[つぶやき] 重さが正義になる業界について

ペンは立派でも,書いてる中身は小学生レベル(笑)

ペンは立派でも,書いてる中身は小学生レベル(笑)

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

ロードバイクにとって,軽さは正義です。

「いや剛性が・・・」とか「いやいや慣性が・・・」とかいう意見もあろうかと思いますが,「じゃあ,100kgのフレームと1kgのフレームならどっちがいい?」とか「前後1トンのホイールと1kgのホイールでは?」と聞かれたら,誰もが軽いほうを選ぶでしょう?(極端ですが・・・)

しかし,世の中には重い方が優位で魅力的となる分野もあります。

雑誌の優劣比較や広告などもまったく逆になるのだから,面白いものです(^^)




きっかけは,おっさん仕様FLIXION

しばらく前から,「ちょっと立派なフリクションボールペン」を使っています。

以前は,オールプラ製の3色フリクションを使っていたのですが,手帳を新調したのを機会に,ちょっとだけ背伸び(?)をしてみました。

新調したのは,木目のグリップが付いた,絶対に女子高生は使わない,おっさん臭さ全開の『フリクションボール3ウッド』。

ゴムではない,気のぬくもりが非常に心地よいのですが,使ってみて分かったのは「適度な重さ」の心地よさ。

今まで使っていたプラスチック3色は13gなのに対し,木目3色は26g。

上がプラスチック,下が金属&木目のフリクションボールペン。機能は同じ3色ペン。

上がプラスチック,下が金属&木目のフリクションボールペン。機能は同じ3色ペン。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

プラ3はちょっと軽すぎる気がしていたのですが,木目3はまさにちょうどいい重量。

冒頭のたとえで言えば,「1kgのフレームと10gのフレームどっちが乗りやすい?」という感じでしょうか。さすがに10gのフレームでは軽すぎて乗りにくい気がしますもん。

重さが正義になる業界

文房具は,重すぎても,軽すぎてもダメで,適度な重さがあったほうが使いやすいことが分かりました。

他にも,重いほうが偉い業界を思いつくまま書いてみました。

オーディオアンプ

昔から,オーディオアンプは,重ければ重いほど良いことになっています。

今ではマニアしか手を出さなくなっているようですが,昔は,バイトしてオーディオコンポを一式揃えるというのは,一人暮らしを始めた学生には必須科目のひとつでした。

雑誌の評価記事等では,「30kgを超える弩級アンプ」とか「エントリーモデルながらも10kgと十分な重量」など,重いことをアピールする,自転車乗りからしたら信じられない評価や広告が目白押しでした。

おいらも,学生のときに(スイカ選定のバイトで)かなり苦労して買ったSANSUIのメインアンプは20kg近くあり,その重さは一夏の(スイカ選定の)苦労が具現化したようで愛着もひとしおでした。

おいらが初めて買った,プリメインアンプ(山水のau-α607)。重量18kg・・・。

おいらが初めて買った,プリメインアンプ(山水のau-α607)。重量18kg・・・。

理屈としては,良いアンプ→良い電源→良いトランス→良い鉄材(?)となって,くそ重いボディになるようですが,その真偽はともかく,「苦労して買ったものがどっしり重い」というのは,それなりにうれしいものでした。

「給料3か月分で1カラット(=0.2g)」なんて,悲しくなっちゃいますよね(笑)

そういえば,雑誌等で久しく「弩」という漢字を見ていない気がするなぁ・・・

各社フラッグシップの一眼レフカメラ

カメラは軽くて小さい方が便利で重宝されますが,趣味のカメラもあるレベルを超えた途端,「限りなくデカく,重い方が素晴らしい」という,ヘビー業界に入っていきます。

今では一眼レフですら小型軽量モデルが目白押しですが,多数の入門・中堅機種の頂点に君臨する,超高級フラッグシップ機。こいつだけは,重ければ重いほど偉いことになっております。

Nikonで言えばD4(1340g),Canonなら1DX(1530g,両者電池込み)。

EOS-1D X。重量もすごいがデザインもでかい。カメラ2台分くらいあるな・・・。

EOS-1D X。重量もすごいがデザインもでかい。カメラ2台分くらいあるな・・・。

もちろん,レンズもものすごいヤツを装着するので,余裕で3kgを超える重量になります。コンパクトデジカメなら軽く(重く?)20台以上の重量です。

きっと,プロカメラマンも「ゲハ~,お,重い! しかし,プロたる者,重いカメラを平気な顔して使いこなさなければ!」と,日々,ダンベルやスクワットなどで肉体強化に勤しんでおられるのだと推察します。

