2015年11月~2016年1月の月間読書記録

2015年11~2016年1月の月間読書記録です。

いかんですなぁ,全然本を読んでいない・・・。

3ヶ月間記事をためてみましたが,結局,6冊にしかなってません。

このまま待っても,ちっとも読了が増えそうにないので,ここらへんでまとめておきましょう。

去年の11月からの読書記録は以下の通りです。

著者 プチ感想
頭脳で走るロングライドの実践術: センリャク的長距離サイクリングの極意50か条
『頭脳で走るロングライドの実践術』

田村 浩

評価:★★★

久しぶりにロングライド関係の本を読みました。

タイトルに「頭脳で走る」とある通り,フォーム,ペダリング,ケイデンスなどの自転車のフィジカルな技術についてはあまり触れず,ロングライドを成功させるための準備や計画の仕方を中心に書かれています。

新しく学ぶことも多くあり,実に楽しい本でした(^^)

アラフォーからのロードバイク  初心者以上マニア未満の「マル秘」自転車講座 (ソフトバンク新書)
『アラフォーからのロードバイク
初心者以上マニア未満の
<マル秘>自転車講座』

野澤 伸吾

評価:★★★

ワイズロードの店員さんが書いた自転車入門書。

自転車業界は決して広くなく,その中で著述を仕事にしている人は極端に少ないので,上の鶴見辰吾さんや「青い自転車の人」に限らず,どうしても,同じような本を目にすることが多くなります。

そんな自転車本業界では,ちょっと珍しい人が書いた本なので,「なるほど,初めて知った♪」ということもいくつかあり,楽しく読むことができました。

カーボンフレームやホイールのグレードは重要で,コンポのグレードはあまり気にしなくてもいい,と誰もが知っているけど自転車屋さんとして大丈夫か?(笑)なんてことも書いてあり,文章のうまさもあって,とても楽しい本です。

読み終わると,ロードバイクに乗ること(メンテ含む)が,いかに楽しい趣味なのか,明日からでも乗りたくなる気持ちにさせてくれます。

また,著者が自転車屋さんということもあり,ショップとの付き合い方やセッティング(店側)とフォーム(ユーザー)の分担など,主にWiggleとしか付き合っていない(しかも最近は疎遠)おいらとしては,なるほど~,なんて思いました。

ただ,タイトルの<マル秘>はちょっとオーバーかな?

とことん自転車 (小学館新書)
『とことん自転車』

鶴見 辰吾

評価:★★

以前読んだ『気がつけば100km走っていた』の続編,というか増補版。

『気が付けば・・・』はすでに読んでいたのですが,持ち前の「揮発性記憶力」のおかげで,最後の最後まで気が付きませんでした(←幸せな奴・・・)

2冊読む必要はないと思いますが,中身はそれなりに面白いので,どちらか1冊は読んでおいて損は無いと思います。

あまり他の本で見かけない話としては,他者(他車)をイライラさせない走り方の話が面白いです。

でも,例の「青い自転車の人」のように,あまり同じ内容で似たような本を出すと,普通の記憶力を持った読者は「同じじゃん!金返せ~」となるので,気を付けた方がいいかな~と思いました。(そうならない自分は幸せなんだか,不幸なんだか・・・笑)

ヒルクライマー宣言 自転車で山に登る人 (小学館101新書)
『ヒルクライマー宣言
自転車で山に登る人』

高千穂 遙

評価:★☆

う~む,またか・・・。

著者が本書内でも認めているのですが,「自転車日記」と基本的に同じ内容です。どうも,最近,「実は以前書いた本と同じなんです,テヘヘ♪」という自転車本が多いなぁ・・・。ただ,漫画よりもこちらの方が頭に入ってくるので,「自転車日記」よりは面白いと思います。

自転車で坂,山を登るなんて!と思っていたのに,自転車を買って乗っているうちに,いつの間にか山の魅力にハマっていってしまう。自分の坂バカ人生(?)を追体験しているような面白さはあります。

ライディングやトレーニング,機材選びなどの「役立つ情報」はほとんどありませんが,「そうそう,こうやってのめり込んでいっちゃうんだよね!」という思いを共感することができ,その意味では,坂バカになりたての人が読むには楽しいかもです。

猫ピッチャー1
『猫ピッチャー』

そにし けんじ

評価:★★★

読売新聞の日曜版に連載されている『猫ピッチャー』の単行本。

普通の飼い猫の「ミー太郎」が,プロ野球球団の「ニャイアンツ」で活躍する猫漫画。

全身が脱力する超ユルい漫画で,毎週,読むたびにホッとします(^^) このためだけに読売新聞を取っている(本当にこれしか読んでいない,笑)のですが,単行本を買ってしまったことで,新聞購読継続が危うくなっています(^^;

