半年ブリの湘南国際村で自己ベスト更新(^^)

海側から上ると,最大9%くらいの勾配です。

海側から上ると,最大9%くらいの勾配です。

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

今年の4月以来,8ヶ月ぶりに湘南国際村に行ってきました。

フルメンテ後初めて,決戦ホイール(Reynolds Thirty Two)を履いて,ペダルをSPDからKEO2MAXに付け替え,海岸から頂上までのタイムアタックに臨みました。



国際村って?

湘南地方以外にお住まいの方からすると,「湘南国際村ってなに? 東京ドイツ村みたいなところ?」とか思われるかもしれないので,プチ紹介。

まず,千葉県の東京ドイツ村とは全く関係ありません。

湘南国際村は,外部サイトへ公式HPによると,国際的視野に立脚した「学術研究」「人材育成」「技術交流」「文化交流」という相互に関わりの深い機能を集積した「21世紀の緑陰滞在型の国際交流拠点」です。

これでは,さっぱり分からないと思いますが,要するに,バブルの波に乗っかって,三浦半島の小高い丘の上に,色んな企業の研究所や研修センターを誘致してできた人工的な街です。(開発途中に景気が減速したせいか,空き地だらけなのが切ないですが・・・)。

まぁ,ヒルクライム馬鹿のロード乗りには,そんな切ない成り立ちはどうでもよく,「海辺の海抜0mから,長さ3.5kmほどで160m上る坂がある」ことが,最大の特徴です。

程よい長さの,程よい坂が続きます(^^)

程よい長さの,程よい坂が続きます(^^)

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

手ごろな長さとアクセスの良さ,補給にも都合が良い(コンビニもある)こともあり,神奈川県東部に住む坂バカロード乗りにとっては,西のヤビツに並んで人気のヒルクライムスポットと自負(?)しております。

標高はそんなに高くないので,景色は・・・微妙です。

標高はそんなに高くないので,景色は・・・微妙です。

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

今回の結果

自他共に認める寒がりのおいらですから,11月からは本格的なヒルクライムは全くやっていません。

標高761mのヤビツ峠は,上るのはいいけど,下りで凍死してしまいますが,国際村だったらわずか標高200m弱ですから寒さもたいしたことはないだろうと推測しての挑戦です。

しかし,もう2ヶ月近く,ローラー台もやってないし,正直言ってちゃんと上り切れるかどうかが不安でしたが・・・。

スタート地点はすぐトンネルです。

スタート地点はすぐトンネルです。

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

藤沢から自走すること約30km,計測開始ポイントの交差点(R134の「湘南国際村秋谷入口」交差点)に到着。

スタートするとしばらくトンネルが続きますが,いつものように(だからダメなのか?),スタートダッシュでほとんどダンシングで走りきります。

トンネルを抜けると,少しだけダウンヒルがあり,そこから先は大体9%ほどの上りがずっと続きます。

「脚がだめなのでは?」という予想に反して,心肺機能が絶望的にだめで,息が苦しくなり,口内は「血でも出ているのでは?」というくらい苦く,すっぱい状態になります。

まぁ,脚が回っているうちは走れるだろうということで,半ばやけくそで,比較的重いギアをどんどん踏みます。

コンビニを過ぎてからは,一直線のキツイ坂があるのですが,もう完全にやけくそで,全部ダンシングで上りきります(185bpm)。

コンビニを越えてから,最後の上り坂が結構キツイ!

コンビニを越えてから,最後の上り坂が結構キツイ!

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

最後は,もう,焼けるくそも無い状態(どういう状態なんだ?)でゴール。

結果は!?