そして,ハイアマチュアも含めた多くのレビューでの「バランスが絶妙で,不思議と重量を感じさせない」という文面は定番中の定番です。

重いけど,重くない。武士は食わねど高楊枝の世界なのです。く~

3kg以上の物体を手で持って「重さを感じない」ってのは,宇宙ステーションでレビュー書いてるのか?と突っ込みたくもなりますが・・・。

おいらのメインシステム(Nikon D600,Nikkor 24-70mm F2.8)だと,だいたい2kgですが,それでも本当に重くて重くて気が狂いそうです。月に行きたいくらい(^^)

各社の一眼レフ重量。赤いのがおいら所有のカメラ。ちょうど中堅どころです(^^)

各社の一眼レフ重量。赤いのがおいら所有のカメラ。ちょうど中堅どころです(^^)

カメラ用三脚

カメラと並んで三脚も,ハマってくると,いつしか「重いほうがアリガタイ」という,倒錯ワールドになっていきます。

軽量の三脚は持ち運びは楽チンですが,主目的である「がっちりと支える」という点では一抹の不安があります。

特に風景写真のプロは,「ブレのない写真を撮ることに写真家生命の全てを注ぎ込んでいる」ので,仮にほんの僅かでもブレた写真を撮ってしまったなら,その場で切腹することも辞さない人たちです(んなアホな)

なので,軽量三脚なんてものは選択肢にはなりえず,最低でも2kg,できれば3kgくらいはある重量級の三脚を好んで使用されるようです。

運搬が大変なような気がしますが,そこは,毎晩のダンベルとスクワットで鍛えた体。たかが3kgの三脚なんて,箸やマウスみたいなもんです。

我が家にも,雲台だけで1220gというブツがあります(マンフロットのジュニアギア雲台410)。カメラより断然重いです・・・。

我が家にも,雲台だけで1220gというブツがあります(マンフロットのジュニアギア雲台410)。カメラより断然重いです・・・。

SONY NEX-5N + E18-55mm

ダウンヒルバイク

ようやく,自転車ブログっぽく,自転車ネタ(^^;)

我ら(?)坂バカはひたすら軽くすることを考えていて,さらに,「できれば下り坂が無い世界に住みたい」と思っています。

ところが,世の中には,表あれば裏あり,伊賀があれば甲賀あり(?)で,まったく逆のことを考えている人たちがいます。

それがダウンヒル。

野山を下るだけなので,まずは頑丈さ第一で,重量なんて余り気にしないというか,重いほうがスピードが出てありがたいそうです。

おいらは,そちらの方面には明るくない(というか真っ暗)のですが,ためしに,SHIMANOのコンポで比較してみると,ロード(DURA-ACE)とダウンヒル(SAINT)ではこんなに重量が違います。

コンポ DURA-ACE (7900) SAINT(M820)
STI 378g 266+237g
ブレーキ 293g 324g
FD 67g 147g
RD 166g 250g
クランク 725g 1059g
スプロケ 185g(12-25T) 300g(11-34T)
チェーン 252g 304g
合計 2066g 2887g

コンポだけの重量で800g差というのは,坂バカにとっては気が狂いそうなウェイトハンデ。

もちろん,フレームやホイールもヘビー級のようで,一般的なダウンヒルバイクは15~20kgという脅威の重量だそうです(595号の3倍!)。

GIANTのGLORY2。重量は18.2kg。おいらのアンプと同じか・・・。

GIANTのGLORY2。重量は18.2kg。おいらのアンプと同じか・・・。

なんか,ヨットと戦艦くらい違いそうですね。

おわり

上記以外に,「重いほうが偉い業界」を考えてみたのですが,相撲業界くらいしか思いつきませんでした。

でも,舞の海みたいな力士もいますから,必ずしも重量が全ては無さそうですね。

なんてしょーもないことを考えていたら,100行も書き連ねてしまいました。

全部雪のせいで,外を走れないから,暇に任せてアホなことばかり考えています。

今日はこの辺で(^^)

(おまけ)
先日,ネットで見かけた,外部サイトへ究極の超巨大アイテムの記事

iPhone用超巨大スピーカー。右上にチョコンと見えるのがiPhone(笑)

iPhone用超巨大スピーカー。右上にチョコンと見えるのがiPhone(笑)

一応,iPhone用のスピーカーらしいのですが,右上にマメのように見えるのがiPhoneということで,その巨大さが分かるかと思います。

1m×1.7m×40cmで178kgだそうです。

サイズ&重量もものすごいのですが,音量もものすごくて,開発元によると「100m先の F-15 戦闘機がアフターバーナーを全開にしている轟音に相当」とのこと。

100m先のF-15のアフターバーナーを聞いたことがないのでなんとも言えないのですが,おそらく,きっと,すごいのでしょう。

これで,いちおう,「iPhoneのアクセサリー」というんだから,いやはや驚きです(笑)

