歴代のNoTubeたち。お世話になりました m(_ _)m
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
10年前には予想もつかなかった職業(?)の一つに,YouTuber(ユーチューバー)なるものがあります。
動画投稿サイトのYouTubeに面白い動画を投稿し,そこでの広告収入によって生計を立てたり,大金持ちになったりする人たちのことを指して,YouTuberというそうです。
おいらも,ヘンテコ動画は多々掲載していますが,残念ながらYouTuberとして生きていくほどの才能はありません。
でも,NoTuber(ノーチューバー)としてならば・・・?
要するにこんなお話です(^^)
- パンクシーラント剤,NoTubeでは過去5回ほど助けられてます
- 基本,事前注入しているので,潜在的にはもっと助けられているカモ
- IRCの『TIRE SEALANT』は『NoTube』と同じように使える
- Bontragerの『TLR Tire Sealant』もイケそうです
- チューブラーは金かかるなぁ・・・
我がNoTuber人生の総括
響きはソックリです(?)が,YouTuberとは全く異なるNoTuber(ノーチューバー)。
もちろん,おいらが勝手に作った「Stan社のNoTubesを湯水のように大量消費する人」を意味する造語です。
何も生産せず,ただひたすらNoTubesを消費するという,刹那的な人生です(笑)
おかげで,生計を立てるどころか,生計が危うくなる一方です。
購入ルートによって,末端価格にはばらつきがあります。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
買うたびにお値段が異なり,一番安くて380円,最高値では630円もしました。
写真では9本しかありませんが,過去2本は空き容器を捨ててしまったので,総購入本数は11本です。
平均的には500円くらいでしたので,総額5500円をNoTuber人生にささげております(^^)
どこでNoTubesを使ってきたのか・・・?
いったい,11本ものNoTubesをどこで使ってきたのか。
使い始めて4年半ですが,パンクで役に立ったのは以下の5件のパンク事件です。
No. | 日付 | パンク状況 | 修理状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 2013年5月 | ヤビツ帰りの平坦道路でパンク | バルブエクステンダー不調でNoTubesの注入に苦戦 | チューブラーでの初パンク |
2回目 | 2013年5月 | 富士スバルライン試走終了後の下りでパンク | 注入・固化・加圧,すべてスムーズ | 新品のRecord(15k円)を25kmでお釈迦に・・・。 |
3回目 | 2014年4月 | ヤビツ帰りの平坦道路でパンク | いったんエア漏れが始まるも,すぐに自動で修復 | 理想的なNoTubesの活躍場面 |
4回目 | 2014年7月 | ヤビツの下りでパンク | 穴が大きかったのか,修復後も圧を上げられず・・・ | 不完全な修理はこのときだけ |
5回目 | 2015年4月 | ヤビツへ行く途中の平坦道路で画鋲を踏んでパンク | NoTubes注入は問題なくできたけど,ポンピングでバルブコアを折ってしまい,2気圧程度までしか入らず・・・ | でも,なんとか家までの30kmを走りきりました |
改めて書き出してみるとすごいですね。
クリンチャーやチューブレスではほとんどパンクしたことが無いのに,チューブラーで超軽量タイヤを使い始めた途端にドンドン,バンバン,ガンガン,パンクしています。
4年半のチューブラー生活で5回のパンクを経験し,そのすべてをNoTubesで乗り切っているのだから,まさにNoTuberの鑑(かがみ)です。
5回のパンク事件のうち「3回目」のパンクでは,事前に入れてあったNoTubesで自然治癒しているので,実際のパンク現場で追加使用したのは4本です。
また,基本的には事前注入(パンクする前から入れておく)策を採用しているので,新しいタイヤに交換したり,前後ローテーションするたびにNoTubesを注入しています。
今まで使った11本のNoTubesの内訳は,
- 事前注入(タイヤ交換・ローテーション時):6本
- 事後注入(パンク時に現地で追加注入):4本
- 未使用(ツールボトルに1本常備している):1本
となります。
いずれにせよ,実に良く貢いでいるなぁ・・・。
ちょっと違うタイプも!?
残っている空きボトルを見ると,Stan社の「元祖NoTubes」の他に,少しデザインが違うものが混じっているのが分かります。
これらについて,少し紹介しておきましょう。
IRC 『TIRE SEALANT』
日本の,井上ゴム工業(IRC)のシーラント剤です。
ラベルデザインは同じですが,ボトルサイズ・中身は同じです。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
一応,「IRCのチューブレスタイヤ専用」となっていますが,ショップで聞いてみたところ,チューブラーでの使用も全く問題ないとのこと。
さらによく聞いてみると,そもそもTIRE SEALANTはStan社からのOEM供給品であり,NoTubesと中身は全く同じとのことです。
たしかに,ボトルにも「Produced by Stan’s NoTubes」と書いてあります。
また,本家のNoTubesは“Designed for use in standard tubeless and tubular tires”と書いてある通り,チューブレス・チューブラーどちらにも使えます。
なので,IRC『TIRE SEALANT』も問題なく使えそうでし,実際にパンク穴を塞いでもらいました(たぶん,3回目のときです)。
とはいえ,一応は自己責任でお願いしますm(_ _)m
ラベルには,「IRCのチューブレスタイヤ以外で使ったら大変なことになる」旨,記載されています(^^;)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
Bontrager 『TLR Tire Sealant』
米Bontrager社のシーラント剤です。
これまたご近所のショップで購入したのですが,こちらは,ボトルの形・分量・見た目ともにNoTubesとは異なっています。
左端がBontrager。ほかの2つとは明らかに違う感じ。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
「TLR」とは「TubeLess Ready」の略なので,チューブレス用ということは分かりますが,チューブラーにも使えるのかどうか,気になるところです。
これまた,Bontragerのチューブレス用,という触れ込みです。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
製造元のBontragerのサイトでは,&lqduo;right choice for any tubeless road or mountain tire.”と書かれていて,チューブラータイヤについては触れられていません。
これについてもショップで確認したところ,チューブラーでも問題なく使えるそうです。
幸か不幸か,今のところ,Bontragerでお世話になったことはないのですが,パンクを修理してしまうメカニズムは同じようなので,活躍を期待しましょう(いや,したくない)。
おわり
2011年のチューブラータイヤデビューと共に始まった,我がNoTuber人生。
4年半のNoTuber人生から学び取った教訓は・・・
「チューブラー人生は金がかかる」
ということです(笑)
ホイールは高いし,タイヤはもっと高いし,NoTubes買わなければならないし,タイヤは基本使い捨て。
このままでは,NoTubesどこから,NoMoneyになってしまいそうです(涙)
パンク1回で,NoTubes2本(現地修理,事前注入),新品タイヤ購入の費用が掛かります・・・
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
それでも,超軽量タイヤシリーズ(VELOFLEX Record,TUFO EliteJet,TUFO S3 Lite)から脱却して,Vittoria CORSA CXに乗り換えてからは落ち着いてきています。
願わくば,今後もNoPunctureでありますように・・・(^^)
Shiro様
いつも楽しく拝読しています。
シーラントですが、チューブレス(チューブラーではなく)の場合、やはり必須でしょうか。自分はクリンチャーしか使ったことがありません。よろしくご教示ください。