くそ寒い冬に,冷たい心拍計ベルトに水を付けて装着するなんて・・・!!
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
先日,使用開始わずか7ヵ月で断線してしまい,泣く泣く2個目(2本目?)を購入した,POLARの心拍計用ベルト『ソフトストラップ』。
今まで以上にソフトに扱うことで末永く使いたいと思っているのですが,本音では『ソフトストラップ』やGARMIN純正の『プレミアムハートレートセンサー』に対しては根本的に不満があり,やむを得ず使っていたりします。
装着自体が苦しいし,またいつ断線するか心配で心配で,ヤビツのタイムも15%くらい悪化していることが各種研究からも明らかになっています(うそ)
不満を一気に解消できるらしいアイテムもあるのですが,お値段がけっこうしますし,『ソフトストラップ』を購入したばっかりなので・・・。
心拍計ベルト全般への不満
初めて買った心拍計付きサイコンのPOLAR CS400,次に買ったGARMIN Edge705やEdge810J。
これら3種類のサイコンにはそれぞれ異なる心拍計ベルトが付属していて,さらに,GARMINの代用品として購入したPOLARの『ソフトストラップ』を入れると,今まで4種類の心拍計ベルトを使って生きてきました。
硬さや断線しやすさなど,細かい違いはありますが,これらには,以下に示す5つの大きな課題があります。
いやいや,「課題」などという生ぬるい表現では言い表しきれない,おいらにとっては「五つの大罪」と言っていいくらいの苦しみです(オーバーか?)。
- 【課題1】 装着時,とても冷たい・・・
- 心拍計ベルトは胸部に巻きますが,肌に直接なのでとても冷たいんです。電気信号を拾うために水で濡らしてやる必要もあり,冬場の冷たさは想像を絶するものがあり,心拍計ベルトを装着したショックで心臓発作を起こしてしまうのでは?と怯えている日々です。
- 【課題2】 走行時にずり落ちてくる・・・
- これは,ほとんどの男性ライダーが経験しているのではないでしょうか? よほど巨乳な人なら大丈夫かと思うのですが,おいらみたいにペラペラの胸の人は,相当にきつく縛り上げないと走行中にずり落ちてしまいます。特に,バックパックを背負っているときは,荷物の影響もあるのか,落下速度が加速気味です・・・。
- 【課題3】締め付けがしんどい・・・
- 課題2にも書きましたた,ずり落ちを防止するために強く巻き付けることになるのですが,丸一日強く縛り付けられていると,かなりきつく,なにか違う趣味に目覚めてしまいそうです。
- 【課題4】断線してしまう・・・
- これは経済的な問題ですが,1年や半年で断線するのは普通のようです。いくら,純正に比べてお安い『ソフトストラップ』だとしても,1年に2本で4000円,10年で40,000円,30年で120,000円にも達してしまいます。おそらく,年金暮らしをしているであろう,76歳の自分にとって,毎年のように断線交換するベルトは,老後の生活を圧迫しそうです。
- 【課題5】装着し忘れると人間をやめたくなる・・・
- 心拍計ベルトは肌に装着するため,着替えるときには一番先に装着しなければなりません。うっかりこれを忘れて,各種ウェアを着込んだ後に,洗面所にダラ~ンとぶら下がっている心拍計ベルトを見つけた時の衝撃は一言では言い表せません。
精神的ダメージがマックスなのは【課題5】。
ビブショーツ(タイツ),アンダーシャツ,ジャージ,ウィンドブレーカー,ネックウォーマー,ヘルメットまですべてを着込んだ後に,「あ,いけね,心拍計ベルト付け忘れた・・・」と気が付いたときの脱力感は,受験票を忘れた受験生並みのものがあります。
今まで着込んだすべてのウェアを脱いで,全裸から,裸一貫で(意味違う?)やりなさなければならないのですから,その衝撃は計り知れません。
ここまで着込んだ後で見つけた心拍計ベルト。その悲しみは計り知れない・・・。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
これが冬なら,せっかく暖かい格好になったのに,わざわざ全裸に逆戻りになった挙句に,カチカチに冷たい心拍計ベルトを装着するという,修行僧のような時代錯誤感(?)も半端ないですし,ましてや,それが断線していた日には,世界中の不幸を一身に背負ってしまった気分になります。
こんな苦難をなんとか乗り越えて走り出せたとしても,そこから先は,「ずり落ちる心拍計ベルト」か「きつくて苦しい心拍計ベルト」の二者択一。
POLARの『ソフトストラップ』。2000円とは言え,1年も持たないとなると結構な負担・・・。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
おお神よ! どうやったら,この無間地獄から抜け出せるのでしょうか・・・!
(※全般的に,多少オーバーな気もしないではないです。笑)
どうやら,これで全部解決できるらしい!
めったに自転車雑誌を読まないおいらですが,たまに読んだ,ネットの記事(たぶん,Cyclowired)で,GARMINの『vivosmart HR』について知りました。
GARMINの腕時計型活動量計,vivosmart HR
vivosmart HRは,最近流行(してるか?)の腕時計型活動量計ですが,単体で心拍を計測することができます。
多くの活動量計が,正確な心拍を計測するにはオプションで心拍計ベルトを購入して胸に巻くのに比べて,vivosmart HRは光学式の心拍計のため,腕に装着するだけで心拍が計測できるんです。
これだけの機種はほかにもある(らしい)のですが,vivosmart HRはGARMIN社製ですから,ANT+通信でEdgeシリーズに心拍データを送信することができるのです。
つまり,vivosmart HRを(購入して)腕に巻けば,諸悪の根源である,あの忌まわしい心拍計ベルトを胸に装着する必要がなくなるのです!!!!
ボディ背面の高輝度なLEDで,光学的に脈拍を測るそうです。
vivosmart HRを(購入して)使うようになれば,冒頭に紹介した,胸に巻く心拍計ベルトが抱える,五つの大罪すべてを神が許してくれるのです(たぶん)
- 冷たくても腕に巻くなら大丈夫 (のはず)
- 腕ならずり落ちることはない (はず)
- 締め付けもしんどくない (はず)
- 断線なんてしない (はず)
- 装着し忘れても最後に腕にはめるだけ
5を除く,1~4は購入していないので正確にはわからないのですが,構造・原理からして,多分こうなるでしょう。
いやでも期待が高まってしまいます。
カラーは3色。どれも地味だけど・・・。
基本的に,購入後のアイテムの感想を書いているフォトポタ日記で,これだけ,持ってもいないアイテムを称賛するのは珍しいこと。
いかに,胸装着型の心拍計ベルトに長年虐げられてきたかがうかがえます(オーバーだって。笑)
あぁ,vivosmart HRさまが欲しい。
あまりの欲しさに,心拍が上がっていく・・・。
(そんな生理現象があるのか謎ですが)
いったい,どうしたら・・・?
おしまい。
(おまけ)他力本願なお願い
文末に書いた通り,なんせ持っていないので「こうなるはず」と思っているだけなんです。
すでにvivosmart HRをお持ち・御使用の方で,「なんか間違ってるぞ!」とか「そのとおりだよ♪」とか,ご意見いただければ幸いです(^^)
パワーメーターで代用すると言う選択肢もありますね
(悪魔の笑顔)
今は七万で片側で買えますし安いです
(金銭感覚の崩壊)
リストバンド五個位の値段で即座にパワーが出て
フラストレーションフリーのロードライフがおくれます