ついにママチャリのリアタイヤ交換に挑戦!

な,なんだ,これは!?

な,なんだ,これは!?

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

ついに,長年の懸案だったママチャリのリアタイヤ交換に挑戦しました。

ママチャリとはツマ号(ルイガノLGS-TR2)。

前後タイヤ共に経年劣化がひどくて,すでにフロントは交換済みだったのですが,ママチャリのリアタイヤ交換の面倒くささから,ずっと延び延びになっていました。

しかし,とうとう,やらなければならない状況に追い込まれてしまい,重い腰をあげてのリアタイヤ交換です。

長いけど,要するにこんなお話です(^^)

  • ツマ号(LGS-TR2)がついにパンク!
  • 面倒だった,ママチャリのリアタイヤ交換に着手
  • アクスルへの共締めパーツは少なく,思ったよりは簡単にできました
  • ディレイラガードが邪魔でボルトを回せないこともあり


バーストはある日突然に

先週末,珍しくツマも一緒に家族3人(おいら,ツマ,次男坊)で境川サイクリングロード(CR)をサイクリングしました。

走り始めて数分でツマが「腹減った」と言い出したので,CRを離れて「コメダ珈琲店」でランチを食べることにしました。

コメダの駐輪場に3人の自転車を停め,盗難防止用にワイヤーロックを施錠します。

3人分を縛るのって,結構大変!

3人分を縛るのって,結構大変!

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

3台をまとめて縛るのは意外と大変で,四苦八苦しながら数分かけて施錠完了した瞬間,

スパーン!!

という,乾いた破裂音が耳を貫きました。

白昼の発砲事件(経験無いですが)かと思いましたが,なんとなく,どこかで聞いたことがある音です・・・。

音の発生源をたどると,なんと,ツマ号のリアタイヤがこんなことになっていたのです!

な,なんじゃ,このすごいタイヤの状況は!?

な,なんじゃ,このすごいタイヤの状況は!?

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

タイヤ表面はボロボロ,内部の繊維も出てきています(T_T)

タイヤ表面はボロボロ,内部の繊維も出てきています(T_T)

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

タイヤ表面を触ってみると,ゴムの柔軟性は完全に失われていて,内部の繊維がチラホラ見え隠れしています。

フォトポタママチャリ調査官の現場検証によれば,普通に(?)異物を踏んでチューブがバーストしたのですが,極度の磨耗とゴムが劣化していたタイヤはその圧力を受け止めることができず,タイヤごとバーストしてしまったと推測されます。

バーストした箇所以外も,ゴムが剥がれているところもあり,もう,全般的にボロボロの様子です。

家から5kmほどだったから良かったですが,遠出していたらどうなっていたことやら・・・。

いつもながらバカみたいに量が多いコメダのサンドイッチを食べた後,おいらと次男坊は家にとんぼ帰りして,車でLGS-TR2号を回収するため,コメダに向かうのでした・・・。

ママチャリのリアタイヤ交換に挑戦!

こうなってしまっては,さすがに「ママチャリのリアは面倒くさいんだよなぁ」なんていう言い訳は一切通用しません。

オーナーからも「四の五の言わずに,さっさと直せ」と厳命されたので,家に到着するや否や,作業に着手です。

そもそも,ママチャリのリアタイヤ修理が面倒くさいのは,ひとえに,タイヤ・ホイールが簡単に着脱できないからです。

クイックリリース機構になっていないことに加え,ドロヨケやブレーキ,スタンドなど,いろんなパーツがアクスルに共締めされていることも大きな要因です。

[つぶやき] ママチャリにみる「共締め」のすごさ

「ママチャリ」って驚かされることが多いのですが,後輪アクスル周りの固定方法ってすごいなぁ,と思います。

たった一個のボルトで,ものすご~い数のパーツを共締めしているんです。

ところが,LGS-TR2号はママチャリにしては比較的良心的(?)のようで,良く観察してみると,アクスルに共締めされていたのは,以下のパーツだけでした。

  • ディレイラガード(右側)
  • キックスタンド(左側)
アクスル左側。キックスタンドが共締めになっています。

アクスル左側。キックスタンドが共締めになっています。

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

アクスル右側。一見,いろいろ付いていますが,共締めになっているのはディレイラガードだけです(^^)

アクスル右側。一見,いろいろ付いていますが,共締めになっているのはディレイラガードだけです(^^)

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

定番のドロヨケは専用の「ダボ」,ディレイラはハンガーに固定されていて,ブレーキはVブレーキなので,これだけですんだようです(^^)

とはいえ,後で元通りに戻せなくなるとオーナーに殺されるので,とりあえずは,作業前の様子を写真に収めてから作業開始です!