ソニー α7R & α7 FANBOOK
『SONY α7R & α7
FANBOOK』

インプレス

評価:★★★

昨年末に大量のカメラ機材を売り払い,SONYのα7IIというフルサイズのミラーレスカメラを導入しました。

最近のデジタル家電全般共通ですが,取扱説明書(←大好物)がものすごく貧弱で,読んでもまったく意味不明だったので,やむを得ず解説書を購入しました。

そんな「しょうがねぇ,買うか・・・」という消極的な購入動機だったのですが,意外や意外,単に機能を網羅的に列挙した本ではなく,目的や用途に合わせて,どの機能を使ったらいいのかまで踏み込んで書かれていて,とても助かりました。「この機能と,この機能はよく似ているけど,こういう場面で使い分けると便利♪」という,なかなか役に立つ情報がたくさんありました。

本書は1世代前のα7(IIじゃない)をターゲットに書かれていますが,初代とIIの(機能上の)違いは手振れ補正の有無くらいなので,ほぼ無問題。

また,初めて電子書籍(Kindle)で購入してみました。単にお値段が安い(1944円→1296円!)からだったのですが,通勤電車や風呂でも簡単にタブレットで読めるので,こういう本であれば(しかも安ければ),電子書籍もアリだなぁ,と思った次第です。

これ以外では,電子版のデジタルカメラマガジン(100円なのよ~)を10冊近く読んでいますが,そのほか,小説類はまったく読んでいませんでした・・・。



『頭脳で走るロングライドの実践術』

特別にロングライドに強いわけではなかった著者が,100km,200kmと距離を伸ばし,やがて600kmや1000kmのブルべに参加するようになり,最後にはそのブルべの主催者にまでなってしまいます(!)

「こんな距離を走れる人はものすごい体力や技術なのでは?」と思ってしまうところですが,タイトルに「頭脳で走る」とあるように,ペースや休憩をうまく計画し,また,装備や準備を周到に行うことがロングライドのカギ,と説明します。

本書は,そのための知識やコツをたくさん伝授してくれます(逆に,ペダリングなどの身体的な技術はほぼ触れていません)。

例えば,こんなことが書かれています。

  • 自転車の選び方(メインはLOOK595! でも,ロードに限らない)
  • ウェア類の選び方(雨対策も)
  • ルート選びの大切さ,GPSの活用方法
  • 持っていくべきもの,置いていくべきもの
  • 荷物の運び方(バッグ選び)
  • 輪行の仕方
  • モチベーションを維持する方法
  • ブルべ出の走り方

ただ,どの項目についても,徹底的に細かく書かれているわけではなく,「こういうことが大事なんだよ」ということが伝われば十分,といった感じです。

おいらは,最長で1日200kmしか走ったことがないので,その先は未知の世界なのですが,著者が「体力じゃなくて計画力や経験だよ」と繰り返し書いてくれているので,なんだか,できてしまいそうな気がしてしまいます。

実際には乗り越えなければならない壁や技術がたくさんあるとはおもうのですが,少なくとも,ロングライドが「面白そう」「やってみたい」と思わせるだけでも,読む価値がある本だと思いました。

鶴見辰吾さんの『とことん自転車』(『気が付けば・・・』も同じ)に書かれている素晴らしい自転車生活を読んでいると,楽しいのは確かですが「いいなぁ,でも俺にはイタリアは無理だよ・・・」みたいに,ちょっと別世界すぎるところがあります。

本書では,著者がとても自身を控えめ(体力も財力も?)に書かれているので,「おいらでもできるかも!」と思わせてくれるところが楽しいです。

実際に200km,300kmに挑戦するときには,もっと詳しい本やネットで情報をリサーチする必要がありますが,その入り口に立ってみる,というところで本書は役に立ちそうです。

おしまい(^^)

おまけ(というが愚痴)

自転車本に限らず,特に新書系では文字が大きめで(老眼にはありがたいのですが・・・),あっという間に読み切れてしまう本が多数出ています。

書評では「一気に読めます♪」みたいに高評価になっていることもあるのですが,情報量が少ない本が高評価というのもイマイチよくわからないところです。

私立学校に通ってるのに「休みが多くて好き♪」みたいな感じで,本末転倒のような・・・。

まぁ,最近,異常なほど巨大な小説が増えてきた宮部みゆきさんが,間違って自転車本を書かれたりすると大変な分厚さ(全5巻,5000円とか)になって,これまた迷惑ではありますが・・・。

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