この写真だけで,何が起きたかわかったらすごいと思います(もしくは経験者)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
単身赴任前の話ですが(未処理ネタが大量にあるので,しばらくは湘南のころのネタが続きます),2017年2回目のヒヤリハットネタです。
1回目は屋外走行(逆走自転車とのヒヤリ)でしたが,2回目は屋内走行での自爆ミス。
ネタがかぶることなく,万遍なくヒヤリ事故を起こす自らの才能に感心しつつ,自戒のネタ紹介です。
3本ローラー台で屋内事故未遂!?
年末年始の研究開発によって生まれた,空気抵抗極大ホイールを使い,1月はずっと3本ローラー台でのパワートレーニングをやっていました。
(単身赴任の辞令が出るまででしたが・・・涙)
いよいよ,最終回となった,3本ローラー負荷増大策シリーズ。
前回記事で,ホイールの空気抵抗を増大させることで負荷を増やすことを思いつき,「配線カバー」をスポークに貼りつけた試作品2号を開発しました。
しかし,配線カバーではオリジナルに比べて約10%の負荷増大にとどまり,イマイチ物足りないものでした。
そこで,ホイールの空気抵抗を増大させるという方向性は維持したまま,もっと圧倒的な負荷増大を可能にする,試作品3号の開発に着手したのでした・・・。
ずっと,スイートスポットレベル(SST:FTPの88~94%)の練習をしていたので,(おいらにとっては)かなりキツイ練習でした。
あんまりキツイので何か飲みたくなったのですが,3本ローラーにまだ慣れてなく,走りながら飲めないため,いったんバイクを止めることにしました(←それ自体ダメですが・・・)
ブレーキは掛けず,徐々にスピードを落としていって,ホイールの回転が止まる直前,「ガタン!」と大きな音とともに,前輪がガクッと落ち込みました。
幸い,減速して止まる途中だったのでクリートも外していて,脱輪や転倒という最悪の事態は免れました。
それにしても,一体何が・・・?
おいらの強大なパワーがローラー台を破壊・・・!?
なんと,3本ローラーのフロントの1本がフレームから脱落してしまったのです。
ガターン! いったい,何が起きたんだ!?
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
トップスプリンターの場合,ゴール付近での出力は1000Wを超え,ゴールシーンのスロー再生では,フレームが激しく歪んでいるのが分かります。
同じように,おいらの強大なパワーにローラー台が耐えきれず大破してしまったようです。
ウソです。そもそも,200Wくらいしか出てないじゃん(笑)
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3本ローラーは,さまざまなフレームサイズ(というか,ホイールベース)に対応できるように,フロント側のローラーの位置を調整できるようになっています。
おいらの3本ローラー(Elite Arion)の場合,フレームにいくつかの取り付け穴があり,フレームサイズに合った位置に自分でローラーを取り付けて固定するようになっています。
自分のバイクのホイールベースに合わせて,適切な穴にローラー軸を固定する仕組みです。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
Arionを購入したのは2012年ですが,最初にローラー位置を調整・固定した後,一度も締め付け確認はしていませんでした。
ローラーの軸を固定するボルトが緩み,脱落しただけでした・・・
そもそも,このような構造になっていたこと自体をすっかり忘れていて,今回の状況を見たときも,「なんだ? 初期不良か?」なんて思ってしまったくらいです。
フレーム側に残っているボルト(8mmかな?)が緩んで外れたけでした。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
初期でもないし,不良でもなく,単純においらの整備不良だっただけのことです。
幸い,徐々に止まりつつあるタイミングで外れたから良かったものの,1000Wを超えるようなフルパワーで回していたら(←絶対に無理),脱輪して,フルスピードで前進して家の壁を突き破るなどの大惨事につながった可能性もあります。
そこで一句。
気を付けよう ネジが外れて家全壊(オーバー)
バイク本体だけではなく,練習用品のメンテナンスにも気を付けないといけないですネ!
おしまい。
まぁ,たいして速度は出ない(笑)のですが,少なくとも,転倒してフローリングにまた傷をこしらえ,怒られていたかもしれないですねぇ・・・。
なんとなく,ふにゃふにゃするな?とは思っていたのですが,まさかフレームが分解するとは思ってもいませんでした。
「グループセット」とは大きく出ましたね!
いいなぁ・・・。