なんと、11年ぶりのアイウェア新調!
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
超久しぶり、なんと11年ぶりにアイウェアを導入しました。
2007年に使い始めたRudy Projectの『Exception』から、11年の時を経て、OAKLEYの『EvZero Path』に辿り着きました。
NICEPOINT
- とにかく、圧倒的な軽さ!(実測24g)
- レンズが大きい&カーブが適切で、風の巻き込みが少ない
- 調光レンズで、トンネルや夜間走行も大丈夫
POOR POINT
- フレームレスなので、少しでも壊れたら全損・・・
- コンタクトレンズは老眼には厳しい
新アイウェア導入の理由
長年愛用してきたRudyのExceptionは、レンズを上に跳ね上げるフリップ機能が最大の特徴であり、トンネルやお店に入ったときなど、明るさが欲しいケースでとても便利でした。
- かなり重い
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サングラスとしてのレンズ+度付きレンズの計4枚レンズとなるため、重くなっています。
フリップ機構の搭載によってさらに重くなっていて、長時間装着していると気になるレベルでした。
- フリップ機能は意外と使わない
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Exceptionの特徴であるフリップ機能ですが、調光レンズを使うようになると、その出番はほとんどなくなってしまいました。
超明るい場所から、真っ暗なトンネルに入るようなシーンでは調光が間に合わない可能性がありますが、今までの11年間でそのような危険な場面には一度も遭遇できませんでした。
- 風の巻き込み
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特に冬場、レンズの脇から冷たい風が巻き込まれて目に入ってきて、しんどい時があります。
特別、レンズが小さいというわけではないのですが、度付きレンズとの二重構造、フリップ機構の影響などで、レンズと顔面の間の隙間が大きめなので、風が入ってしまう余地ができてしまうのだと思われます。
まぁ、一度、新しいモノが欲しくなったら、理由なんて後から付いてくるものなので、上記のExceptionの欠点めいた事項は、話半分程度で聞き流してください(笑)
でも、やっぱり、重さはこたえましたね。
実測で45g程あるのですが、長時間装着しているとだんだんずり落ちてきたり、重さが気になるようになりました。
Exception。実測45gはやっぱり重たい・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
また、風の巻き込みも、特に冬場・・・涙が止まらなくなることがり、悩みの一つでした。
新しいアイウェアの選定
Exceptionでの2大悩み(重さ、風巻き込み)を解消するため、新しいアイウェアとしては、以下を条件に考えてみました。
- 一枚レンズタイプにする
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風に巻き込みを防ぐには、とにかくデカいレンズが良かろうということで、左右のレンズがつながった「一枚レンズ」タイプにすることにしました。
分かりにくい人は、バカボンのおまわりさんをイメージしてもらえば、だいたい正解です。
- とにかく軽い仕様にする
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ロードバイクと同様、とにかく軽くするために便利な機能は少し我慢することにしました。
- 度付きレンズは入れない(使い捨てコンタクトレンズとする)
- フリップ機能は不要(調光レンズとする)
- フレームレス構造とする(丁寧に扱う)
これらの条件で探してみると、意外と選択肢は狭くて、フォトポタめがね研究所の事前調査では、以下のようなアイウェアが候補になっていました。
- SWANSのSOUシリーズ
- ASSOSのZECHOシリーズ
- RaphaのFLYWEIGHT GLASSESシリーズ
- ADIDASの6060シリーズ
ASSOSは高すぎるので最初から無しで(^^;)、Raphaはたぶん似合わないのでこれもボツ(TT)。
ADIDASやSWANSはいいのかもしれませんが、イマイチ決め手に欠ける気がして3か月ほど悩んでいた(長!)のですが、ある日、ふと寄った家電量販店で、現品1個限りということで、OAKLEYのEvZero Pathがビックリするようなセール価格で売られているのを発見!!
