Shiro家初登場! スマートプラグ。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
つい先日、電子書籍元年を迎えたShiro家ですが、今度は、IoT元年(※1)も迎えることになりました。
といっても、超しょぼい元年ですが・・・(笑)
(※1)「電子書籍元年」よりは歴史が浅く、どうやら、2017年が「IoT元年」のようです。
NICEPOINT
- 2口それぞれにタイマー設定できてとても便利!!
- 任意の時間でON/OFFをたくさん設定できるので、複雑な設定もできる
- メカ型タイマーに比べて超コンパクト
- 遠隔電力計測は、制御対象機器の動作状況を間接的に把握できる
POOR POINT
- 遠隔ON/OFFは、家族をびっくりさせる以外、使い道を思いつかない
- 熱帯魚用照明、ポンプなどの他では、やっぱり使い道を思いつかない・・・
熱帯魚水槽のジレンマ
Shiro家では、カメタロウのほかに熱帯魚を10年以上飼っています。
「熱帯魚」というとお金がかかりそうなイメージですが、Shiro家には「コリドラス」というナマズばかりがたくさん住んでおり、もともと、200円くらいで買ったのが激増したので、お魚代としてはほとんど元手がかかっていません。
ドラオたち。華やかさゼロ(笑)
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
先日、5年ぶりに底砂を交換した際に、もっと水草を増やすために「CO2添加」をすることにしました。
水草の光合成には光と二酸化炭素(CO2)が必要なので、日中は照明とボンベによるCO2添加を行うことで成長を促します。
夜になると植物は光合成をやめて普通の呼吸だけになるので、水中の酸素を消費してCO2を排気しだします。
こうなると、ドラオたちは酸素が不足気味となるため、夜間はCO2添加をやめて、代わりにエアーポンプでブクブクやってあげることにしました。
これらをまとめると、以下のようになります。
時間帯 | 照明 | CO2添加 | ブクブク |
---|---|---|---|
昼間 (光合成) |
ON | ON | OFF |
夜間 (呼吸) |
OFF | OFF | ON |
これを毎日やるのは大変なので、タイマーで制御します。
照明とCO2は同じ動作なので一つのタイマーでタコ足すればいいのですが、ブクブク(エアーポンプ)は動作時間帯が真逆なので、もう一つタイマーが必要になります。
メカ型の安物タイマーなら1個で1,500円程度なのですが、ジージー音がうるさいし、巨大で場所も取るのが悩ましい。
熱帯魚屋さんでは2系統の制御ができるデジタルタイマーも扱ったりしていますが、お値段が1万円近くもしてしまい、格安熱帯魚システムには痛い出費です。
どうしたもんだか・・・。
Shiro家初のスマートプラグ登場!
「2系統のタイマー制御をしたい」「安く、コンパクトに」という、図々しい願いをかなえてくれたのが、2口プラグのスマートプラグ。
基本的には、2口のタコ足プラグなのですが、それぞれの口をデジタル制御できます。
- 手動SWでON/OFF
- タイマー設定でON/OFF
- 外出先から遠隔ON/OFF
- 外出先から電圧・電流・電力量をモニター
Shiro家で欲していたのは1~2の機能であり、これだけでも十分なのですが、さらに3のリモート制御、4のモニター機能までついています。
お値段もびっくりするくらい安くて、Amazonで2000円弱でした。
メカ型タイマー×2個分の機能(+α)が、一つのIoTプラグに!
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
分かりやすい日本語説明書が付いてきました。字小さいけど・・・
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
アース側が大きいのはいいのですが、ちと大きすぎて刺さらない場合があるので要注意。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
2~4の機能を使うには、まずは、スマートプラグを家のWi-Fiルータに接続する必要があります。
スマホに専用アプリをインストールして、スマホ・ルータ・プラグをWi-Fi接続して、各種設定を行います。
Bluetoothのペアリング程度の簡単な操作ですので悩むことはないと思います。
(1)手動ON/OFF
本体のボタンを押すと、その横のプラグ口を個別にON/OFFできるので、巷にあふれる「省エネタップ」などと同じです。
シンプルで可もなく不可もなく。
各口の横にあるボタンSWを押すと、ON/OFFになります。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
(2)タイマー機能
Shiro家用のメイン機能。
それぞれの口に、別のタイマーをプログラムできます。
「何曜日の何時にON」「何曜日の何時にOFF」をいくつでも設定できるので、朝と夜だけ照明をつけて、昼間は消しておくという複雑な設定も可能です。
わかりやすいし、動きは正確だし、無問題です。
任意の時刻でON、OFFをたくさん設定できるので、複雑なプログラムもできます。
(3)遠隔ON/OFF
スマホアプリ画面のタップ操作でON/OFFできます。
室内はもちろん、屋外(ネット)からも同じように操作できます。
単身赴任先(福島)から、自宅(藤沢)の水槽照明をON/OFFさせて、家族を驚かせることはできました。
・・・が、特に何の役に立つのか、思いつかないです。
今時、コンセントON/OFFで使う家電製品なんてほとんどない(扇風機すら回らないのでは?)ので、う~む、なにも思いつかない。
タップ口のアイコンで個別にON/OFF。上のアイコンで一括ON/OFF。
(4)遠隔モニタリング
スマホアプリで、それぞれのタップ口での電圧・電流・電力の計測値を表示できます。
電圧・電流は、家を留守にしている間に「ちゃんと動いているかな?」という確認になります。
また、電力は積算(kWh)なので、「熱帯魚関係でどれだけ電気代かかってるのかな?」がわかり、それなりに便利です。
ただ、2口合計値しか計測できない(センサがないのでしょう)のがちょっと残念。
左が本日の消費電力右が今月のトレンド(2口合計)
まとめ
「スマートプラグ」というと、スマートスピーカーと同様、ニーズより技術が先行してしまっていて「どう使うねん?」「本当に要るの?」みたいな感覚を持っていました。
案の定、遠隔ON/OFF機能は全く使い道が思いつきませんが、詳細設定できるタイマー機能はとても便利で満足しています。
スマートプラグで整理しましたが、まだゴチャゴチャしています(^^;
左に見えるのはカメタロウです。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
結局、スマート機能(遠隔ON/OFF、モニタリング)はほとんど使ってないので、単なる、「使いやすいタイマー」ですが(^^;)、2タイマーで2,000円はとてもお買い得です。
本来の商品目的とは若干ずれていますが、熱帯魚関係で複数タイマー問題でお悩みの方にはお勧めです。(4口タイプもありますし)
おしまい。
電子蚊取り線香に使いましょう(^^)