乗車中のWire。き,黄色い!(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
先々週に紹介した,次期主力シューズのSIDI『WIRE Carbon Vernice Chris Froome Limited Edition』。
あまりに長いので『Wire』と略しますが(短!),ようやく,クリートを装着して,ご近所を走ってみることができました。
前回記事の通り,おいらの今年の自転車シーズンはもう終わりを迎えていて,これから春までに本格的な(高強度な)走りはありえないので,とりあえず,ご近所ライドの様子だけ紹介します(^^)
『Wire』の印象は?
まだ1回,30kmしか走っていませんが(汗),Wireの印象はこんなところです。
- 黄色い(笑)
- ソールが凄く固い
- ホールド感がとても良い
- リテンションシステム侮れず
これだけじゃいくらなんでも短すぎなので,もう少し細かく紹介してみます(←そりゃそうだろう)。
黄色い!
黄色いですねぇ・・・。実に黄色い。
普通のサラリーマンの場合,家でも会社でも,まず「まっ黄色の靴」を履くことは無いと思います。
やはり,いきなりのマイヨジョーヌカラーは目立ちますねぇ(^^;)
家を出るところのWire。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
休んでいるWire。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
ちょうど紅葉の季節なので目立ちにくい(?)ですが,冬(白),春先(ピンク)や夏(青?)だとさらに目立ちそうです。
そこで,ほんの少しでも目立たなくなる方法を発見です。
路上の黄色っぽいところに立てばいいんです。
- 縁石の黄色いペイント
- マンホール周辺の黄色いペイント
- 点字ブロック
駅のホームの縁などでは,点字ブロックが延々と続きますから,この上を走るのもいいでしょう(絶対にやめましょう)。
少しカモフラージュ(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
ただ,なんとなくですが,少し南国ムードが漂う,ここ湘南地区であればそんなに違和感無く走れそうです(^^)
ソールがとても固い
ある程度は予想していたし,期待していたのですが,予想&期待を裏切ることなく,猛烈に固いです。
おいらのひ弱な脚力でも,踏み込むとてきめんに分かります。
フルカーボンのソールなんです(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
以前履いていたSIDI『FIVE』はコンポジットソールだったのですが,Wireはもちろんカーボンソール。
材質や設計方針の差もあるのでしょうけど,その固さの差はかなりあります。
高負荷のヒルクライムは文句無くWireでしょうけど,もしかしたら,ロングライドやフォトポタなどののんびりライドはFIVEの方が楽しめるかもしれません。
まだまだ,FIVEは捨てられなさそうです。
ホールド感がとても良い
これは,試着のときと全く同じ。
上下2つのダイヤルでワイヤーを締めていくと,足全体が包み込まれるような感じでホールドされます。
走っているWire。ホールド感は最高です(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
FIVEの時は,どんなにベルクロを引っ張っても,ベルクロ周辺だけがきつくなり,しまいには痛くなってしまうこともありましたが,Wireは足全体が包み込まれる感じです(強くも,弱くも)。
ただ,ワイヤー方式であっても,シューズの左右を引っ張っているのは,ベルクロ方式やラチェット方式と同じはず。
なので,このホールド感の良さは「ワイヤー方式だから」というよりも「グレードが違うから」(トップモデル vs. エントリーモデル)だと推測しています。
ワイヤーの操作性は一長一短
Wireはダイヤルを回してワイヤーのテンションを調整するのですが,この操作性は一長一短ありそうです。
ダイヤルの「ノッチ」が細かく設定されているので,カチカチと丁寧に微調整ができてとてもありがたいです。
FIVEのラチェットは「1ノッチ緩めるとユル過ぎ,1ノッチ締めるとキツ過ぎ」という,にっちもさっちもいかない状態になることがありましたが,Wireはとても細かく調整できるので好みの締め付け感を得やすいです。
一方,操作性はちょっと難しくて慣れが必要です。
ダイヤルを回すためには,ノブを起こしてやって回す必要がありますが,走りながらノブを起こすのはかなりの慣れが必要そうです。
ダイヤルのノッチを立てて回す。走りながらはちょっと難しい。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
また,緩めるにはダイヤル横にあるボタンを押すのですが,これが走りながらでは探しにくいです。
夏場のハーフフィンガーグローブで難しいのですから,冬場の分厚いグローブではまず無理では?という気がしています。
幸い,現行モデルのWireでは,ダイヤルが改良されてプッシュボタンでノブが立つようになっていますので,そのうち,パーツ交換してしまうのもテです(『テクノ3プッシュ』,約4000円)。
ヒールリテンション・システムは侮れず
前回記事では触れませんでしたが,Wireにはヒール部分のフィット状況を調整する,「アジャスタブル・ヒールリテンションシステム」という,ものものしい名前の機構が装備されています。
ヒールの左右にあるマイナスネジを回すことで,フィットを緩くしたり,きつくしたりできます。
ちょっと緩めたらユルユルになってしまい,慌てて戻している,の図。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
なんとなくいじってみたくて,マイナスネジを2回転ほど回して履いてみたのですが,脱げそうなほど緩くなってしまいました(元に戻したところ,通常のフィット感になりました)。
なので,Wireはヒール・リテンションシステムを使うことによって,前後にサイズを調整する余裕がかなりあるのではないかと推測しています。
おいらのようなアジア系足型の人には無縁の長物ですが,前後に細長い形状の足型の人には光明かもしれません(^^)
とても汚れやすい・・・
これは,Wireに限らず,「黒以外のシューズ」共通の課題かと思いますが,ちょっとでもどこかに擦ると汚れてしまいます。
購入直後の初ライドということで,と~っても気を使ったのですが,それでもつま先部分は何箇所か,黒っぽい汚れや擦り傷が付いてしまいました。
以前のFIVEなら,カラーが黒ですからいくら汚れても目立つことはありませんでしたが,まっ黄色(しかもテカってる)では,黒っぽい汚れはとても目立ちますね。
例のシューズカバーを履いてしまうという対策もありえますが,お気に入りのカバーが汚れるのも困るし,まだそんなに寒くないので蒸れてしまいそうです。
とても鮮やかな黄色だけに,汚れると目立つのです・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
フレーム保護のためにそこらじゅうで使っている3Mの「#331表面保護用テープ」を貼ってしまうことができればいいいのですが,つま先部分の複雑な形状にテープを貼るのは無理そう。
目立つ色だけに,なんとかしたいところですが,今のところ「気をつける」しか対策が思いつきません。
なんとかしたいところです・・・。ワックス?
まとめ
まだ,たった1回,30kmしか使っていないのですが,すぐに体感することができた感想はこんなところです。
今のところ,「走りながらのダイヤル操作の難しさ」「汚れやすさ」以外に気になるところはなく,全体としてモノスゴク気に入っています。
いつも来ているジャージとは別に,黄色いジャージもあることはあります。なぜにSCOTT・・・。
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
上下とも1着ずつしかもっていないウェアを,このド派手なカラーに合わせなければならない,という新たな(楽しい)課題も発生していますが,それはまたゆっくり選ぶとしましょう(^^)
それでは,また春に,ヤビツと富士五合目で(^^)
はじめまして!
お揃いさん二人目ですー
僕も同じシューズ使ってますがスペシャのエントリーグレードのから変えたので足が痛くなりビックリしました笑
足の痛みと財布の軽量化が出来ました笑