T90用に「マグネット式のマイクロUSBコネクタ」を買ってみました(^^)

ASUS TransBook T90のサイドできらりと光る小さな金属パーツ。今日は,この極小パーツが主役です(^^)

ASUS TransBook T90のサイドできらりと光る小さな金属パーツ。今日は,この極小パーツが主役です(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

昨年末に登場しし,フォトポタ日記のすべての記事やコメント,PHPコードを書き続けているASUS TransBook T90 Chi以下,T90)。

超小型なのにディスプレイ・キーボードともに使いやすく,そこそこの処理能力があるのにバッテリーの持ちが良く,まだ1ヵ月ちょっとですがとても気に入っています。

しかし,こんな万能T90にも「今にもぶっ壊れそうなマイクロUSB端子」という大きな弱点がありました。

今回は,この問題を解決するアイデア商品を紹介です(^^)

【2016.10.20追記】

おいら自身はとても便利に使い続けているWSKENコネクタですが,Amazonのレビュー記事を見ると「スマホが壊れた!」とか「抜けなくなった!」などのトラブルも報告されているようです。

全体的には,「うまく動いているよ」「とても便利だよ」というレビューの方が多いのですが,一部には,致命的に壊れたりしているようです。

おいらは,スマホ(XPERIA Z4)とタブレット(Transbook T90)で全く問題なく使い続けていますが,使用機種によってはうまくいかないこともあるようですので,購入の際はご注意ください~!

気に入った点

  • マイクロUSB端子に負担をかけず,精神的に安心(^^)
  • オス端子がT90にぴったりで目立たない
  • オス端子は簡単には外れない
  • 裏表どちら向きでも接続できる
  • 磁力が強力で充電開始が簡単
  • ちゃんと急速充電供給ができる

イマイチな点

  • 端末側(マイクロUSB端子)の形状を選ぶ
  • 通電中を表すLEDの意味があまり無い
  • 出先で使うためには,もう1本,専用ケーブルが必要(当たり前だけど・・・)


T90のマイクロUSB端子 (Micro USB端子)

購入時の記事でも紹介しましたが,T90にはマイクロUSB端子が一つだけあり,充電と外部機器の接続を担うカナメとなっています。

意外かもしれませんが,マイクロUSBのコネクタは,より大きなミニUSBコネクタよりも抜き差し保証回数が大きく,2倍の10000回の抜き差しを(少なくとも規格上は)保証しています

毎日の充電で1回抜き差しするとして,10000÷365≒27年くらいは問題なく使えるはずです。

しかし,実際には長男のNEXUS7がそうだったように,基板上のハンダが剥がれるなどして,使えなくなる可能性は十分にあります。

[ケチケチDIY] NEXUS 7のUSBコネクタ修理(作業編)

また,T90のマイクロUSB端子は妙にキツク作られていて,抜き差しのたびに結構大きな力をかけてしまっているのも不安材料です。

なんせ,充電を担う端子ですから,こいつがぶっ壊れてしまうとどうにもならないといことで,不安で夜も眠れません(ウソですが・・・)

マグネット着脱式のマイクロUSB端子&ケーブル購入!

我が家にはタブレット端末が4台(T90含む)あるのですが,それぞれの充電方法はこんな状況です。

端末 所有者 充電方法 備考
Google NEXUS7 長男 ・マイクロUSB
・非接触充電Qi
マイクロUSB端子は一度壊れ,現在はQiで充電
Apple iPad mini2 次男坊 ・Lightning 中華Lightningケーブル(100円)使用。意外と頑丈。
SONY XPERIA Z3
tablet compact
おいら ・マイクロUSB
・マグネット充電端子
マイクロUSBは使わず,マグネット充電端子のみ
ASUS TransBook T90Chi おいら ・マイクロUSB か細いマイクロUSBが生命線・・・。

非接触充電方式(Qi)を使っているNEXUS7が一番いいように思えますが,専用のQi充電台が5000円くらいしますし,AC100V電源が必要ですから,どこでも気軽に充電できるというUSB給電のメリットが大きく損なわれます。

個人的な理想形は,XPERIA Z3のようなマグネット式の充電端子

これなら,簡単に着脱できるし,着脱によって端子が傷むこともありません。

T90を購入以来,ずっと,「XPERIAみたいなマグネット式充電端子ならいいのに!」と思っていたのですが,Amazonを見ていたら,その願い通りの商品があることを知りました。

それが,これ。

今回の主役はこれ! ごく普通のマイクロUSBコネクタに見えますが・・・?

今回の主役はこれ! ごく普通のマイクロUSBコネクタに見えますが・・・?