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 
記事下用336×280
記事下用336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おかいもの情報


[メーカーサイト]

ちと値が張りますが,ものすごく書きやすいです(^^)

コメント

  1. 名前:Shiro 投稿日:2014/02/24(月) 22:28:46 ID:542d1f29b 返信

    >Noguさん

    山水,sansui。いいですよねぇ・・・。

    なんと,家電店でバイトしていたことがあるんですか~。
    へぇ。

    ちなみに,おいらの実家は真空管アンプ&巨大スピーカーのオーディオマニアです(笑)
    いつか床が抜けないか,心配です・・・。

    乗り物はやっぱり軽さかなぁ。
    自分がフルカウルの自動二輪に乗っていたとき,モトクロスの軽さにたまげたことがありました。
    車もなんですね(^^)

  2. 名前:Nogu 投稿日:2014/02/22(土) 02:02:46 ID:292949833 返信

    山水何・・・とも懐かしい響き。
    つくづく趣味というか思考がかぶりますね。
    学生のころメーカーの売り子として大型家電店の派遣アルバイトしてました。
    はじめはケンウッド、その後一応実績買われてONKYO。
    ミニコンポ全盛でしたけど職場ではバラのコンポの展示品をあれこれつないで視聴しまくりでした。
    山水のアンプは確かに良かった。
    アナログな時代がちょい懐かしいおっさんです。
    もっとさかのぼって最近では真空管アンプ自作なんで夜な夜な検索していたりして・・・
    重さと軽さか・・・
    ヒルクライムでは絶対的に軽さですね。
    昔、弟が乗っていた2サイクルのジムニーに乗った時その軽さに凄く驚きました。
    乗り物は軽いが命ですかね。

  3. 名前:Shiro 投稿日:2014/02/20(木) 23:22:34 ID:30da81c0c 返信

    >cressonさん

    おぉ,おなじau-α607ですか!
    すんごく売れましたもんねぇ,607。

    おいらのも,サイドウッドはありませんでした。
    たまたま,適当な写真が無かったので・・・。

    また,おいらのスピーカーはDS-55です!(^^)

    で,今もTVのスピーカーとして現役で使っております。
    もう,20年近くも使い続けているような・・・。

    アンプはすっかりデジタル化してしまい,YAMAHAのAVになってしまいましたが。

  4. 名前:Shiro 投稿日:2014/02/20(木) 23:19:45 ID:30da81c0c 返信

    >EXEさん

    おぉ,ダウンヒルまでやっているんですか!
    幅広いですねぇ。

    ダウンヒルバイクまでカーボンフレームになってきているんですか。ひぇ~

    確かに,下るだけならいいけど,曲がったりするんですから,あんまりにも重いとコントロール性が悪くなりそうですよね。
    ダウンヒルも軽量化があるのかぁ,なるほどなるほど。

  5. 名前:cresson 投稿日:2014/02/20(木) 11:13:39 ID:39084079a 返信

    こんにちは

    あれビックリ、同じアンプ使ってました。私のはサイドウッドが無かったから同じではないのか?
    このアンプにDIATONEのDS-77だったかな?1台で30kg近くあったと思います。昔のオーディオ機器は重たかったですね。

  6. 名前:EXE 投稿日:2014/02/20(木) 01:38:53 ID:8b70b8f2e 返信

    ダウンヒルもやっているので少しツッコミを。

    >重量なんて余り気にしないというか,重いほうがスピードが出てありがたいそうです。

    これはちょっと違うかな? と思いました。下るのは専用のコースで、最近は軽量化が進んでいます。カーボンフレーム出てきているほどで(ex;Santa Cruz V10 Carbon)、サスペンション周りも随分軽くなってきています。人の力で動かす以上、軽い方が動きやすいので比較的軽量な方が好まれます。ただ、頑丈であるのは変わりありませんね。もちろん、重さはどうでもいいから頑丈な方が良い、という人もいます。

    あと、Saintのコンポですが、DHバイクは基本的に前の変速はありません。付いているのは脱落防止用のチェーンデバイスというものです。また、カセットもスピードレンジに合わせてロード用の物を使う事の方が多いです。なので、仮にロードのコンポと比較するなら以下のようになります。
    STI=ブレーキレバーのみ+シフトレバー(リア):340g
    ブレーキ=キャリパー前後+ローター+ホース類:800g
    FD=なし
    RD=272g
    クランク(BB込み)=930g(ギア1枚、標準で36T)
    カセット=245g(5700をそのまま使ったとして)

    といった感じです。
    まあ、どんなに軽くても14kg程度、最近のモデルでも16kgとか17kgあったりするので、ロードに比べると随分な重量なのは変わりないですね。前後のタイヤとチューブで3000gぐらいありますし。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です