画素にまつわるマメチシキ

今,僕が使っているNikon D70は,たしか600万画素。高画素化にはほとんど興味がないので,たぶんです。パソコンが非力なせいもあり,600万画素で,もうおなか一杯です。



D70は原色CCDです。さて,この600万画素CCD,R(赤),G(緑),B(青)の3色の画素は何個ずつあるでしょう?




R,G,B,それぞれ600万個ずつ? ぶぶ~。正解は,Rが150万個,Bも150万個,でGは300万個の合計600万個です。
最近読んだ本で知ったのですが,驚きでした。100へぇ~です。

もともと,こんな感じで並んでいるみたいです。


これでひとかたまり,4画素です。



でも,パソコン上で4ドットと言えば,それぞれのドットが1677万色(24bitなら)表示できます。
じゃ,どうやってるの?というと,この,たった4画素から,補間計算でそれぞれのドットにRGBを作り出しているのだそうです。


初めて知りました。


よく,「RAWファイルは画像ファイルですらなく,専用ソフトでしか見ることができない」なんて書かれていて,「画像ファイルですらない」ってどんなこと?と思っていたんだけど,やっとなっとくできました。


RAW→JPEGにするときに,補間計算をして,さらに画質コントロールをして,そしてJPEG圧縮をする。こんなことを,1秒に何個間分もやってしまうとは,,,恐るべし技術の進歩だ。




以上,知っていてもなんの役にも立たない(かつ,知っていると怪しまれる)マメチシキでした。

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