気になる(?)タイムは,11分42秒でした。

まぁ,9割の読者の方は「11分42秒,と言われても・・・。どうなのさ?」という心境かと思います。

実はおいらも良く分からないのですが,家に帰ってきて,過去の記録を探し出してみると,なんと,自己ベストを4秒ほど短縮していることが分かりました!(^^)

日付 タイム 備考
2011年11月31日 11分51秒 しらかっぱさんと一緒に
2013年4月20日 11分47秒 途中から雨でした・・・。
2013年12月7日 11分42秒 今回です
超ダメダメ状態のはずなのに,自己ベスト更新(11分42秒)

超ダメダメ状態のはずなのに,自己ベスト更新(11分42秒)

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

■今回の詳細記録は以下のとおり

項目 コース
開始時刻 12時30分
タイム 11分42秒
距離 3.38km
平均心拍 174bpm
最大心拍 185bpm
平均ケイデンス 73rpm
合計上昇 170m
消費エネルギー 205kcal

練習は超不十分,ドリンクは飲めない(デボヨには100℃の紅茶が),カメラはでかくて重い(DSC RX100m2)など,あまりいい条件ではなかったはずなのに・・・,なぜ?

まぁ,フィジカル面はさっぱりですが,おそらく,メンタル面がバカみたいに絶好調だったのでしょう。

ヤビツだと,およそのタイム配分が自分でも分かっているので,ゴール手前1kmくらいになると,「自己ベストを更新できなさそう」といのが薄々分かり,パワーダウンしていく傾向にあります。

今回の湘南村は,バーチャルトレーナーも使っていないし,そもそも目標タイム自体を知らないでやっていたので,最後の最後まで「ひょっとしたらイケているのかも?」という希望を持って走り続けることができました。

この点が一番大きい気がします。

自分の立ち位置がリアルタイムで分かるバーチャルトレーナーも,ストップウォッチもいいのだけど,時として,何も見えない中,手探りで走り続けるのもいいのかもしれないですね。

なんとも不思議なものです。

いや,それよりも,どうしてこんなバカなことに全力をつぎ込めるのか,それが一番不思議です(笑)

たった3kmの坂を登るために,往復60kmも走っていく情熱を,是非仕事に生かしてもらいたいものですね♪ > 自分

おわり

江ノ島付近から見ると,遠くの半島のてっ辺が国際村。片道約30kmなり。

江ノ島付近から見ると,遠くの半島のてっ辺が国際村。片道約30kmなり。

SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

項目 コース
コース 藤沢→江ノ島→逗子→秋谷→国際村
所要時間 10時30分~15時00分
走行距離 63km
走行時間 3時間0分
平均速度 21.9km/h
平均ケイデンス 49rpm
獲得高度 820m
平均心拍 114bpm
最大心拍 185bpm
消費エネルギー 2906kcal
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コメント

  1. 名前:Shiro 投稿日:2013/12/12(木) 19:44:24 ID:683235b7c 返信

    >sramredさん

    Reynolds Thirty Twoは本当に軽いです。

    おいらのヘボパワーで活かしきれているかどうか微妙ですが・・・。

    タイヤ(Record)の重量が毎回適当(笑)なので,
    ばらつきがあるのですが,テープ込みで200g程度。

    ホイール:1040g
    タイヤ :200g×2

    なので,1440gくらいとなります。

    ものすごいバーゲン(国内の2.5分の1くらい)だったので,ずいぶんお買い得感がありました。

    しかし,やっぱり,ヒルクライム専用です。
    平地を走ろうとすると,すぐにスピードダウンします。
    加速はものすごくいいのですが・・・。

    乗り心地はとてもいいのですが,なんせ,慣性が無い。
    本当は,ディープカーボンなんかでツーリングもしたいところですが,
    お財布も超軽量化し,なんも買えないとこなので,
    当面はアルミホイールで我慢です(^^)

  2. 名前:sramred 投稿日:2013/12/11(水) 19:34:48 ID:9dfc560f5 返信

    過去記事見て驚きました。
    前後ホイール+タイヤで1.5kgとは…

    現行のLightweightと同等か、むしろ軽く、
    しかも当時の/$レートで$1kそこそことは…

    現在はUCIが規制しているのでしょうか、
    どのホイールも少し重くなっていますね。

    カスタムメイドを除けば実質世界最軽量なのでは?
    重量×¥で見れば間違いなく世界最軽量でしょう。
    正に一生モノ Reynolds ですね(羨)

    カーボンホイール投入を考えていましたが、
    クリンチャーだと重くなってメリット少ないし、
    世界最軽量を見てしまったら全く勝負にならないので
    いったんやめてエンジン強化に専念しますw

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