ここで,ジャッキがバターン!・・・とはなりませんのでご安心を(?)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
先週,親族の不幸があって,急きょ実家へ帰省することとなりました。
家族4人なので車で行ってきたのですが,往路・復路ともにヒヤリハット(復路は実害あり・・・)に遭遇しました。
フォトポタ日記初の,クルマ・ヒヤリハットです。
エアーレスなスタッドレス
実家は東北なので,万一の大量積雪に備え,念のためにスタッドレスタイヤに換装しました。
朝9時に出発するため,6時に起きて,せっせとタイヤ交換を実施。
家の裏手の倉庫からゴロゴロ転がしてタイヤを運び,ジャッキアップして交換しては,また倉庫に戻します。
家の裏手の倉庫から,このタイヤ連中を運び出すだけで大変。
左下の箱は,105とDURAのクランクです。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
眠い目をこすりながら,ああさから重労働で,なんとか4個のタイヤを無事交換完了。
しかし,作業終了後,念のため,空気圧を測ってみて愕然・・・!
なんじゃ~? エアーが全然入ってないじゃん!!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
なんと,空気圧はほぼゼロで,真横から見てみたら,タイヤはぺちゃんこになっていました。
しかも,タイヤ1本だけじゃなくて,4本全部こんな感じ・・・。
4本ともこんな感じでした。ひぇ~!!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
この後,普通のロードバイク用ポンプ(TOPEAK JOE BLOW)で空気を入れましたが,適正空気圧(2.3気圧)まで上げるのに,タイヤ1本あたり150回もポンピングが必要で,全部で600回ほど上下運動を繰り返しました。
出発する前から,腰がガタガタになりました(>o<)
しかし,こんな状態で高速道路を走ったら,腰のガタガタどころか,タイヤが変形の熱で破裂したり,なんとかウェーブ現象とかで,もっと大変なことになっていたかもしれません。
そこで1句。
中央分離帯がドーンとなって,ガラスがバリーン
今度は実家から帰る復路。
高速道路の追い越し車線を走っていたところ,10mくらい先の中央分離帯の下部で,爆発のようなものが起きました。
大量の煙が巻き上がり,その直後,砂利や土砂がフロントウィンドウにバチバチバチ~!とぶつかってきました。
砂利や土砂のせいで視界が奪われましたが,幸い,一瞬で通り過ぎたため,走行には支障はありませんでした。
同乗者(親戚)と「今のはいったい何だったんだ!?」と話していたところ,フロントウィンドウにいくつかの「穴」が開いていることを発見しました(!)
一つ一つは小さい傷なのですが,確実に穴が開いています。
こんな大きさの穴が多数空いていました・・・(>o<)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
サービスエリアに入って,インフォメーションのお姉さんに相談したところ,「こちらでは分からんので,警察に言ってね♪」と諭されます。
そこで,警察に連絡(普通に110番)して事情を説明したところ,30分ほどで警察官2名が来て,クルマの損傷状況を確認し,おいら(と同乗者)からいろいろ話を聞いてもらいました。
その結果,同時刻に反対車線で乗用車の単独事故があり,中央分離帯に突っ込んでいるので,その時の土砂・砂利による被害とわかりました。
相手の連絡先などの情報や,事故証明書についての説明を受けて,警察のお役目はここまで。
現場検証中の警察官(うそ。自動小銃持ってるし)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
その後,相手(幸い,お体は無事のようでした)と保険会社から連絡があり,修理費用は全額相手が払ってくれることで了解(修理費用+代車費用)。
修理は,基本的にはフロントウィンドーの全面張り替えの他,傷がついたグリルやエンジンフードの交換になりそうです。
「その修理をしないで,電動DURAにしてしまおう!」という案も無いではないですが(笑),次の車検が通りませんので,ちゃんと修理します(^^)
ここで1句,は思いつかなかったので,役に立つであろう情報をメモっておきましょう(自転車でも役に立つかもしれません)。
- 異常に遭遇したら,すぐに車両の確認をする
家まで帰ってきていたら手遅れだったかも - 異常発生の時刻,場所をなるべく特定しておく
高速道路ならキロポストを確認しておく。写真撮ってもいいかも。 - 事故の疑いがあるなら,警察に連絡する
今回はとても丁寧に対応してくれました - 植栽のある中央分離帯は,トラック以外はこちらからは見えない
中央分離帯に仕掛けられた爆弾が爆発したのかと思いました
こんなところです。
自家用車を乗り始めて20年になりますが,幸運にも,一度も何も接触したことがない(人身,物損,自爆など全部)のですが,逆に,何かあったときにどうしていいのか,よくわかりませんでした。
今回,初めて警察のお世話になりましたが,同乗者のアドバイスが無かったら,SAへの連絡や,そもそも車体の傷にも気が付かなかったかもしれません。
異常を感じたら,ダメもとでいいので,SAや警察に連絡しましょう(^^)
おまけ
2件目のトラブルで残念だったのは,いつものアクションカムを付けていなかったこと。
前方(の中央分離帯)で爆発的に土砂が舞い上がり,フロントウィンドウに降り注いで視界がなくなる,というなかなかショッキングな状況でしたので,映像で残しておきたかったなぁ・・・。
事故時の証拠にもなりそうなので,ドラレコ代わりに常備したほうがいいかもしれませんね(^^)
ペコポン人が作るマツダという車のおしりはケロン人の顔にそっくりじゃなw