KOOL KOVERS。3個はいらないのである・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
6月の富士ヒルクライムでは,初めての自転車レース経験やエントリーモデルのバイクでも結構イケるという自信を得ることができました。
また,家族も初めての富士5合目体験や,パパのすばらしい奮闘ぶり(?)を見ることができ,事前には文句をぶーぶー言っていた割にはかなり楽しんでくれました。
と,いいことばかりの富士ヒルクラ初体験でしたが,取り返しのつかない物を,失ってしまってもいます。
それは・・・。
これ。
オニギリ型(?)のクリートカバーです。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8
初めて見る方にはなんのためのアイテムか,さっぱり分からないと思いますが,これは,「Kool Kovers」といって,ロードシューズのクリートのカバーです。(紹介記事はこちらをどうぞ!)
一般的に(っていうか全部か?),ロード用のクリートはバカでかくて,シューズの底にがっちりと出っ張っています。歩くことを前提に作られているMTB用のクリート&シューズとは対照的に,ロード用クリート&シューズは,そのままでは歩くことはかなり難しいし,滑って転ぶ危険もあります。
そこで,クリート全体をゴムのカバーでくるんでしまい,グリップ力を確保して歩けるようにしよう,というのがこのKool Koversなのです。また,プラスチックでできているクリートの保護にも役立ちます。
実際に嵌めてみるとこんな感じ。クリート全体をがっちりとカバー(^^)
RICOH Caplio GX100
富士ヒルクラの時は,こちらの記事で紹介したように,自転車関係の家財道具(?)をすべて持ち込みましたから,当然,Kool Koversも含まれていました。(というか,普段の朝ポタでも持ち歩いているくらいですから,ウェアの背中ポケットにはたいてい入っています。)
で,富士ヒルクラ当日。我が家は残念ながら砂利駐車場が割り当てられていました。
申し込みが遅かったせいか,富士ヒルクラは砂利駐車場でした・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
こんなところをカバー無しで歩いたら,クリートはぼろぼろになってしまいますし,グリップがないため転んで怪我をしかねませんが,おいらにはKool Koversがあります。おかげで,クリートは痛みませんし,転んで怪我をすることは無かったのですが,,,ですが,,
無くしてしまいました(涙)
レースが終わり,LGS RHC号を車載するために片づけていると,無いのです,Kool Koversが1個しか。
一度積んだLGS RHC号を再度引きずり出して探しまくったのですが,それでも見つからず,涙を流しながらの帰宅になりました(うそ。ちょいおーばー)
で,また買いました。
こんなゴムカバーを1個だけ持っていてもしょうがないので再度購入したのですが,2個セットでしか売っていないので,合計で3個になってしまいました。
おいらの足は二つしかないので,どうしても1個余ってしまうのですが,また無くしたときの予備と言うことで(^^)
なんと,2個で2100円!! 材料は,,,,普通のゴムです。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
それにしても高いです,Kool Kovers。2個で2100円です(!) ゴムカバーがですよ・・・?
何も知らない人に見せて,「いくらだと思う?」と聞いたら,平均的日本人なら,おそらく100~200円くらいと答えると思うんだけど・・・。
でも,まぁ,材料やコストではなく,使ったときの利便性にお金を払っていると思えば,2,000円でもしょうがないかな? でも,やっぱり,保護すべきクリート本体よりも高いってのはやっぱり,,,しつこい?
というわけで,今年の富士ヒルクライムの会計報告がこんな感じになりました(^^) また来年~
参加費:8000円
宿泊費:20000円くらい(家族4人)
行楽費:20000円くらい
Kool Kovers費:2000円
ヒルクライマーとしての自信:プライスレス(^^)
クリートカバーを一つだけ失くすのはShiroさんくらいなものでしょう.
と思っていたのですが,15年後,さて出発しようとクリートカバーを外そうとしたら,なんと片側だけどこかに行ってしまっていました.あららら,探したけど見つかりません.
泣く泣く本日,再購入でポチっとしてしまいました.といっても,純正でなく互換品ですが.金額云々でなく,この手の紛失って精神的ダメージが大きいんですよね.
一層のこと完全になくなれば諦めも付くのですが,手袋とか靴下とか片方が中途半端に残っていると,捨てるに捨てられないでイライラしちゃうんですよね.