作業の様子

タイヤ交換作業の大まかな流れは以下のとおりです。

  1. アクスルの左ボルト(15mm)を緩める
  2. キックスタンドを外す
  3. アクスルの右ボルトを緩める
  4. ディレイラガードを外す
  5. ホイール全体をフレームから外す
  6. タイヤ・チューブを外す
  7. 新品タイヤ・チューブを装着する
  8. 以下,逆手順で組み立てる
  9. ホイールのセンターを出す
  10. シフトのインデックスを調整する
  11. 多少誇張して,作業終了をオーナーに報告する
  12. 多少脚色して,作業内容をフォトポタ日記にアップする

実際に作業を始めると,3番の作業(アクスルの右ボルト)でつまずきました。

アクスルは15mmのボルトで固定されていて,これをスパナで緩めるだけなのですが,アクスルの右側にはディレイラガードが付いていて,普通のスパナはディレイラガードと干渉してボルトを回せませんでした。

くっ,ディレイラガードが邪魔して,スパナが差し込めない!

くっ,ディレイラガードが邪魔して,スパナが差し込めない!

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

こんなこともあろうと(?),我が家にはメガネレンチも何本かあるので,その15mmを持ち出してきたらジャストフィット。

奥行きが深いソケットレンチでもいいかと思いますが,とにかく,アクスル右側は普通のスパナやモンキーでは回すことができないことを知りました。

メガネレンチだと,なんとかギリギリOK。ソケットレンチの方がもっといいかも。

メガネレンチだと,なんとかギリギリOK。ソケットレンチの方がもっといいかも。

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

また,9番(ホイールのセンター出し),10番(変速調整)も普通のスポーツバイクのタイヤ交換ではお目にかけない作業。

ママチャリのアクスルは,左右のボルトで固定されているのですが,その固定位置は前後数cmで余裕があり,なんていうか,「現物合わせ」みたいな感じになっています。

幸い,変速付きですからチェーンのテンション調整は不要ですが,ホイールがちゃんと真っ直ぐ前を向くように微調整しながら,左右のボルトを締める必要がありました。

同じ理由で,リアディレイラの調整(リミッタ・インデックスとも)も必要になります。

そもそも,ディレイラガードがディレイラ本体に接触していて,半分くらいしか変速できていませんでした・・・(笑)

そもそも,ディレイラガードがディレイラ本体に接触していて,半分くらいしか変速できていませんでした・・・(笑)

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

以上,文章で書くと結構面倒くさいように見えますが,実際には写真を撮りながらでも,作業時間はジャスト1時間でした。

まぁ,スポーツバイクなら15分もあればできる交換作業(■5時間かかったこともありますが・・・,笑)なので,手間と言えば手間ですが,思っていたよりは楽でした。

作業時は,自転車が立っていられるよう,ディスプレイスタンドがあるといいでしょう(^^)

作業時は,自転車が立っていられるよう,ディスプレイスタンドがあるといいでしょう(^^)

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

巨大なチューブの穴と,巨大なタイヤの穴。すごいもんです(^^;

巨大なチューブの穴と,巨大なタイヤの穴。すごいもんです(^^;

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

リアエンド。こんな風に,前後にかなり自由度があるので,ちゃんと調整してやらんといかんです。

リアエンド。こんな風に,前後にかなり自由度があるので,ちゃんと調整してやらんといかんです。

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

使用工具はこんなところです。トンカチは,アクスルを動かすのに使いました(きついんです)

使用工具はこんなところです。トンカチは,アクスルを動かすのに使いました(きついんです)

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

まとめ

思っていたよりは簡単に終わった,ママチャリのリアタイヤ交換。

それは,共締めパーツ数が思ったより少なめだったおかげです。

LGS-TR2はディレイラガードとキックスタンドだけでしたが,ドロヨケや荷台,バンドブレーキ(!)が共締めになっていた日には,作業時間は倍増していたかもしれません。

何はともあれ,無事に前後タイヤが新品に生まれ変わったLGS-TR2号。

とにかく安くて頑丈なタイヤにしたため,見た目はゴツくなってしまいましたが,出先や通勤でバーストするよりはいいでしょう。

前後共にブラックタイヤになり,不必要に精悍な(?)感じになったLGS-TR2。

前後共にブラックタイヤになり,不必要に精悍な(?)感じになったLGS-TR2。

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

そのような状況になって,オーナー様のお怒りがバーストする前に,無事に作業終了できたことは喜ばしい限りです。

ふぅ(^^)

【おまけ】

例によって,自宅前の駐車場で作業やっているので,イヤでも(イヤではないけど)ご近所さんの目に留まります。

今回はかなり派手にパーツや工具を広げて作業していたので,「すごいねぇ,ここまでやるの?」と,軽くドン引きされてしまいました(笑)

自宅前に,こんなに見せ広げてたら目立ちますよね・・・(^^;

自宅前に,こんなに見せ広げてたら目立ちますよね・・・(^^;

SONY NEX-5T + Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 
記事下用336×280
記事下用336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おかいもの情報


コメント

  1. 名前:nagabond 投稿日:2015/11/07(土) 20:34:30 ID:cc7b2e4eb 返信

    Shiroさん、こんにちは。
    かなり昔からのサイレントリーダーだった者ですが初めて書き込みします。
    ユーモアと含蓄あふれる楽しい記事、いつも楽しく読んでいます。

    最近はすっかり内装変速より外装変速のママチャリもが増えましたね。
    自分が学生の頃(90年代後半)は外装変速=スポーツ 内装変速=一般車
    といった図式がありましたが、様相が変わりましたね。

    クイックリリースのエンドの場合、ホイールの着脱を繰り返しても
    リアメカのトップandロー調整ボルトは一旦調整完了していれば再調整は不要ですね。
    でもLGS-TR2のようなエンドの場合、車輪の着脱を繰り返す度にトップロー調整ボルト
    の再調整が必要になるのでしょうかね??

