大型ポカ発生! 自作デバイスで助かりました・・・

命の恩人、雨太郎2号機。いろいろオトナの事情で製品化は難しそうな形状(笑)

命の恩人、雨太郎2号機。いろいろオトナの事情で製品化は難しそうな形状(笑)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

久しぶりに、でっかいポカをやってしまいました。

ちょっとした(ではないのですが)自分のミスで危うくあの世に行きそうでしたが、自分で作った装置に助けられました。

ふぅ~



【6月上旬】きっかけは冷蔵庫の異音から・・・

6月になってから、我が家の冷蔵庫(460L)の調子がよろしくない状況が続いていました。

コンプレッサーからキュルキュルと異音が聞こえたり、「冷え」が悪くなってきました。

2005年頃から使っているので、そろそろ寿命か?という気もしつつ、買い替えとなると20万円くらいするので、見て見ぬふりをしていました。

これが、まさか命にかかわる事態になるとは・・・!

【金曜日 6:00】とうとうご臨終・・・

「調子悪いな~」と思っていた冷蔵庫様は、6月30日(金)の早朝にお亡くなりなりました。

朝起きて冷蔵を開けたら、全然冷えてなく、冷凍室の氷や冷凍食品は溶け始めていました・・・(!)

完全に常温になったわけではないため、取り急ぎ庫内の写真を撮って印刷して扉に貼り、最低限の開け閉め時間にできるようにしました。

この時点で、内部は超ギッシリでした・・・。

この時点で、内部は超ギッシリでした・・・。

御年23歳の冷蔵庫なので修理よりも買い替えることにして、速やかにネットで同サイズの冷蔵庫を秒速購入です。

明日の配送まで、ギューギュー詰めの食品たちを持たさなければ・・・。

【金曜日 13:00】ドライアイス&発泡スチロールケースで保冷開始!

幸い、この日は在宅勤務でしたが会議が多数あり、冷蔵庫の面倒を見ることができません。

逆に、扉をほとんど開け閉めすることなくお昼まで持たすことができました。

ちょうど、宅配生協が今週分の食材を持ってきたので、発泡スチロールの箱と大量のドライアイスを分けてもらうことに成功。

発泡スチロール箱をもらって冷凍食品を移動。この後、大量のドライアイスを投入しました・・・。

発泡スチロール箱をもらって冷凍食品を移動。この後、大量のドライアイスを投入しました・・・。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

すべての冷凍食品を発泡スチロール箱に移し、冷蔵食品はまだ冷気が残る冷凍庫に入れて延命措置。

この日は自分だけが在宅で、冷房は在宅勤務用の部屋(6畳和室)だけだったので、ここに発泡スチロール箱を持ち込んで大量のドライアイスで冷凍食品の保冷を開始します。

一見、ナイスアイデアに思えたのですが、これが大事件に原因に・・・。

【金曜日 15:00】異様な眠さ、危うく死にかける!

午後13時、在宅勤務が始まります(もちろん、昼食は全部冷凍食品)

この日は運悪く(?)会議が目白押しで、在宅勤務部屋でTV会議を始めます。

会議が始まって30分、ものすごく眠くなってきました。

会議が眠くなるのはいつものこと(笑)ですが、この日の眠さは異次元の眠さ。

気が遠くなりそうになった時に、自作の各種室内環境モニター装置「雨太郎2号機」が音声警報を発し、ハッと目が覚めました。

二酸化炭素の濃度がものすご~く高くなっています!

直ちに換気するか息を止めましょう!

そう、大量のドライアイス(=CO2)が気化して室内に充満していたのでした。

世の中はCO2で温暖化だ~♪と騒いでいますが、現在のCO2濃度はたかだか400ppmちょっとくらい。

1000ppmを超えると眠気を感じ始めるとのことですが、この日のピークはブッチギリの3685ppm

雨太郎2号機が記録してくれた、当日のCO2濃度変化(青い線)

雨太郎2号機が記録してくれた、当日のCO2濃度変化(青い線)

道理で眠いわけです。

雨太郎2号機が起こしてくれなかったら、このままどんどん濃度が高くなって、永久に寝ていたかもしれません。

冷蔵庫がお亡くなりになり、後を追うように持ち主も旅立つことになるところでした・・・。

ありがとう、雨太郎2号機。命の恩人です(^^)

テスト中の雨太郎2号機。設計上の上限は5000ppmですが、まさかここに近い値が出るとは・・・!

