サドルが無いLOOK。どこかで見た気が・・・?
リオオリンピックの女子スプリント決勝。
手前の選手は腰を上げてダンシングに・・・,なんと,サドルがありません!
フレームはおなじみのLOOK。
どこか極東の国でも,同じ光景を見たことがあるような・・・?
「サドル無しLOOK号」で金メダル!
事件(事故?)が起きたのは,女子スプリント決勝,ドイツのクリスティーナ・フォーゲル選手のバイク。
残念ながらライブでは見ていないのですが,レース中にサドルが落ちてしまった模様です。
しかし,フォーゲル選手は,この「サドル無しLOOK号」で走り切り,100分の4秒差で勝利を勝ち取り,金メダルを獲得したとのことです(!)
この写真を見たとき,「もしかして,サドルまで外すという,革新的な軽量化機構か?」とも思ったのですが,レース後のフォーゲル選手のインタビューを読むと,そうではなさそうです(当たり前だけど)。
サドル無しで勝った。
とにかく転ばないよう必死だった。
クレイジーだった
やはり,最新の軽量化機構ではなく,単に整備不良で落っこちてしまったようですね。
最後の一言(=クレイジー)が,そう物語っています(笑)
そういえば,この選手も?
「サドル無しLOOK号」で無事に金メダルを獲ったフォーゲル選手。
しかし,サドルが無いLOOKは彼女が初めてではありません。
今から4年も前,2012年の4月に,ある東洋人が既にそのメカニズムを発案しています。
証拠がこの記事(↓)
すごい先見性ですよね!
フォーゲル選手との違いといえば,彼女が金メダルを獲得したのに対し,この東洋人は富士ヒルで万年ブロンズ賞なことくらいです。(あと,サドルの銘柄が違います。おいらのはSelle Italiaです)
これが落下したサドル(Fizi:k)。おいらが落としたのは,SelleItaliaです(^^)
「オリンピックの金メダル」と「富士ヒルの7大会連続ブロンズ」のどちらが価値があるのかは,本人達にしか分かりませんが,オリンピック選手もド素人さんも,LOOKに乗るときは,サドル落下には十分気を付けましょう(^^)
がんばれ,フォーゲル選手!(←勝手に仲間意識が・・・笑)
おしまい。
あ! 「ダンシング縛り」で思い出した!
去年の春頃,リアタイヤのパンクが治らず,極端な「前のめりダンシング」で家まで30kmを延々と走ったことを思い出しました。
きつかったなぁ・・・(笑)
http://fotopota.sakuraweb.com/archives/2015/04/_30km.html