今は亡きLOOK号。クランクFC-9000は点検中です・・・。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
順調に進むR2R計画(The Road to Roubaix)。
しかし、発注直前になって重大なことに気がつきました。
ヒルクライムバカだけじゃなく、ロングライドにも重要なアイテム、パワーメーターのことをすっかり忘れていました・・・。
No Power Meter, No Bike Life!
LOOK号に初めてパワーメーターを取り付けたのは2016年。
前回は,ペダリングモニターを,とりあえず購入して取り付けたまでのお話を紹介しました。
その記事でも書きましたが,ここのところの天候不良(台風・秋雨)と体調不良(肉離れ・爪割れ)によって,9月はまだ2回しか屋外走行していないという状況です。
このまま実走行での使用をレポートしようとすると年を越えてしまいそうなので,とりあえず,インドアで回してみて分かったこと・感じたことを紹介してみます~。
当初は、ヤビツ挑戦時に最適負荷で上るために最終兵器として登場しました。
今思うとすごいですが、それ以前は勾配とタイムから手作業で計算してました(^^)
ヒルクライムの本番以上に役に立ったのは普段の練習時。
FPT向上に効果が得やすい負荷(SST)で走ることが可能になり、効率的に能力を向上させることができました。
また、坂を上る際に自然と速度が下がり、感覚としては「あかん、サボってる!」と思いがちですが、パワーメータを見るとたいていは過剰パワー(FPTを大きく上回る)であることが多く、過剰に頑張らないように自制することができます。
もはや、パワーメーター無しの走りなんて考えられないくらい、必須になっていました。
逆に、心拍やケイデンスはなくても大丈夫なのですが(^^;
うっかり忘れていた!
LOOK号のパワーメーターは、今は亡きPioneerの「ペダリングモニター」。
クランク一体型のパワーメーターなので、別の自転車で使おうとしたらクランクまるごと移設する必要があります。
しか~し!(チャリダー風)、LOOK号のクランクは古き良き時代の11・10速対応クランクFC-9000です。
FC-9000クランクと一体化しているので移設できないんです・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
一方、ROUBAIX compは12速コンポ(105)なので、このままFC-9000をROUBAIXに流用しようとすると、互換性が心配になります。
そこで、ショップの店長さんに相談したところ、以下の3案で行ってみることに。
- 【案1】現行12速のパワーメーター付きクランクに換装→ボツ
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現行シマノでは、パワーメーターの設定があるのはDURA-ACEとULTEGRAだけ。
どちらもべらぼうに高くて、Ultegraですら15万円もします。
ペダリングモニターはまだちゃんと動くのでもったいないし・・・。
- 【案2】左クランクだけペダリングモニターにする
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10速と12速の互換性が問題であれば、右側クランク(チェーンリング)は完成車の105を使い、左側クランクだけペダモニ付のFC-9000を流用するという案です。
せっかくの両側計測なのに左パワーしか測れないのは問題ですが、実は今も右側クランク→LOOK号、左側クランク→次男坊TAMARCで分けて使っているくらいなので、これでも我慢できるかも。
左がDURA-ACE、右が105というのもなんですが・・・(笑)
- 【案3】FC-9000のリコールに期待する
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LOOK号のFC-9000は、例のリコール対象製品。
もし、欠陥が発見されて交換の場合、パワーメーター付きのDURA-ACEクランクに交換されて戻ってくるそうですので、これだと見た目も含めてすべて解消!(全コンポが105でクランクだけDURAですが・・・)
理想は案3で、それがダメなら案2。
FC-9000リコール問題は、今まであまり気にせず放置してきてしまっていたので、今頃になってショップに持ち込んで確認作業を依頼しております。
ROUBAIXの発注とFC-9000の不具合確認が同時進行になってしまったので、クランク(とパワーメーター)がどれになっているのか不明なまま、1ヶ月後の納車を待つことになってしまいました。
どうか、マイFC-9000が不良品でありますように・・・(変なお祈り、笑)
つづく(^^)