Noguさんが復活し、嬉しさのあまり619W出力している瞬間(^^)
SONY アクションカム HDR-AS200V
先週、なんとか無事に完走したサイクルパークフェスティバル(CPF2017)。
昨年(CPF2016)の報告時には「人生最大級の疲労」と形容していましたが、今年はその疲労を更新した気がします。
あまりに疲れたので、あと1年はCPFには出なくてもいい気分です(来年出るんじゃん、笑)
CPF2017の出走仕様
CPFには、「ひとり3時間」や「チーム3時間」、「ひとり5時間」などを初めとして10種類くらいの出場方法があるのですが、今年も「3時間・おっさん・2名チーム」で参加です。
今年で3回目の参加ですが、ずっとNoguさんと一緒に出ていて、変化したのは、よりオッサンになったくらいです(笑)
機材の方の変化は、以下の通りです。
パーツ | CPF2015 | CPF2016 | CPF2017 | 備考 |
---|---|---|---|---|
車体 | LOOK595 | 我が家のフラッグシップ | ||
ホイール | カーボンホイール (前)Reynolds MV32T UL / (後)FastForward F4R |
平地でも山岳ホイール | ||
タイヤ | Vittoria CORSA CX2 | Vittoria CORSA CX3 | 富士ヒル格安購入 | |
クランク | FC-7950 | FC-9000 | 違い分からず | |
ペダル | KEO 2 MAX (黒) | KEO 2 MAX (白) | KEO 2 BLADE | 〃 |
リアスプロケ | 12-27T | 12-27T | 12-30T | シルバーギアです |
サイコン | Edge 810J | SGX-CA500 | SGX-CA500 fenix 5s |
fenix 5s最高です(^^) |
パワーメーター | なし | ペダリングモニター | 使いこなせず・・・ | |
コラムスペーサー | 第11回富士ヒルクライム | 第13回富士ヒルクライム | 今年のは未開封 |
最大の特徴は、平地レースにもかかわらずリアが30Tになっていることで、約2000人の参加者の中でも、こんなにバカでかいギアを付けていたのは、おいらだけでしょう(笑)
先日のヤビツ峠TTで,男気ある超格好いいアイテムを見せつけられてしまいました。
それによって,おいらのヒルクライム魂がメラメラと燃え上がり,さらに男気のある,秘密兵器を導入することを決意するにいたりました。
その,男気あふれるアイテムとはいったい・・・?
猛烈な練習不足(日本語変?)と、一か所だけある上り坂の対策もありますが、そもそもスプロケ交換する時間が無かっただけだったりします。
2時に寝て、5時に起きる。天気はもちろん雨だ。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
金曜日深夜に単身府に先から帰って、それから準備をして車載完了したのが当日の午前2時ですから、こんな状態でちゃんと走れるのやら・・・!?
しかも、土砂降りだし・・・
レースの様子
3回目のCPF参加ですが、今まで一度も快晴だったことは無く、今年も当日朝までかなり激しい雨が降っていました。
天気予報では昼前には回復する見込みでしたが、クルマが走らない路面がそんな簡単に乾くわけはなく、おそらくレース終了までウェットコンディションが予想されます。
念のため、タイヤ空気圧を7.5barくらいまで下げて、いよいよ、CPF2017開幕です!
まだ小雨が残る中、今年はNoguさんからスタート!! 気を付けて~!(^^)
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
レース序盤(第1、第2スティント)
今年も1周3.05kmのコースを3周ずつ走って後退交代していく作戦です。
序盤は水たまりが多く、誰かの後ろに張り付くと盛大に泥水を浴びるので、ほとんど列車に乗らずに走ることになりました。
転倒者も多数見られましたので、とにかく慎重に走った、第1、第2スティントの6周でした。
レース中盤(第3スティント)
第2スティントが終わってNoguさんと交代し、次の出番まで3周分の時間(だいたい20分くらい)休憩となります。
チームみんなの写真を撮っていると、遠くにNoguさんの勇姿を発見!