これまで、EvZero Pathはよく調べていなかったのですが、現品限り、定価24800円→13,000円で、しかも調光モデルということで、善は急げ(?)で迷わず購入です。
EvZero Path登場! 1枚レンズ&フレームレスです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
EvZero Pathは、前モデルのZeroが「限りなくゼログラムに近い」という開発コンセプトだったことからも分かるように、とにかく軽さにこだわったモデルです。
一枚レンズ&フレームレスということに加え、ただでさえ軽いプラ製のツルの内側を肉抜きするなど、執念の軽量化がされているようで、期待が高まります(^^)
OAKLEY EvZero Pathの使用感
さて、11年ぶりの新アイウェアの使い勝手ですが、1ヵ月ほど使ってみての感想は以下の通りです。
とにかく軽い!!
驚異の軽さ、24グラム!!
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Exceptionの45gに対して、半分近い24gというブッチギリの軽さです(!)
ネットや雑誌のによると、よく「着けているのを忘れるくらい軽い」とか書かれているのですが、「そんな、アホかいな(笑)」と思っていましたが、本当に着けているのを忘れてしまいます。
汗をかいたりして顔を触ろうとして、「あ、いけね、アイウェア掛けていたんだ」と気が付くほどです。
軽いおかげで、ずり落ちることがなく、一度着けてしまうと、ほとんど触らないことも理由かもしれません(^^)
デカいレンズは素晴らしい
EvZero Pathは一枚レンズなので、目と目の間もレンズで覆われていて、風が巻き込まれにくくなっています。
また、Exceptionは度付きレンズと2段構造でしたが、EvZero Pathは度無しでコンタクトレンズ(使い捨て)としたことから、顔面との隙間もほとんどなく、風の入り込む隙間が無いのも風を受けにくい理由かと思います。
複雑な構造のException(右)に比べ、ドシンプルなEvZeroPath(左)。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
すでに夏場ですが、これで暑くなってしまうことは無く、冬場の冷たい風が入り込まないのでは?と期待が高まります(^^)
顔面との隙間はとても狭く、風が入り込みにくくなっています。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
調光レンズはやっぱり便利
現品限りのラスト1個だったのですが、偶然にも、希望していた調光レンズ仕様でした。
室内(紫外線が無い)と、ほぼクリアレンズです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Exceptionのフリップ機能は便利でしたが、よほどのことが無ければ、調光レンズさえあればトンネルでも問題ないですし、夜間走行(1度走ってみました)でも、ほぼクリアレンズになるので付けっぱなしで全く問題ありませんでした。
もちろん、屋外・昼間だと真っ黒けになります。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
まとめ
以上、使用1ヵ月弱では不満は全くありません。
強いて言えば、一枚レンズのフレームレスタイプなので、落車等で一部でも壊れたら、ほぼ間違いなく全損になると思われます。
何度壊しても、不死鳥のようによみがえってきた(修理できる)Exceptionとは、この点は欠点かもしれません。
また、EvZero Pathのせいではありませんが、老眼が始まりつつある年齢のため、使い捨てコンタクトだと近くがかなり見にくく、ペダモニサイコンの最小文字サイズは、ちと厳しいカモ。
もともと、ペダモニサイコンが小さすぎるのですが・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
開発コンセプトが「限りなくゼログラムに近づいた」ですが、この軽量化・快適化によって、来年の富士ヒルでは限りなくシルバーに近づくことでしょう(本当か?)
そのためにも、壊さないよう、大事に大事に、最低11年は使い続けましょう(^^)
今年の富士ヒルで使っていたら、シルバー確実だったのになぁ・・・(うそ)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
shiro さん こんにちは
アイウェア新調 うらやましいです
アイウェアのインプで
”すでに夏場ですが、これで暑くなってしまうことは無く、冬場の冷たい風が入り込まないのでは?と期待が高まります(^^)”
わたしの経験上では
風邪が入らないと、曇ってしまうと思うのですが…
是非、冬でのインプも聞かせてください!!