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

こういう風に,コネクタ部(←)とオス端子(→)に分離するんです。接続は強力なマグネットです。

こういう風に,コネクタ部(←)とオス端子(→)に分離するんです。接続は強力なマグネットです。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

端末のマイクロUSB端子に,極小のオス端子を差し込み,そこに,マグネット式のケーブルで2段式に接続するケーブルです。

これなら,端末のマイクロUSB端子に(力学的な)負担をかけることなく,簡単に着脱することができます。

おそらく中国かどこかのアイデア商品だと思うのですが,とても丁寧な日本語説明書が入っているので安心。

珍しく(?)正しい日本語で書かれた,丁寧な説明書が入っているので安心です。

珍しく(?)正しい日本語で書かれた,丁寧な説明書が入っているので安心です。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

製品名が異様に長くいので,とりあえず,「WSKEN」と呼びましょう。

Amaznoでの商品名は

「WSKEN マイクロUSB 充電 ケーブル データ転送ケーブル 2.4A 急速充電 マグネット充電ケーブル LED付き マイクロUSB充電端子 Asus, Huawei, Samsung, HTC, Nokia, Sony, docomo, 等 Android 機器に対応 (100cm, シルバー)」

です。寿限無・・・並みの長さです。

パッケージを見ると,自分たちでも長くて書ききれてないじゃん!(笑い)

パッケージを見ると,自分たちでも長くて書ききれてないじゃん!(笑い)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

マグネット式万歳! すごく使いやすい!

よく調べると,このタイプ(勝手に,マグネット式マイクロUSBコネクタと呼びます)はいくつか商品化されているようです。

その中で,WSKENを購入したのですが,少なくともT90で使うには最適でした(^^)

オス端子の形状が(T90には)最適でした

この手のケーブルで気になるのは,手持ちの端末(タブレットやスマホなど)の形状とマッチするか。

T90はびっくりするくらい薄型(わずか7.5mm!)ので,丸型のオス端子だとハミ出る可能性もあります。

WSKENのオス端子は,非常に小さいうえに四角い形状をしていて,T90のマイクロUSB端子には最適な形状でした。

オス端子は本当に小さく,T90にぴったりと合っています(^^)

オス端子は本当に小さく,T90にぴったりと合っています(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

充電も問題なし!

T90はバッテリー容量がデカイ(18000mAh)こともあり,充電電流は1.5A程度かなり大きいです。

へぼいマイクロUSBケーブルだと充電が開始されない(0.5Aではうんともすんとも)のですが,WSKENは製品名(なのか?)に「2.4A 急速充電」と書かれている通り通り,大電流を流せるので安心です。

念のため,充電時の供給電圧・電流を計測してみると,こんな感じ。

純正ケーブルでの充電は1.31A (バッテリー残量によって大きく変わります)

純正ケーブルでの充電は1.31A (バッテリー残量によって大きく変わります)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

WSKENでの充電 (1.32A)。まぁ,誤差の範囲でしょう。

WSKENでの充電 (1.32A)。まぁ,誤差の範囲でしょう。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

マグネットによる接続なので,接触抵抗などの理由で充電電流が減りはしないか心配したのですが杞憂でした。

また,接続部で発熱する様子もないので,特に問題は無いと思います(^^)

とにかく使いやすい!

直結型のケーブルでやっていたときは,毎日,コネクタの向きを確認して,差し込み角度を微妙に調整(T90のコネクタはきつくて少し角度を付けないと入らない)して充電していました。

WSKENの場合,裏表どちらでも充電できるので,適当に,目をつぶってでも接続できます(^^)

こうやって,充電用コネクタを近づけていくと・・・。

こうやって,充電用コネクタを近づけていくと・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

パチン! 磁力で勝手にくっ付いてくれます。しかも,裏表どちら向きでも充電できます(^^)

パチン! 磁力で勝手にくっ付いてくれます。しかも,裏表どちら向きでも充電できます(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

おまけに,WSKENのケーブルは裏表どちらでもドッキングできるので,この点も気にしなくていいのは楽ちんです。

今までやっていた慎重な抜き差し作業は一体何だったんだ!?という気軽さです。

また,磁力はかなり強力で,ちょっとくらいの傾きでは外れないので,磁力が弱くて簡単に外れてしまうXPERIAの充電端子よりも便利なくらいです(XPERIAはZ4から,マグネット充電端子は廃止されました・・・涙)

オス端子は簡単には外れない!

T90に差しっぱなしにするオス端子ですが,こいつが緩くて外れしまうようでは困ります。

商品によっては外れやすくて困るものもあるようですが,WSKENのオス端子はかなり固く差すので,自然に抜けることはありません。

逆に,指で外すのはかなり難しく,同梱の「専用外し器具」を使ったほうが無難です。

オス端子の差し込みは本当にキツイので,取り外しには専用の工具が便利です。

オス端子の差し込みは本当にキツイので,取り外しには専用の工具が便利です。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

使えない端末も多い

もともとT90のために購入したWSKENですが,あまりにも便利なので,家じゅうの他の機器にも使えるか試してみました。

端末 種類 端子カバー
(○=あり,×=無し)
使用可否
ASUS TransBook T90Chi タブレット × ○ 問題なし
SONY XPERIA Z4 スマホ × ○ かなり固い
Google NEXUS7 タブレット × ○ かなり固い
SONY XPERIA Z3
tablet compact
タブレット × カバーが邪魔
SONY RX100m2 デジカメ × カバーが邪魔
SONY NEX-5T デジカメ × カバーが邪魔
SONY α7ii デジカメ × カバーが邪魔
guee ヘッドライト・テールライト
(中島みゆきではない)
ライト × カバーが邪魔
長男ガラケー ケータイ × カバーが邪魔
次男坊ガラケー ケータイ × カバーが邪魔
Apple iPad mini2 タブレット × × 論外(笑)

