初挑戦、OLIGHT社の2000ルーメンライト「ALLTY 2000」

1000ルーメン(右、LEZYNE)を持っているのに、2000ルーメン(左、OLIGHT)を購入!

1000ルーメン(右、LEZYNE)を持っているのに、2000ルーメン(左、OLIGHT)を購入!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

長い間、自転車ライト増加の記事を書いていませんでした。

もちろん、ライト購入傾向に歯止めがかかっているわけではなく、自転車は増えないのに、ライトは順調に増えています。

今回は自転車ライト業界の黒船(?)OLIGHT「ALLTY 2000」について紹介です。

なかなかクセのあるライトで、なんとも楽しい子です。

NICEPOINT

  • とにかく明るい
  • 明るさの割に安い
  • 軽い
  • 液晶画面が便利(残存容量、持続時間)

POOR POINT

  • 点灯・放電ともにかなり熱くなる
  • マウントの取り付けがチト面倒
  • 点灯・点滅モードが多すぎ
  • 照射パターンが広すぎる



増え続けるライトのなぞ

既存のライトは無くしてないし、もちろん自転車は増えてないのですが、なぜか増える我が家のライト。

今回のOLIGHT購入の直接理由は「おまけで小さなライトが付いてくるから」です。
なんだよそれ・・・(笑

超小型ライト。これが欲しかったんです(^^)

超小型ライト。これが欲しかったんです(^^)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

秋のセールで、「ALLTY 2000」(フロント2000lm)と「RN 120」(リア120lm)のセットが50%オフになっていて、さらに、キーホルダーに付ける超小型ライト「i1R 2」(150ルーメン)がおまけで付いてくるとのこと。

自転車台数に比べてはるかに多いライト保有数を忘れ、購入してしまったのでした。

気に入っている点

初めてのOLIGHT、初めての2000lmですが、気に入っている点から紹介しましょう。

とにかく明るい(安村ではない)

照射方向やレンズ性能などいろいろあるので、ルーメンがすべてはないですが、単純に光量が大きいのでやっぱり明るいです。

今までは、「500では足りないけど、1000あれば十分」と思っていたのですが、一度、2000ルーメンを体験してしまうと、1000でも心もとなく感じますし、500に至っては「充電切れてる?」と思ってしまうくらいに暗く感じます。

手持ちの、Lezyneの500lmLEZYNE 1000lmとの比較はこんな感じです。

やっぱり、ALLTYの2000lmは別格の明るさですね。

LEZYNEの500ルーメン。もともと、昼間のフラッシュ用なので、こんなものかな。

LEZYNEの500ルーメン。もともと、昼間のフラッシュ用なので、こんなものかな。

SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

LEZYNEの1000ルーメン。これでも明るいと思っていたのだけど・・・。

LEZYNEの1000ルーメン。これでも明るいと思っていたのだけど・・・。

SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

ALLTYの2000ルーメン。もはや、クルマ並みの明るさ。

ALLTYの2000ルーメン。もはや、クルマ並みの明るさ。

SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

点灯と点滅を同時にできる

ALLTY 2000は、3つのLED(55、1000、1000lm)が内蔵されています(合計で2000にならないのはナゾ)。

これらの点灯・点滅の組み合わせで多数のモードがある(後述する欠点の一つですが)のですが、一つを点灯にして残り二つを点滅にするというモードがあります。

法令上、夜間は「点灯」が義務ですが、クルマに轢かれないようには「点滅」も欲しいところ。

なので、普通は2個のライトを使うのですが、ALLTY 2000だけで「点灯+点滅」が実現できるので、とても便利です。

上と下半分だけ点灯させたり、

上(55lm)と下半分(1000lm)だけ点灯させたり、

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

上だけ付けたり、色々選べるのです。

上だけ付けたり、色々選べるのです。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

液晶ディスプレイで充放電状態が分かりやすい

自分の手持ちでは初めてですが、バッテリーの状態(充電量、放電可能時間)が表示できるディスプレイが付いています。

残量がパーセント表示されるだけでもありがたいのですが、現在の消費電力(≒点灯状態)から、あと何時間持つか、まで表示してくれます。

電池の残存量(SoC)。デジカメの都合で文字が欠けてますが、本物はきれいなOLED表示です。

電池の残存量(SoC)。デジカメの都合で文字が欠けてますが、本物はきれいなOLED表示です。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

現在の点灯状態から、「あと何時間使えるか」が表示されます!

