江ノ電がのんびり走る,穏やかなライドだったのですが,この数秒後には・・・!
SONY アクションカム HDR-AS200V
ロードバイクを乗るようになって,すごく気になるようになったのが,自転車の右側走行,いわゆる「逆走」です。
道路交通法がどうこう以前に,クルマと対面する方向で走ること自体がすごく怖いと思うのですが,特攻精神でも持っているのでしょうか・・・。
先日も,そんな特攻隊のような自転車に遭遇しました。
怖かったよう・・・(>o<)
ヒヤリとなる前の状況
その日は,海沿いのR134を東から西に向かって走っていて,ヒヤリとなる前はこんな状況でした。
- (もちろん)車道の左側を走行
- 車速は30km/h前後
- 後ろを別のロードバイクが2台ほど追走中(でも,列車ではない程度)
- すぐ後ろを乗用車が迫ってきている
現場付近の状況。海沿いのR134を東から西へ,後ろに2台のバイクとクルマが・・・。
この状況で,小動の交差点を過ぎたあたりで,ヒヤリ・インシデントに遭遇したのでした。
なぜ,最悪のタイミングで,そっちから向かってくる!?
ヒヤリの状況は,文字で書くより,動画を見てもらった方が早いでしょう。
後ろからクルマが迫っている状況で,前方から逆走自転車が向かってきたのでした・・・(!)
この時の,おいらが取りうるオプションは以下の3つ。
- 右側に膨らんで避ける
- 減速して停まる
- 前カゴに宇宙人を乗せて空に飛んでいく
連中は絶対に(車道側ではなく)歩道側ですれ違おうとする習性があるので,こちらは右側に膨らむしかないのですが,すぐ後ろからクルマがせまってきているので,そんなことをしたらおいらが轢かれ,家族が路頭に迷います。
次は減速・停止ですが,すぐ後ろを別のロードバイクが2台ほどついてきていたので,急な減速は追突事故になり,3家族が路頭に迷うことになります。
3.が一番有望(?)ですが,595号はBMXではないし,前カゴが付いてないので断念・・・。
いよいよダメなら,これしかないか・・・?
すべての行動オプションを絶たれ,結局,逆走野郎・おいら・クルマが並んですれ違う,もっとも危険な状態になってしまいました・・・(>o<)
どうしたもんじゃろのぉ?(とと姉ちゃん風)
今思えば,後ろに気を付けつつ,可能な限り減速して,3者(逆走野郎・おいら・クルマ)が横一列に並んでしまう最悪のタイミングをずらせば良かったのかもしれませんが,咄嗟にその判断ができませんでした・・・。
でも,逆走野郎を発見してからぶつかりそうになるまでは,わずか数秒ですので,その間に最適な操縦をするのはなかなか難しそうです。
そもそも,車道の右側を能天気に走ってくる逆走野郎が悪いのです(3ヵ月以下の懲役or5万円以下の罰金)が,そいつのせいでクルマに轢かれたり,後ろから突っ込まれたら丸儲け,いや,丸損です。
なかなか対策は難しいのですが,こんなところでしょうか?
- 左側の限界付近を走り続け,「こっちは絶対に車道側には避けないからな!」という意志を強く示す
- ハンドサインで車道側に避けるように促す
- 後ろに気を使いつつ減速・停止する
- 自転車の逆走は,罰金1兆円くらいにする
- バイクの先端に2mくらいの槍を付けておく
逆走野郎に対する抑止力としては5.が最強(直進したら刺さる)とは思いますが,槍の分だけバイクが重たくなるのが難点(←そこ?)
去年,しまなみ海道で見かけた看板。ものすごい額の罰金・・・!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
やはり,減速しつつも可能な限り左側を走行し,逆走野郎には車道側に膨らんで避けてもらうのがベターかなぁ,と思います。
ほかに,「こういう方法があるよ!」「その方法は危険だよ!」とかご意見があればお願いします~。
こんにちは。このケースの場合は後方を走る四輪に安全運転義務がありますので、
「逆走が来る→順走の自転車が膨らむ」という予知をして安全回避行動に出る必要があります。
今回は単純に厄介者が逆走自転車だっただけで、相対速度を除けば駐車車両や障害物への
対処対応と同じになります。
起点として悪いのは逆走ですが、結果として最も悪いのは予知しなかった四輪です。
物事には原因がありますが、やっぱり最後に事故を避けるのは最終行動です。
しかし逆走にはホント困りますね。
通常動物として耐えられないと思いますし、実際野良ネコだって案外順走しています。
だから私は「この人たちは脳内で何か大事なものが欠けてるんだ」と思って触らないことに
しています(笑)
警察が罰金を巻き上げるなどの「自分らにとって明らかなマイナス」が起こらない限り、
口で何言っても効かない気がします(かといって放置するのも良くないですが。。)
実際に歩道走行に刑がつくと報道された直後にみんな車道を走り始め、「信号無視は刑罰の
対象になって罰金刑なので高額」と報道された直後に信号守り始めましたもん(笑)
それでもほとぼりが冷めたようにじわじわと戻ってきています。
あの人たちの意識はそんなもんです。