テスト中の雨太郎2号機。設計上の上限は5000ppmですが、まさかここに近い値が出るとは・・・!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

【18:00】温度監視体制を整える

仕事が終わるやいなや、近所の氷屋さんに行って、大量のドライアイス(10kg、4000円!)を追加購入。

これを発泡スチロール箱×3と、冷蔵庫の野菜室に入れて、すべての食品を冷やし続けます。

今思えば、大量のドライアイスは大量に溶けるだけなので、もっと回数を分けて購入すべきでしたが・・・

右のアクリルケースがリモート監視用温度センサー。左は100均の温度計。

右のアクリルケースがリモート監視用温度センサー。左は100均の温度計。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

また、箱内の温度を調べるために何度も開け閉めしていたので、以前に作ったリモート温度センサを導入。

2ch分の長~い温度プローブで拾った温度をミニ液晶画面で確認できるほか、クラウドにもアップロードするのでPC・スマホで遠隔監視できるし、異常値に対してLINE通知もしてくれます。

これで、だいぶ気が楽になりました(最初からやれよ・・・)

【19:00】冷蔵庫キャンセル&再発注!

ネット発注したままになってた冷蔵庫の状況を確認しようと、この日初めてメールを見ます。

すると、まさかの、納期は3日後(月曜日)。

3日も食品を持たせるのはさすがに難しいので、いったんキャンセルして、翌々日のAMに配達してもらえる機種に変更。

Amazonの「翌日配達」に慣れ過ぎていて、翌日に届くのが当たり前だと思っていましたが、家電量販店ではそこまで早くはないのですね。

これまた、本日のポカ(3個目)です。

あとは、冷蔵庫到着までの30時間ちょっと、冷凍食品から順番に過剰な勢いで食べていくだけです(^^;

【日曜日 10:00】ついに新冷蔵庫到着!

ついに新冷蔵庫が到着しました!

すぐには冷えませんが、残っていたドライアイスを活用して、昼までには冷え始めました。

これで、発生から60時間ほどで、我が家の冷蔵庫危機は終結しました。

発泡スチロールの箱にドライアイスを入れ、全体を輪行袋でくるんでました(^^)

発泡スチロールの箱にドライアイスを入れ、全体を輪行袋でくるんでました(^^)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

最大の危機は、なんといっても、密閉した室内でドライアイスに殺されかけたでしたが、今回の対応でのまずさを書き連ねてみると、

  1. 冷蔵庫の不調を1か月も放置していた
  2. 配達日を確認しないで冷蔵庫を発注(その後も確認せず)
  3. 保冷箱内部温度の自動監視を始めるまで、人力で頻繁に確認していた
  4. (勢いで)ドライアイスを大量に買い過ぎた

などなど、失敗事例の百貨店のような様相です。

まぁ、不幸中の幸いだったのは、自作の測定・モニタリング装置に助けられたところ。

ありがとう、雨太郎2号機!

次に冷蔵庫から異音がしたときは、迷うことなく修理を依頼します・・・(^^;

おまけ

雨太郎2号機は、昨年夏から稼働している、多目的室内環境モニタリング装置です。

なぜか、今まで紹介したことがなかったので、少しPRを。

もともとは、コロナ全盛期?のころに簡単なCO2計測装置(名無し)を試作したところから始まります。

ポータブルCO2測定器製造奮闘記(3.プログラム完成編)

超長かった、ポータブルCO2計測器の最終回です。

前回までに、ケースや回路などのハードウェアはほぼ完成していました(排熱問題がありますが・・・)

一方、肝心なソフトウェアは4月ごろに書いた試作品のままだったので、単にCO2の濃度変化をグラフ表示することしかできませんでした。

最終回は、ソフトウェア面の充実(というほどではないけど)を紹介して終了です。

その後、「在宅勤務中の雨に気が付かずに洗濯物が全滅してツマに殺される」という悲劇を未然防止するために、ベランダの子機で雨粒を検出したら直ちに無線で親機に伝えて音声&LINE通知する装置、雨太郎1号機が作られました。

インテリジェント・テルテル坊主システム完成!

