最近,「読書」や「こども」,「くらし」コーナーばかりで,肝心の「カメラ」記事が無い。
もともと,このブログは本家「Shonan Life Report」から,カメラ関係だけを独立した日記にしたつもりだったんだけど……
と,誰も興味のない,本ブログの設立経緯を述べてもしょうがないので,久しぶりのカメラネタ。
追加で購入したVR24-120mmは,以前紹介したので,今回はレンズキットでセット購入した,AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G (IF)について,紹介しましょう。
このレンズは,標準のレンズキットに付いてきますが,決して安物レンズではなく,むしろ,値段(単体では58,800円なり)以上の価値がある高級レンズだと思っています。
ライバル扱いされる(全然,ジャンルが違ってて競合しないと思うんだけど…)EOS Kiss DigitalについてくるEF-S 18-55mmとは全く異なります。
こいつのも,例によって機能が全部つながった長~い名称ですが,VR24-120mmとほとんど同じなので,違うところだけ説明するとこんな感じです。
- DX
- DXフォーマット用レンズ。APS-Cサイズの,イメージサークルが小さいデジ一眼専用レンズです。当然,ボディサイズも小さめです。
- ED
- 特殊低分散ガラス使用。この値段で3枚も使っています。やはり,18mmスタートの約4倍ズームとなると,収差やなんやで大変なんでしょうなぁ。
- 18-70mm
- 焦点距離。35mm判換算で27-110mmという,とても便利な守備範囲。おいらの普段使いには,これ一本ですべてカバーできます。本当は24mmくらいからだともっと嬉しいんだけど……
といったレンズです。このレンズ,最初からD70専用として作られただけあって,D70につけたときの一体感はすばらしいものです。
VR24-120mmはデカ過ぎなのですが,DX18-70mmはちょうど良い大きさ。本当は,DXフォーマットなので,もっと小さくできるんでしょうけど,ほどよい大きさにしたところに,Nikonのまともさを感じます(小さくするの面倒だっただけか?)。
気になる描写性能の方は,広角側の周辺光量低下がちょっと多めか?,という気がします。DXということでAPS-Cにぎりぎり合わせたイメージサークルにしているだろうから,やはり,広角側はきついみたいで,場合によってはF5.6くらいまで絞る必要があります。焦点距離の違いもありますが,35mm用のVR24-120mmは絞り開放でもまったく周辺光量低下を感じません。
室内で撮ることが結構多いおいらは,室内だと暗くて絞るに絞れないので,周辺光量低下無し&絞ってもぶれないVR24-120mmを使う機会が最近では多くなっています。
広角側の周辺光量低下以外は,どう撮っても極めて良好です。AFは妙に早いし,広角側の歪みは少ないし。気持ちよく撮ることができます。
意外な面では,接写が得意でズーム全域で38cmまで寄れます。もちろん,マイクロ(Nikonですから…)レンズには負けますが,写真のようにかなりよって撮影することができます。
ズームリングが軽すぎる,望遠時のボケがリングボケっぽくなるなど,いまいちな点もありますが,どこに出かけるにもこれ一本あればOKという気軽さは捨てられません。VR24-120mmと焦点領域が激しく重なっていますが(TT),いまだに主力レンズとして,重宝しています。