現在の点灯状態から、「あと何時間使えるか」が表示されます!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

充電中も表示してくれます。(充電完了までの時間は出ないけど)

充電中も表示してくれます。(充電完了までの時間は出ないけど)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

残念なのは、点滅モードの時は、残時間を表示してくれないところ。

点滅によって消費電力が変わるからかもしれませんが、一定時間で平均値とってくれればいいのに~、残念。

予想以上に軽い

自転車用ライト多種ありますが、「重量」という観点で見ると、同じ種類の電池(容量、LiPoか18650などの既製品)であれば、そんなに差はないのでは?思っていました。

しかし、ALLTY2000の重量を実際に測ってみると、1000lmのLEZYNEが128gに対し、2000lmのALLTYは176gとかなり軽量です(どちらもブラケット含まず)

これは、アルミ番長なLEZYNEに対して、ALLTYは完全にプラで作られているからではないかと思います(これがまた、後程課題になってくるのですが・・・)

2000lmで176g!! ものすご~く軽いです。

2000lmで176g!! ものすご~く軽いです。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

バッテリーは普通の18650です(単三よりデカい、Liでは標準的な形状)

バッテリーは普通の18650です(単三よりデカい、Liでは標準的な形状)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

ボディの奥の奥まで、全部プラだから軽いと思われます。

ボディの奥の奥まで、全部プラだから軽いと思われます。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

駆動時間はまずまず

ライトで重要な駆動時間は、もちろん、点灯モードによって異なるのですが、なんせモードがすごく多いので、こちらの表でどうぞ・・・(^^;

モードが多くてとても把握できないので、こちらの表でどうぞ(^^;

モードが多くてとても把握できないので、こちらの表でどうぞ(^^;

同じ1000ルーメンで比較すると、LEZYNEが1時間30分のところ、ALLTYは2時間とかなり長くなっています。

バッテリーは同じ18650×2本だと思うのですが、容量(mAh)が異なるのかもしれませんね。

フルパワーだと1時間しか持ちませんが、実用的な500ルーメンで3時間30分も持ってくれるのはありがたいです(^^)

そのほか

充電は普通のマイクロUSB(micro B)です。

LEZYNEの小型シリーズのように、USBに直接刺すタイプではないのはありがたいです。

また、コネクタ部に小さなランプがついているなど、意外と親切です(^^)

充電はmicro Bで。充電中の小さいランプが新設。OLEDにも表示されますし。

充電はmicro Bで。充電中の小さいランプが新設。OLEDにも表示されますし。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

イマイチな点

冒頭にも書いた通り、明るさは素晴らしいライトなんですが、それ以外のところでは色々欠点もあり、愛すべきライトです。

とにかく熱い!

点灯させると、すぐに、ものすご~く熱くなります。

初めて点灯させたときは、「これじゃ火傷しちゃうよ♪」なんて思いましたが、点灯状態で握っていれば本当に火傷する熱さだと思われます。

例のサーモカメラで、フルパワー点灯時(2000lm)の状態を見てみるとこんな感じです。

真上から。まんべんなく熱くて、最高温度は60.6℃。

真上から。まんべんなく熱くて、最高温度は60.6℃。

下から。LED部(左側)が顕著に熱くて、62.8℃。

下から。LED部(左側)が顕著に熱くて、62.8℃。

LED部をズーム。65℃近い。熱い~

LED部をズーム。65.2℃。熱い~

上でも書きましたが、ボディが全部プラスチックでできているのが、熱さの原因の一つではないかと愚考しますが、ここまで熱いとなると、よくわからんです。

LEDの効率が悪いのかと思ったのですが、実は充電中もかなり熱くなるので、ボディ全体の放熱設計がまずいのではないかと・・・

充電中は、LEDと反対側、お尻の方が熱くなります。

充電中は、LEDと反対側、お尻の方が熱くなります。

ライバルの(?)LEZYNEは、ボディ全体がアルミで放熱フィンの形状になっていて、さらに内部の発熱部位には熱伝導用のアルミが密着している念の入れ方で、点灯も充電も、ほとんど熱くなりません。

まぁ、走ってしまえばある程度は冷えるので問題ないとは思いますが、バックパックなどの中で点灯したら危険な気もしますので要注意ですね。

ブラケットは賛否両論?