昨年12月に紹介して以来、だいぶ時間が空いてしまいましたが、雨降りをお知らせしてくれるiTTBインテリジェントテルテル坊主)が、ほぼ完成しました

メインの機能(雨が降ったら通知)は比較的早くできていたのですが、音声機能や明るさ変化対応など、余計な機能?で時間がかかってしまっていましたが、なかなか便利で、珍しく家族にも好評です。

実運用開始から2カ月ほど経ちましたので、経過報告です。

これらの装置を合体したものが作りたくなり、昨年夏に、以下のような機能を盛り込んだ、雨太郎2号機が完成しました。

  • 各種室内環境を測定(CO2、温度、湿度、気圧、明るさ)
  • 異常値(CO2、温度)を検出すると、音声警報&LINE通知
  • 各種データは逐次クラウドへアップロード
  • ベランダに設置した子機で雨を検出し、音声警報&LINE通知
  • Li-ionバッテリー駆動(半日程度)
  • 無駄にラジオ機能やヤフーニュース表示機能
  • 明るさや時刻に応じて、適当な挨拶を発声
  • 外部ディスプレイやマウスなども接続可能
左から、雨太郎2号機、CO2測定器(名無し)、雨太郎1号機。

左から、雨太郎2号機、CO2測定器(名無し)、雨太郎1号機。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

後半になるに従い、だんだん不要な機能のような気もしますが、調子に乗っていろいろコーディングしてしまいました。

また、ベランダの子機の電池交換が面倒(CR2032)だったので、昨年秋ごろには、太陽電池+EDLC(電気二重層キャパシタ)を組み合わせて、無電源で稼働するようなりました。

太陽電池+キャパシタで無電源化した子機。防水試験中です(^^)

太陽電池+キャパシタで無電源化した子機。防水試験中です(^^)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

これだけ機能満載したらもういいのでは?と思っていたのですが、ひょんなころから、さらに機能を追加した雨太郎3号機を開発中。

似たような装置に囲まれ、異変が起きると、一斉に警報が鳴る賑やかな家になりつつあります(笑)

雨太郎3号機製作中。ケース設計、回路設計、回路実験を同時にやるからゴチャゴチャに・・・。

雨太郎3号機製作中。ケース設計、回路設計、回路実験を同時にやるからゴチャゴチャに・・・。

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コメント

  1. 名前:_toshi 投稿日:2023/07/21(金) 08:12:41 ID:5133e7e8b 返信

    Shiroさん:

    おー、危ない、危ない、発明に命を助けられましたね、良かったです。

    我が家でも数年前、妻から冷蔵庫が壊れたと会社に電話が有り速攻で帰宅、その足で近所の電気屋に行き、本体色もドアの位置も無視し、内容量と今日これからすぐに運んでもらえる、を条件に在庫品の中から選んで購入した事が有りました。

    家電はほとんどが必需品ですが、冷蔵庫だけは本当に待った無し、ですよね。

    • 名前:Shiro 投稿日:2023/07/21(金) 18:58:43 ID:3bb19e855 返信

      もともとは在宅勤務部屋の換気の悪さ(セントラル空調が無いので完全に密閉)で困って作ったのですが、こんなところで役に立つとは。
      ただ、普段から警報がうるさかったので、チェックインターバルを1時間程度にしてしまっていたので、こんなことに。
      もっと5分間隔くらいなら、すぐに気が付いたのですが・・・。

      数ある家電製品の中で、故障時に秒単位(?)の対応が迫られるのは、冷蔵庫くらいでしょうね。
      我が家も_toshiさん宅と同様、もう何も選ばないで発注してしまいました。

      今になって、使い勝手がいまいちで、「あと10年付き合うのか・・・」と少し後悔しています。
      あと、家電量販店のポイントがどっさり入ったので、なんかのパーツを買おうとたくらんでいます(^^)

  2. 名前:ばしばし 投稿日:2023/07/21(金) 07:45:37 ID:dde02c657 返信

     ドライアイスは日常でも使うことが多いので気軽に使ってしまいますが、大きな事故につながることがありますよね。注意せねば。
     業務で低温試験を実施する為に液体窒素を使ったことがあり、その時は腰に酸素濃度計を取り付けていました。アラームが鳴ったら一旦その場から離れるといった対策をしていたことを思い出しました。通常、自宅にCO2計測装置なんて設置しないでしょうが、まさかの大活躍でしたね。

    • 名前:Shiro 投稿日:2023/07/21(金) 18:55:53 ID:3bb19e855 返信

      そう、日常的過ぎて危ないですよね。
      調べると、研究室で極地地方の気象を再現しようとして事故とか、車で運搬中に酸欠とか(!)、結構怖い事故がありるようです。
      液体窒素も怖いですよね。
      学生の時の研究(超電導も少しやってたので)で扱っていましたが、いつも怖かったです。
      ゴキブリにかけて石にしたときは楽しかったですが(^^)

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