しかし、なんか様子がおかしい・・・。
速度がすごく遅いし、なんか、走っている位置がおかしいような・・・?
なんと、Noguさんはピットレーンを走っていて、1周早くピットインしてきていたのでした(!)
■
ピットに戻ってきたNoguさんは両脚が攣っていたようで、ペダルを漕ぐどころか、立つこともままならず、おいらにバトンタッチ(脚に巻く計測バンドを渡す)した後は、仲間たちに担がれるようにしてピット奥へ倒れ込んでいきました。
そこから、おいらの永遠と思えるほどの長い旅が始まります。
選手交代直後は、Noguさんの状況があまり分からず(選手交代は10数秒)、とりあえず走り始めたおいらの心境はこんな風に変化していきました。
タイミング | 出来事 | おいらの心境 |
---|---|---|
交代前 | Noguさんが1周早く戻ってくる | げげっ! まだ準備できていない! |
1周目 | ピット前で仲間がNGサインを出している | ノルマ3周+1周かな |
2周目 | 〃 | 〃 |
3周目 | 〃 | 次でピットインかな |
4周目 | ピットインするものの、Noguさんリタイア宣言でコースに戻る | どび~ん、限界なんすけど |
5周目 | ピット前で仲間がNGサインを出している | 死ぬかも・・・ |
6周目 | 仲間みんながOKサイン。Noguさんもスタンバイ! | 人生最高の多幸感 |
結局、当初予定2倍の6周回をしたのですが、最後にピット前を通過した時に、仲間みんながOKサインを送ってくれ、さらに、Noguさんが自転車とともに立ち上がっている姿を見たときの幸福感は、我が子が生まれたときに次ぐ嬉しさです(オーバー、笑)
脚も心臓も燃え尽きかけていたのに、あまりの嬉しさに、ピット前のストレートをスタンディングで猛加速、この日最高出力の619Wを記録しました(^^)
もちろん、100m先では完全に燃え尽き、6周回目はサイクリングペースでしたが(笑)
レース終盤(第4スティント)
Noguさんと選手交代した時刻からすると、どうやら、おいらが最終走者になりそうな感じ。
レースは3時間ですが、終了10分前には新しい周回に入れなくなるので、ラスト1周回ができるかどうかは重要です。
3周回目に入った時点で、タイムリミットまでは6分ちょっとだったため、ちょうどフルパワーで周回してギリギリ間に合うかどうかのタイミング。
死ぬ気で頑張って、強引に4周回目に入ることができました。
もちろん、すぐに燃え尽き、この先はまたもやサイクリング状態、この日の最遅ラップとなりました(極端すぎる・・・)
まとめ
CPFにはまだ、3回しか参加していないのですが、毎回、何かしら楽しい(苦しい?)出来事があります。
- 雨で滑って落車(2015年)
- 選手交代をミスって最終スティントで激疲労(2016年)
- まさかのNoguさん負傷で周回数激増(2017年)
普段は、より高次元の苦しみ(?)を求めてヒルクライムを中心に頑張っていますが、たまには、CCCF(サイクルチャレンジカップ藤沢)も含め、平地レースも苦しくて楽しいものです。
前夜の天気では開催が危ぶまれるほどの土砂降りで、当日もドウェット路面で転倒が怖かったのですが、2年前の落車事故の経験を活かして、無事に走りきることができました。
久しぶりにドロドロになった595号。激選を物語ります(うそ)
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
参加人数2000人と、かなりの規模の大会ですが、長大なトイレ行列や混乱もなく、いつもストレスフリー。
来年もまた参加したいな~(^^)
おしまい。
帰りも、FREED号に2台車載です。左端は、富士ヒル記念袋に入った荷物たち(^^)
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
全くもって面目ない。
昨年のCCCF同様迷惑かけました。
今回は全身がつるという前代未聞の体調異変。
もうダメかと思いましたがチームメイトを見捨てる訳にはいかず難とか復帰しました。
来年こそは天候、体調万全でベストリザルト目指したいです。