最高に気に入っているのですが、ボディカラーだけがねぇ・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
少し時間が空きましたが、GARMIN fenix 5Sの長期使用レポートの最終回です。
長期と言っても半年しか使っていませんが、この半年間で気づいた、イマイチな点・改善要望をまとめてみました。
また、おまけに、オススメ(と非オススメ)のアクセサリも紹介したいと思います(^^)
GARMIN fenix 5Sのイマイチな点
前回、前々回に紹介した通り、バイクに乗るときはもちろん、もはや、日常生活ででも欠かすことができない存在となっているfenix 5S。
風呂以外は付けっぱなし(付けていても問題ないけど、充電タイムにしています)なだけに、日常生活における改善点が少し気になります。
ボディーカラーが灰色であること
「そこかい!」と突っ込まれそうですが、そうです。
GARMIN fenix 5S Grayの最大の不満点は、ボディーカラーが灰色であることです。
ネットでの紹介記事や、元祖GARMINのサイトで見た感じでは、そんなにダメとは思わなかったのですが、現物を手に取った瞬間、あちゃ~という感じでした。
写真ではある程度光沢があるように見えるのですが、現物は全く光沢は無く、むしろ、「塗装し忘れたのか?」「下塗りだけ?」と勘違いしてしまうほど、艶の無い灰色です。
どうしても、未塗装の塩ビ管に見えてしまう・・・
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
全世界から、「艶消し塩ビ管では?」という声がGARMIN社に殺到したと思われ、先日、カラバリが拡充されました。
夢にまで見たブラックとシャンパンゴールド(どちらもサファイヤガラス)が追加になりました。
どちらも、塩ビ管より値段が高い(ブラックで+5000円、ゴールドで+10000円)のだけが唯一の救い(?)ですが、これで塩ビ管と同価格設定だったら、世界中の塩ビ管ユーザーが発狂してたと思われます。
GARMIN社も、絶妙な価格設定で命拾いをしたと思います(笑)
ライフログ関係のおおざっぱさ(^^;
先代のvivosmart HRでもそうでしたが、ライフログ機能が割と大ざっぱだったりします。
万歩計はかなり正確ですが、以下の機能は相変わらずです。
- 階段上昇:超適当で、全くカウントされなかったり、一気に10階も登ったりしする適当ぶりです。
- 就寝時刻:起床時刻は超正確なのですが、就寝時刻は超いい加減で、ほぼ毎日1時半ごろに寝ているのに、23時ごろの健康優良児扱いされています。
階段上昇数、就寝時刻ともにInsight(GARMINのヘルスアシスタント)では重要視されていて、この適当なデータをもとに、「よく何十階も登りました!」とか「日々健康な睡眠ですね!」とか、的外れなアドバイスが出ることがあり、腰が砕けそうになります。
ファームアップは続いているので、そのうち改善されると嬉しいナリ。
通知機能をもう少し充実出来たらなぁ~
これは不満というより、ぜいたくな要望。
メールやSNSの着信を通知してくれる機能は本当に便利で、会議中でもバレずに要件が分かりますし、ライド中でも一瞬で誰からのメールかくらいは分かり、とても便利です。
ただ、AppleWatchのような「本物のスマートウォッチ」と違い、時計本体でメール受信しているわけではなく、あくまでもスマホから通知メッセージを受け取って表示しているにすぎません。
表示行数に限りがあるため、長いタイトルや、長い受信者リストのメールだと、本文までたどり着けずに終わってしまいます。
もうひと踏ん張りして、全文表示できるようになると嬉しいんだけどなぁ~
「モード」の概念が分かりにくいカモです
これは慣れの問題でもあるのですが・・・。
fenix 5Sは猛烈に機能が多いため、モードが多数あります。
普通の「時計表示」の他にも、思いつくだけでたくさんのモードがあります(たぶん、もっとある)。
- 時計モード: 普通の時計。デザインはネットから追加できる
- ウィジェットモード:気圧、心拍、コンパス、メモ書き、天気予報などを切り替えて表示できる。ネットから追加できる
- アクティビティモード:自転車、水泳、ラン、ゴルフ、・・・など無数のスポーツに対応したモード。それぞれのモードに複数枚の画面。
- ストップウォッチ・タイマーなど:複数のタイマーを走らせることができる。
このように多数のモードがある上に、なんせ画面が小さいですから、同時には一個しか表示できないため、「裏で何の機能が走っているか」が把握しにくくなっています。
これは、アクティビティでも時計でもなく、ウィジェットモード。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
例えば、アクティビティ(自転車など)を起動した後で、普通の時計モードに戻ってくると、もはや、裏で計測が続いていることを知ることができなくなります。