    左右のエンドが正確に平行なら、ホイールの軸をエンドのどこに置いても、
    ギアとプーリーの位置関係は正しく保たれるでしょうが、そこまでエンドの精度が高いとも思えないですし。
    また、軸の位置によってチェーンのたるみが微妙に変化しそうですね。。
    段数が少ないからその程度のアバウトさは許容されるのでしょうか。

    去年の話ですが、自分はBSカマキリ(1991年製)のカップ&コーンBBの分解とグリスアップをしてみたのです。
    ご近所さんから奇異な視線を浴びましたね。
    そんな鉄球をほじくり出してどうするんだという目でした(笑)

    長文ですみませんでした。
    これからもよろしくお願いします。

    • 名前:Shiro 投稿日:2015/11/08(日) 01:36:30 ID:b96bc875e 返信

      はじめまして~
      コメントありがとうございます!!

      かなり前から読んでいただいているとのこと,ありがとうございます m(_ _)m

      ご指摘の通り,最近は内装だけじゃなくて,外装変速のママチャリもすごく多いですね。
      我が家だと,長男のアサヒ号だけ内装で,ツマ号(ルイガノ),次男坊号(アサヒ)は外装です。

      ただ,メンテが滞りがちなので,気が付くと,スプロケットがゴミだらけになっていたりしますが・・・。

      TR2のリアエンドは,まさかこんな形状になっているとは驚きでした。
      なんの規制もなく,ボルトだけで位置決めされているので,バラして戻すと,どうしたって完全に元位置には戻らず,変速の微調整が出ちゃうようです。
      作業にトンカチが必要なくらいですので,精度も大分適当っぽいです(^^;

      まだベアリングはいじったことが無いのですが,ツマ号はペダルの回転がゴリゴリ言っている(購入当初から)ので,いつかは分解清掃せねばと思っています。

      nagabondさん同様,ご近所さんはさらにドン引きされそうですが・・・(笑)

      これからも,駄文・長文ばっかりのフォトポタ日記ですが,よろしくお願いします~

      • 名前:nagabond 投稿日:2015/11/08(日) 02:16:11 ID:896aa8ed4 返信

        奥様のLGS-TR2、少なくともハブとヘッドパーツには
        非シールドベアリングのカップ&コーン方式が採用されていそうですね。BBはユニットのような気もしますがどうなんでしょうね。

        カップ&コーンの分解整備はメカ好きならハマるものがあると思います。

        回転抵抗を減らして奥様にどんどん恩を売りましょう ←笑

        • 名前:Shiro 投稿日:2015/11/09(月) 20:27:39 ID:8633a73db 返信

          そうですね!

          おそらく,ハブとヘッドパーツはシールドベアリングではなさそうですね。

          LOOK号はヘッドパーツもシールドベアリングでしたし,手持のホイールもほとんどがシールドベアリング。

          唯一,カンパのShamal Ultra 2way-fitだけがカップ&コーンでした。

          最初見たときは,「なんじゃこれ?」でしたが,その微調整によって回転の軽さが変わる様子が,なかなか楽しいものがありました。

          しかし・・・,ツマはまったく自転車には興味が無いので,ブレーキシューがホイールに擦っていても,タイヤが1気圧でも気にしません(笑)

          ベアリングの回転は,おそらく,,気が付かないだろうなぁ(^^;)

          その前に,SHAMALの調整もやっておかないと(2年くらい開けてない・・・)

  2. 名前:Nogu 投稿日:2015/11/06(金) 23:15:45 ID:70316ec53 返信

    修理お疲れ様でした。
    しかし、見事なバーストですね。
    走行中でなくて良かったですね。
    共締めパーツが少ないとはさすがルイガノのママチャリ?ですね。

    以前、Nogu妻のママチャリ修理した時は大変でした。
    ロードの整備生の良さはさすがレース機材ですね。

    • 名前:Shiro 投稿日:2015/11/08(日) 01:28:24 ID:b96bc875e 返信

      ねぇ,すんごいバースト状況ですよね(^^:
      コメダでも,周囲の人が「なんだ,なんだ?」とびっくりしていました。

      ルイガノTR2号はママチャリと変わらないのですが,一応,お値段相応なのか少し作りがマシになっています。
      ギア比がバカみたいに重かったりするので,意外とレース機材だったりして(笑)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です