あらためて見てみると,多くの機器ではマイクロUSB端子にはカバーが付いていて,WSKENの平たくて四角いオス端子はカバーが邪魔して差せませんでした。

これはNEX-5T(デジカメ)。端子カバーが邪魔です。

これはNEX-5T(デジカメ)。端子カバーが邪魔です。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

gueeのテールライト。これも端子カバーが邪魔(そもそも,マグネット端子での充電は不要ですが・・・)。

gueeのテールライト。これも端子カバーが邪魔(そもそも,マグネット端子での充電は不要ですが・・・)。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

逆に,カバーの無い端末は全部無事に使えましたが,T90以外の端末は,オス端末を差し込むのは相当にキツカッタです。

まぁ,その方がガタつかないので都合良いんですが(^^)

XPERIA Z4。猛烈に差し込みが固いけど,信じて押し込めば入ります。

XPERIA Z4。猛烈に差し込みが固いけど,信じて押し込めば入ります。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

これまた,一体感はかなりのモノ。T90とは別に,もう1本買おうかな!?

これまた,一体感はかなりのモノ。T90とは別に,もう1本買おうかな!?

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

いちおう,製品名には「Asus, Huawei, Samsung, HTC, Nokia, Sony, docomo, 等 Android 機器に対応」と書いてあるので,端子カバーさえなければほぼオールマイティで使えそうです。

ケーブルにあるLEDランプの意味は・・・?

WSKENのケーブルには,LEDが付いていて,電源(ACアダプタやモバイルバッテリー)と接続されると点灯します。

でも,「だから?」という感じです。

XPERIAのマグネット充電端子の多くは,充電中は点灯し,充電が完了すると消灯するようになっていて,とても便利です(端末を起動しなくても充電状況が分かる)。

端末側の充電状況に無関係に点灯し続ける(接続してなくても点灯する・・・)LEDに,あまり意味は無い気が・・・

XPERIA Z3のマグネット充電端子。充電中は赤く点灯するし,すごく便利(^^)

XPERIA Z3のマグネット充電端子。充電中は赤く点灯するし,すごく便利(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

まとめ

以上のとおり,使用できる端末(コネクタ)に制約はありますが,うまく合ってくれれば,これほど便利なものもありません。

磁力の弱いXPERIAの充電端子よりも,もっと使いやすくなっています。

ケーブルの結束バンドも入っていて,結構親切(^^)

ケーブルの結束バンドも入っていて,結構親切(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

ただ,一つ,かなり大きな欠点(と言っていいか微妙)があります。

オス端子を差し込んだら,この専用ケーブルでしか充電ができなくなる,という当たり前の事実です(そりゃそうだ)。

家で充電するにはいいのですが,出先でちょっと充電したいときには,オス端子は簡単に外れないので苦労することになります。

T90はバッテリーで10時間くらい稼働できるので,出先で充電することは無いのですが,スマホのように,あちこちで充電したい人は携帯用に専用ケーブルをもう1本購入しておいたほうがよさそうです。

そういうニーズをとらえて,メーカーではケーブル単品(オス端子を含まない)も売っているので,おいらも念のため1本買っておこうと思っています。

それでは,素晴らしきマグネット端子ライフを!(←なんだ,その人生は)

おしまい(^^)

【補足】データ伝送もできます!

購入動機が「充電」だったのですっかり書き忘れましたが,WSKENは「データ伝送」もできます。

T90の場合,ほかのパソコンにUSB接続する機会は無いと思うので,あまり気にはなりませんが,スマホで使う場合は重要かもしれませんね(^^)

【2016.10.20追記】
Amazonの該当ページに,機種によってはうまく使えない旨のコメントが複数見られるので,注意喚起を書きました。
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毎日使うものなので,とても便利です(^^)

コメント

  1. 名前:_toshi 投稿日:2016/01/28(木) 12:31:41 ID:2d214298b 返信

    Shiroさん:

    Netで見て、「おっ、これは良いかも」と思っていましたが、私のスマホはカバーが付いているタイプなのと、充電を就寝時と(たまに出張での移動中や)自家用車の運転中にもする事が有るので躊躇していました。

    どうしようかなぁ・・・

    • 名前:Shiro 投稿日:2016/01/29(金) 19:30:22 ID:ba273ddf1 返信

      カバーが付いていると悩みどころですね。

      マグネットで簡単に外れしまっては困るので,オス端子は相当にキツク嵌るようになっています。
      端末にもよりますが,「もう,壊れちゃうんじゃないか?」というくらいキツイです。

      なので,一度差したら簡単には抜けませんので,使うとしたら「差しっぱなし」で構わない端末にしないとだめですね!(もともとそのためのブツですし)。

      でも,日々の充電でコネクタの裏表を気にしなくて,ポンとつなげられる快適さを知ってしまうと,カバーをちぎってでもやりたくなります(^^)

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