(何チームあるのかすら怪しい状態。リーグは2つでいいんですよね・・・)
そんな,スーパー野球音痴のおいらにとって,12月になって初めて聞いた「トリプルスリー」なる流行語(なの?)がいったいなんなのか,さっぱりわかりませんでした・・・。
「3つの3」っていうと・・・?
どこかのチームのなんとかという選手が達成したことで大騒ぎになったらしい「トリプルスリー」。この選手がピッチャーなら,
勝利数 | セーブ数 | 防御率 |
---|---|---|
3 | 3 | 3 |
なんでしょうけど,そんなリネカー(古?)みたいな成績では騒がれないですよね(逆の意味で騒がれるカモ)。
ニュースをチラッと見たときは「打っている場面」だったので,たぶん,ホームラン・盗塁・打率なのでしょう。
いくらなんでも1シーズンでホームラン333本は撃ちすぎでしょうから,それぞれが「3」なんでしょうね。こんな風に(↓)
ホームラン | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|
3本 | 3回 | 3% |
いや,いくらなんでも打率3%はひどいか・・・。これじゃリネカーだ(しつこい)。
さっきの3勝しかしてない投手よりひどいや。
打率は「3%」じゃなくて「3割」なんですね。
1000打席で300安打。これでヨシ(↓)
ホームラン | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|
3本 | 3回 | 3割 |
いやいや,そもそも,ホームラン3本,盗塁3回も酷いなぁ。ホームランはまだしも,リネカーは足も速いから盗塁はもっとできるはず。
へたすりゃ,ピッチャーでも達成できてしまいそうな数字です(投打両方できる選手もいるらしいし)。
ここで降参,しょうがないのでWikipediaで調べてみたら,全然違うじゃないですか~! こういうことのようです(↓)
ホームラン | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|
30本 | 30回 | 3割 |
結局,「3つの3」ではなくて,「2つの30と,1つの3」なんですね。
だったら,こういう風にパーセント表示にして「トリプルサーティー」にした方がスッキリするのに~!(↓)
ホームラン | 盗塁 | 打率 |
---|---|---|
30本 | 30回 | 30% |
と思ったら,Wikipediaにも「トリプルスリーまたはトリプルサーティーと言う」って書いてありました。
やっぱり~,おいらだけじゃないんだ(笑)
やっとスッキリしました(^^)
おいら?もちろん,小中高を通してトリプルゼロでしたが・・・(涙)
と,つらつらと100行も続く,全く意味の無い,打率0割の駄文でした。
おしまい(^^)
【おまけ1】なぜに打率は純和風なのか!?
あらゆる用語が「和製英語」オンパレードの日本の野球。
(アベックホームランとか勘弁してくれ~。自分だったら猛烈に恥ずかしい・・・)
なのに,なぜか「打率」だけは妙に純和風な「割・分・厘」が採用されています。
1000打席で123回打ったら,「12.3%」ではなくて「1割2分3厘」。
なんでここだけ,純和風なんでしょう!?
そもそも「厘」なんていう漢字,打率以外で使っているのを見たことが無いのですが・・・。
「ヤビツ峠の蓑毛激坂は勾配が1割5分を超えるんだよね」とか「富士ヒルは平均勾配5分5厘くらいだから楽だよね」とか絶対に言わないと思うんだよなぁ・・・。
【おまけ2】元も子もないけど・・・
大賞の関係者や,それを持ち上げているマスコミの皆さんには申し訳ないのですが,そもそも,この大賞って流行っているんでしょうか!?
ずいぶん騒いでいるのに,家でも職場でも1度も話題に出ないし,どの用語も「あ~,そうそう!」なんて共感できなかったのですが・・・
全国民が同じ夢を見て,それに向かって邁進していた時代は過ぎ去り,いろんな場面で「多様化」が言われる世の中で,「これが一番流行りました! そうでしょう?」と言われても,ちょっと無理がある気が・・・
同じようなイベント(?)に,たった一つの漢字で表すというのもありますが,もっと凄いなぁ。
もし,「今年を漢字1文字で表すとしたら?」なんて訊かれたら,「できねえよ」とか答えてしまいそうです(笑)
・・・と,いつになく政治的(違うか)なフォトポタ日記でした。
「なんじゃらほい」,いいでしょう?(笑)
この気の抜けたような受け答え。
部下が深刻な顔で「マネージャー,ちょっといいでしょうか」と聞かれたら,これです。気が抜けます。
で,野球用語って凄いですね
いきなり「殺」ですからねぇ・・・。「死球」もあるし。
仕事でも割と勇ましい言葉を良く聞きますね(特に営業系に多い気がします)
・部隊,前線
・主戦場
・ケツに火がつく
・焦げ付く
・炎上する
・鎮火させる
・戦力
・投入
・兵隊
・最終兵器
・飛び道具
どんだけキケンな仕事しているんだよ,とか思うと普通に家電を売っているだけだったりするんですけど(笑)