苦節7年,ようやく夏らしいひまわりが!(座間ひまわりまつり)

今年も,座間の「ひまわりまつり」に出かけてきました。

座間のひまわりについては,2008年に初めて見に行ってから,なんども出かけているのですが,正直言って,まともな写真が撮れたことは一度もありませんでした。

通算6回目となる今回は,ちょっと気合を入れて撮り方を少し工夫して,ようやく,「夏らしいひまわり」をとることに成功しました。

なんか,ポスターみたいですが・・・(^^;



「残念なひまわり写真」の歴史・・・

おいらが座間の「ひまわりまつり」に初めて行ったのは2008年8月。

このときは,ルイガノRHC号(懐)に乗って,カメラはRICOHのコンデジCaplio GX100(懐!)でしたが,当時としてはまずまずの写真が撮れて,満足していました。

それから,毎年のように出かけていたのですが,ちっとも,夏らしい写真は撮れていませんでした。

訪問日 カメラ 結果
2008年8月15日 RICOH Caplio GX100 コンデジにしてはまずまずでした
2010年7月28日 RICOH Caplio GX100 季節が早すぎたのか,ひまわりが全く咲いてませんでした
2010年8月20日 Nikon D90
TAMRON 17-50mm F2.8
ひまわりの状態は良かったのですが,薄曇りで,夏っぽさがちょっと足りませんでした
2013年7月18日 SONY NEX-5N
E18-55mm / E16mm
初めて栗原会場。ひまわりは良かったのですが,撮り方が下手で活かせず・・・。
2014年8月25日 SONY RX100m2 今度は季節が遅すぎ,全滅(全部枯れていました・・・)

訪れるのが早すぎて咲いてなかったり,逆に遅すぎて全部枯れていたり,ひまわりは満開なのにカメラ技術がヘタでダメだったりと,まともに撮れたことがありませんでした・・・。

2010年。悪くはないけど,なんかイマイチ・・・。

2010年。悪くはないけど,なんかイマイチ・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

どちらの会場に行く? 何を持っていく?

今まで知らなかったのですが,座間の「ひまわりまつり」は2会場で行われていて,それぞれ,開花時期が異なるそうです。

種まきの時期をずらしているようで,今年のまつりの開催時期は以下のようになっています。

  • 栗原会場: 7月23日~28日
  • 座間会場: 8月13日~18日

今日は7月26日だから栗原会場になるのですが,座間観光協会へ観光協協会によると,台風によって多くのひまわりが倒れてしまっているそうです(涙)

でも,先週,自転車仲間が行ってきたFacebookを見ると,それなりに咲いているようにも見えますので,とりあえず,栗原会場に行ってみることにしました。

また,カメラについては悩んだのですが,コンデジしか持って行かないで悔しい思いをしたくないので,初めてクソ重いデジタル一眼レフを背負っていくことにしました。

  • カメラ: Nikon D600,SONY RX100m2
  • 広 角: Nikkor 16-35mm F4
  • 望 遠: Nikkor 70-200mm F4

カメラだけで2.5kgほどになります。重い~

久しぶりに5時に早起きし,ガラ空きの境川CRを走ること25km。

およそ1時間半で,ひまわりまつりの栗原会場に到着です。

朝5時半。ガラ空きの境川CRを北へ飛ばす。涼しくて気持ちいい~(^^)

朝5時半。ガラ空きの境川CRを北へ飛ばす。涼しくて気持ちいい~(^^)

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

CRを抜けて一般道に入ったら,あとはEdgeさま頼みです。

CRを抜けて一般道に入ったら,あとはEdgeさま頼みです。

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

苦節7年,6回目の挑戦で会心のひまわり(^^)

早朝にもかかわらず数人のカメラマンが撮影していて,自分のアヤシイ身なり(レーパン&超汗だく)が気になりますが,傑作を撮るためには気にしてはいられません(笑)

で,撮れたのがこれ。

おぉ~,真っ青な空! ようやく撮ることができました(^^)

おぉ~,真っ青な空! ようやく撮ることができました(^^)

Nikon D600 + Nikkor VR 16-35mm F4

ちょっと,オールバックなひまわり(^^)

ちょっと,オールバックなひまわり(^^)

Nikon D600 + Nikkor VR 16-35mm F4

縦位置でも。もうちっと空を入れたかったな。

縦位置でも。もうちっと空を入れたかったな。

Nikon D600 + Nikkor VR 16-35mm F4

苦節7年,通算6回目の訪問で,ようやく「夏っぽいひまわり」を撮ることができました!(^^)

多少,ポスターや絵葉書っぽさがありますが,今回はそれを目標にしていたので,良しとしましょう。

「夏っぽいひまわり」撮影のコツ

今回,初めて知ったのは,「オトナのひまわりは東を向いている」ということ。

おひさまを追いかけるのはコドモのひまわりのようで,大きくなって頭が重くなると,基本的に東向きに固定されるそうです。

臨時の展望台から見たところ。左方向が東です。

臨時の展望台から見たところ。左方向が東です。

Nikon D600 + Nikkor VR 16-35mm F4

また,写真の基本として「青空を青く撮る」ためには(逆光じゃなくて)順光で撮ればいいのですが,ひまわりは東を向いているということは,「前を向いているひまわり & 真夏の青空」を撮るためには,午前中に撮る必要があるということです。

今まで,夕方や昼ごろに出かけて失敗していたのは(空が薄い or ひまわりが後ろ向き),このためだったのか・・・。

典型的な残念写真。空が青くならないんです・・・。

典型的な残念写真。空が青くならないんです・・・。

Nikon D600 + Nikkor VR 16-35mm F4

好き嫌いはあるかと思いますが,今回のような,「夏っぽいひまわり」を撮るには,以下のようにすれば大丈夫です。

  • 午前中に順光で撮る(空が青くなる)
  • 広角レンズで撮る(空の面積を増やす)
  • ローアングルで撮る(空を増やし,上向きの花が元気に見える)
  • 露出をマイナス補正する(青さが増す)
  • 絞りは,絞り気味(開放気味だと雲が曖昧になる)

普段の風景やポートレート写真のくせで,なんでも「逆光」や「半逆光」で撮っていたのですが,ひまわりに最適なのは「順光」だったんですね。

6回目でようやく気が付く,メカラウロコのひまわり撮影でした(^^)

8月になったら,また座間会場にも行ってみよう!

座間ひまわりフォトアルバムはこちら~

おしまい。

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