ゴムバンド式のLEZYNEとは違い、ALLTYは頑丈なブラケットで固定するタイプです。

このブラケット、ライトとの接合部はGARMIN互換なのですが、自転車への取り付け部はちょっと凝った形式になっています。

取り付け個所の太さに合わせて複数のバンドが用意されていて、それに金具を付けて、ブラケット内でねじ止めする方式です。

同梱されているマウント部品。様々な長さのバンドが付属。

同梱されているマウント部品。様々な長さのバンドが付属。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

適切なバンドを選び、ねじ止め用の金具を取り付ける

適切なバンドを選び、ねじ止め用の金具を取り付ける

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

マウント本体に取り付け、ねじ止めする。

マウント本体に取り付け、ねじ止めする。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

この取り付け作業ななかなか面倒で、いつか小さな部品をなくしてしまいそうで怖いところです。

しかし、一度取り付けができれば、非常に頑丈です。

Amazonレビューでは「走行時にずれる」といった意見もありましたが、おそらく、この(難易度の高い)ブラケットの取り付けでミスっていて、バンドの裏表を間違えているのではないかと思います(片面だけゴムが貼ってあるので)。

また、マウント形状はGARMIN互換となっていて、サードパーティーから多数出ているでしょうからそちらを使うのも手です。

注意点として、GARMINはもともと小さなサイコン用マウントなので、これだけ細長いライトをつけようとすると、ハンドル周りのいろんなブツ(サイコンやステムなど)と干渉してしまうので、要注意です。

ガーミンマウントは回転して着脱するので、干渉しがちです・・・。

ガーミンマウントは回転して着脱するので、干渉しがちです・・・。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

ステムの盛り上がり部にぶつかって、取り付けできない(T_T)

ステムの盛り上がり部にぶつかって、取り付けできない(T_T)

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

点灯・点滅モードが多すぎる~

中国製ライトによくあるパターンで、点灯・点滅モードの種類が異様に多いです。

LED3つ、光量、点灯・点滅の組み合わせで、全部で13パターンものモードがあります(!)

全部で13モード。上から2行目と3行目は全く同じなので、意味がないような・・・。

全部で13モード。上から2行目と3行目は全く同じなので、意味がないような・・・。

特に理解に苦しむのが、左下LEDと右下LEDを使い分けるモードだけで8個もあるところ。

この二つは同じ光量なので、どちらを選んでも変わらないのですが・・・

【2021/11/20 追記】

左下LEDと右下LEDでは、照射する方向が違うのではないかとのご指摘が。

なるほど、もしかすると、それで歩行者側に優しくなる(照射を減らす)などできるかもですね!

また後日確認してみます!(^^)

操作方法は、シングルクリックで光量、ダブルクリックで点灯・点滅を変えます(長押しで電源ON・OFF)

しかし、光量を変えたい時、クリックが早すぎてダブルクリックと認識されてモードが変わってしまい、以後、モード変更地獄をさまようことがよくあります・・・

どのLEDを光らせるかなんて関係なく、「全体のルーメン」だけで選べるようにならないかなぁ~。

照射パターンはかなり広め

これは欠点というより、場合によっては利点かもですが、照射パターンはかなり広めになっています。

完全に暗い夜道を走る時は、左右も含めて広めに照射してくれるので安心できます。

一方、街中を走る時は、相当下を向けても交通標識が激しく反射し、歩行者が顔をそむけているのが分かります。

もうちっとだけ、ナローにしてもいいかもです。

この調子ですから・・・(^^;

この調子ですから・・・(^^;

SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

まとめ

使用1カ月の感想はこんなところです。

猛烈に明るいという大きな利点はあるけど、課題もイロイロあり、万人に安心して勧められるライトではなさそうです。

通勤自転車(SIX号)につけてマックス点灯。もはや、クルマである(^^)

通勤自転車(SIX号)につけてマックス点灯。もはや、クルマである(^^)

SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

ただ、根っからのライト好きにとっては、欠点も愛嬌のうちなので、愛すべきライトの一つです。

同じ明るさをLEZYNEで調達しようとすると3倍くらいの値段になるので、なんたってコスパは抜群です。

カバン内の火災事故に気を付けながら、末永く愛用していきましょう。

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普段は16k円くらいしますが、セールだと半額くらいになります

コメント

  1. 名前:通りすがりのリカトラ乗り 投稿日:2021/11/19(金) 13:40:42 ID:7a00656ae 返信

    「プラで作られている空」なかなか哲学的ですね。
    それと、1000lmの方は正面から見た時の蛍光体の見え方の違いから、左右でビーム角が違いそうな気がします。照らされる側から見て左は右に比べてビーム角が狭いと思われます。
    「ALLTY 2000」と画像検索すると、別ブランドの同名の製品について配光特性の比較写真が見つかります。

    • 名前:Shiro 投稿日:2021/11/20(土) 00:29:07 ID:f3ef76093 返信

      あちゃ~、相変わらず誤字が多いですねぇ・・・(><)
      よく見たら、ALLTYじゃなくて、ALTTYって書いてました。数十回間違ってる~

      右LEDと左LEDの使い分けについては、意味がありそうですね!!
      全く思い当たりませんでした。ありがとうございます!

      今度、左右使い分けで試してみようと思います(^^)

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