金に糸目をつけない人の例。(ちと違う気もするが・・・)
居酒屋で、隣の席から、声のデカいおじさんの威勢のいい自慢話が聞こえてきました。
どうやら、好きなことは徹底的にやる、それにはいくら金がかかっても気にしない、ということを熱弁しているようなのです。
「俺は金目には糸目を付け目ないんだよねぇ~」
ん~、なんか違う。
逆に、すごく気にしまくっているようにも聞こえてしまう・・・?
目が多すぎですって!
正しくは、「金に糸目を付けない」だと思われます。
お金を使うことに躊躇せず、いくらでも使いまっせ、といった意味かと。
糸目おじさんは、ちょっとだけ(?)、目が多すぎるんです。
「金目には糸目を付け目ない」
1個でいいのに3つも付けちゃうんだから、贅沢といえば贅沢ですが。
気になったので、正しいほうの語源を調べてみると、こんな風に書かれていました(Weblio辞典)
惜しみなくいくらでも金を使うことを意味する語。
糸目とは、凧の表面に数本付けて、揚がり具合や姿勢を制御するための糸、あるいはその糸を括るために空ける穴のことである。
糸目の付いていない凧が制御不能になり、風に任せて飛んでいってしまうことと、出費を抑えないことを掛けた表現である。
この「糸目」という語がよくわからないので、金目おじさんのようになってしまうのかもしれません。
自分もよくわかっていなかったのですが、こんなもののようです。
要するに、凧を制御する機構のようです。
となると、本来の「金に糸目を付けない」というのは、金の使い方に制御システムが効いていない状態を指しているのですね。
「俺の金の使い方はアンコントローラブルだ」と。
お友達になりたい・・・。
気前の良い、付け目おじさんのおかげで、一つ利口になれた夜でした。
自分も、パワーに糸目を付けないヒルクライマーになりたいものです(^^)
(ギリギリで、自転車ネタにふる文才が素晴らしい、笑)
その方、xx担当大臣の方と思われますw
ヘタに教養などない方が出世しやすいようで。