画面をアクティビティモードに切り替えれば、サイコンと同じ画面が出ていて、ちゃんと計測中ということが分かりますし、よく見れば、心拍計測用のライトがボディ裏で光っているのも見えるのですが・・・。
アクティビティが起動していることに気が付かず、どんどんバッテリーが消費されていき、夕方になって泣きそうになったことが数回あります。
狭い画面ではしょうがないとは思うのですが、せめて、裏でアクティビティが走っていることだけは分かるようにしてもらいたいなぁ(たまにバイブするとか)
オススメ(一部、非オススメ)アイテム
なんせ腕時計ですので、たいしたアクセサリがあるわけではないですが、こんなものを購入しました。
ガラス保護
おいらのfenix 5S Grayは、残念ながら(けっ!)サファイヤガラスではないので、日常使用でのガラス面の傷が心配です。
vivosmart HRの場合は100均の液晶保護シートでごまかしていましたが、fenix 5Sは画面が丸なので、自作するにはかなり難しそう。
ということで、あっさりと、ガラス保護用のガラスを買ってみました。
ガラスはとても薄いので、貼っていることを忘れそうです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
装着してみると、透明度が半端なく高く、装着していることを完全に忘れてしまいます(この記事まで忘れていました・・・)
fenix 5Sはタッチパネルではないので、使い勝手に影響はありませんし、なによりとても安心です(^^)
充電ケーブル
普通に使っていれば、fenix 5sのバッテリーは一週間くらい持ちます(公称9日間)。
ただ、バイクに乗ってサイコン(&心拍計)として使う時は、通常のGPSモードで12時間、間引きGPS(UltraTrac)でも28時間しか持たないため、週末に単身赴任先から戻る際には充電ケーブルも一緒に持って帰る必要がありました。
で、おっちょこちょい野郎のおいらですから、もちろん、持って帰るのを忘れて泣くことが数回ありました。
おっちょこちょいを改善するのは不可能なので、安い充電ケーブルを追加購入しました。
いかにも格安的なパッケージ(?)ですが、大丈夫です。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
純正よりもカチッと固定されていい感じです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
GARMIN純正の充電ケーブルは3200円という、天文学的なお値段(誇張あり)のため、サードパーティーの互換ケーブルにしてみました(そもそも、純正は高すぎてなかなか売っていない・・・)。
純正の半額以下ですが、ケーブルも細くて取り回ししやすく、問題なく充電できています。
単身赴任先に純正、自宅にサードパーティです(^^)
追加バンド
冒頭で書いたように、おいらのfenix 5S Grayは見た目のカラーがあまりにも寂しいため、バンドを交換することにしました。
といっても、純正バンドはこれまた驚異的なお値段です(6200円・・・)。
そんなもの買うくらいなら本体をカラースプレーで黒く塗るよ!という心境ですが、幸い、fenix 5Sの初回購入キャンペーンで、バンド1本を無料でゲットできました。
バンドのカラバリは意外と豊富で、6色くらいあったのですが、おいらは「ホワイト」を選んでみました。
バンド追加キャンペーン!ということで入手したのですが・・・
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
よりイマイチな感じになりました・・・(T_T)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
ブラックやバイオレットにすればよかったか・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
いやぁ、これだけはないな・・・。
本体のダサカラーをさらに引き立ててしまう、ホワイト。
この色だけは選んではダメでしたね(涙)
せめて、パープルやダークブルーにすればよかったよ・・・。
まとめ
今回は、fenix 5S Grayのイマイチな点を紹介しましたが、実はどれも大したことではありません。
乳バンド無しで心拍計測できて他デバイスに転送できますし、自らがサイコンになることもできます。
時計としての機能は必要十分ですし、プチスマートウォッチ的な使い方もできます。
Grayというカラー以外は本当に満足していて、万人にお勧めできるスポーツウォッチだと思っています。
カラーだけはどうしても残念だけど、末永く使っていきましょう(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
あとは、Grayバージョン購入者に限定で、ブラックにするための塗装キットとか出ないかなあ・・・。
おしまい(^^)