フォトポタアプリ第1号、「ヤビツ計算機(仮)」

在宅勤務の様子。全然仕事してないじゃん(笑)

在宅勤務の様子。全然仕事してないじゃん(笑)

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

2週間ほど前から、世の中の流れに乗って(?)在宅勤務となっています。

業務量自体も激減しているため、生活時間に余裕ができました。

そこで、有り余る時間(というほどではないですが)を活用して、スマホアプリを作ることに挑戦してみました(Androidです)。

50歳過ぎてから初めてのアプリプログラミング。なかなか難しいもんですなぁ・・・。



なんとかなる・・・のか?

今から30年ほど前、大学では情報工学を専攻していました。

当時は金はないけど時間は無限にあったので、Cやアセンブリ言語を使って、ゲームから組版ソフトまで、何でもかんでも手作りしていました(PC98や、漢字Talkの頃のMac、SPARCなどでした。懐)

なので、スマホのアプリ作りも、昔取った杵柄で簡単にできると思ったのですが、意外と大変で驚きました。

開発環境は「Android Studio」というGoogle様謹製の統合環境を無料で使えるので安心ですが、あまりに巨大な環境で何がなんやらわかりませぬ・・・。

巨大(?)開発環境、「Android Studio」。デカすぎて何がなんやら・・・。

巨大(?)開発環境、「Android Studio」。デカすぎて何がなんやら・・・。

そもそも、開発言語もCやBasic、Pascal、SmallTalk(うそ)などという慣れ親しんだものではなく、KOTLIN(コトリン)という聞いたこともない言語。

名前はかわいいのですが、何がなんやらさっぱりわかりませぬ。

脳の劣化が激しく、揮発性が高いので1週間で強引に頭に詰め込んで、何とか1個アプリを作ってみました。

祝! フォトポタアプリ1号「ヤビツ計算機(仮)」

作ってみたのは、以前この記事で紹介した、ヤビツのパワー計算を自動でやってくれるアプリ。

ヤビツ後半の「ヘタレ」を科学的に検証してみる
最近,しょぼい「つぶやき」ばかり掲載していましたが,久しぶりのロング記事です(笑) いよいよヤビツアタックの好シーズンを迎えつつあります。 GW中には2回くらいはアタックしたいなぁ,と思っているのですが,以前から気になっていることがひとつあります。 それは,「おいらは,ヤビツアタックの後半,どれだけヘタレているのだろうか?」ということです。 いつも,菜の花台展望台(8.4km地点)から先がとても苦しいのですが,どれくらいのパワーを出せているのか,検証してみることにしました。

ヤビツでタイムアタックをする際、体重や車重をセットし、目標タイムを入れれば、必要な平均パワーを出してくれます。

計算方法自体は、以前紹介した通り、こちらの本がもとになっています。今まで読んだ無数の自転車本の中で1番楽しかった本です。ふじいさん、ありがとうございます。

このアプリで求めることができるのは、以下の4パターン。

  1. 体重・車重・目標タイム → 必要パワーを算出
  2. 体重・車重・パワー → ゴールタイムを算出
  3. 車重・目標タイム・パワー → 体重を算出
  4. 体重・目標タイム・パワー → 車重を算出

以前、Excelで公開した時は、1(必要なパワーを算出)しかできていませんでした。

2(ゴールタイム)を求めるには、Excelのゴールシーク機能で探すしかありませんでした。

アプリでゴールシークするわけにはいかないので、もともとの計算式を「タイム」を変数に整理したところ、タイムの3次方程式になりました。

これを強引に解くことでゴールタイムを導くことができたのですが、A3で3枚も計算する(いつ以来だ・・・?)ハメになり、予想以上に手作業でてこずってしまいました。

予想タイムを求めるために、猛烈に時間を浪費して計算しました・・・。

予想タイムを求めるために、猛烈に時間を浪費して計算しました・・・。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

さらに3(体重)4(車重)の計算は、もともとの計算式に「体重の0.425乗」「0.725乗」とか含まれていたせいで、何次方程式になるかも分からず、あちこち省略した近似値で出すことにしました(ゴメンナサイ)。

省略したのは「空気抵抗」と「転がり抵抗」で、どうせ大部分は「登坂抵抗」なので、許してください・・・。

目標タイムや現状のパワーから、車重を求めているとこ。まぁ、妥当な数字がちゃんと出てます(^^)

目標タイムや現状のパワーから、車重を求めているとこ。まぁ、妥当な数字がちゃんと出てます(^^)

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

一応、1~4どれも、ボタンを押せば瞬時に求めることができるのでとても便利です(自画自賛)

試しに先日、次男坊とヤビツを走った時の数字を入れてみると、30秒くらいしか違わず、かなりイイ感じです(計算方式自体は、ふじいさんなんですけど)

次男坊データで検証。チト速すぎか(本物は37分ちょうどくらい)

次男坊データで検証。チト速すぎか(本物は37分ちょうどくらい)

こんな素晴らしい(笑)アプリなので、他のコースでも使ってみたくなります。

そう思って、下の方には「コース距離」と「コース標高差」を手入力できるようにしたので、これをお好みの数字(富士ヒルならそれぞれ、24000m、1150m)にセットすれば、同じように1~4どれも計算できます。

せっかくなので、複数のコースを登録できるようにしてみようかな?と思いますが、「2画面目を出す」とか「設定値を記憶する」ために、どのようなコードを書いたらいいのか、これまた五里霧中なので、これまた、あまりある時間(笑)を活用して頑張って調べましょう。

単身赴任先から持ち帰ってきた、ミニデスクトップ(LENOVO ThinkCentre)。小さいけど頼りになります(^^)

単身赴任先から持ち帰ってきた、ミニデスクトップ(LENOVO ThinkCentre)。小さいけど頼りになります(^^)

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

上に見えるのは、愛用の超巨大マウスパッド。位置を気にせず使えて、とても便利(^^)

上に見えるのは、愛用の超巨大マウスパッド。位置を気にせず使えて、とても便利(^^)

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

肝心な、Google Playへの登録方法が分からんので、今のところ、自分(と次男坊)のスマホにしかインストールできてません。

登録ができたら、また、紹介してみたいと思います。

以上、在宅エセプログラマーからの報告でした(^^)

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コメント

  1. 名前:sramred 投稿日:2020/05/03(日) 12:09:22 ID:a4c7d1952 返信

    出来の悪い3親等男子向けに10^n年ぶりに数学Ⅱの三角関数を復讐wしてみたら加法定理は残っていたものの倍角半角で怪しくなり、和積の公式で沈没寸前。
    うぅぅぅこれぢゃ三次関数解けないぃぃぃ

    • 名前:Shiro 投稿日:2020/05/05(火) 18:48:22 ID:8ecb30959 返信

      三角関数、もう全く思い出せないですねぇ・・・。
      とりあえず式をかけるだけ書いて、あとは、Excelさん(または関数電卓さん)ヨロシクです。

      3次方程式は「カルダノの公式」で解いたのですが、あまりの複雑さにびっくりしました。どうりで学校では教わらないわけです、いやはや。

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