RX100m3最大の特徴、ポップアップ式のファインダーです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
先日、SONY RX100m2が3台に増殖するというミステリーを紹介しました。
まぁ、よく見ればわかりますが、一世代後の後継機種、RX100 III(以下、RX100m3)を追加購入したのでした。
なんでまた・・・?
不死身のRX100m2がついに・・・
RX100m2は2013年から使っていて、一度、2016年に落として(&踏んづけて)壊れましたが、無事に修理で復活してきていました。
その後も、ずっとツーリングの写真はすべてRX100m2で撮ってきていたのですが、今年の夏ごろから、写真上に黒い点が映り込むようになりました。
富士山の右上に見える黒い点がそう。
天気がいい、絶好の風景に限ってこうなる・・・(><)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
レンズをよく見ても汚れやゴミはないのですが、暗めの時の写真(=絞り開放)では写らず、明るい日中(=絞り込む)では黒い点がはっきり写ります。
この現象は、一眼レフ(ミラーレスも)では良く起きることで、撮像素子上のゴミなどが原因ですので、撮像素子を掃除してあげれば解決します(繊細なので、ものすごく神経を使いますが)。
RX100m2は、ずっとジャージのポケットに入れていて夏場は汗でずぶ濡れになっていましたので、おそらく、内部でカビが発生してしまったのではないかと思います。
RX100m2の場合、レンズを外して撮像素子を掃除することはできませんので、メーカーによる修理が必要になりますが、その費用は定額制となっていて15,000円(税別)です・・・。
これは痛い。
撮像素子の清掃だけで15,000円。
あまりに痛い。
一体どうしたら・・・。
RX100m3登場!
7年前の旧型カメラの清掃に15,000円はあまりに痛いため、その痛みを回避するため、RX100m3を購入することにしました(なんかおかしい気も・・・)
もちろん、新品で買ったらかなり高く(70,000円くらい)、15,000円を回避する理由にはならないですが、中古なら35,000円くらいで手に入りますので、これならママもOKさ(懐)
RX100シリーズは、今ではRX100m7まで7世代も重ねていますが、どういうわけか、奇数世代の出来栄えがよく、RX100m3も名機の一つです(ちなみに、最新のRX100m7は驚異の約15万円です)
レンズは伝統のVario Sonnar T*。ブランド名が、Carl ZeissからZEISSに変更になりました
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
RX100m3は、撮像素子こそRX100m2と同じですが、ポップアップ式のファインダーを内蔵したことと、レンズが広角側に少し広く・明るくなったことです。
機種 | DSC-RX100m3 | DSC-RX100m2 | 備考 |
---|---|---|---|
撮像素子 | 1.0型 裏面照射CMOS | 全く同じです。m4から積層型に変わります | |
レンズ | ZEISS Vario-Sonnar T* 9群10枚 |
Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 6群7枚 |
このサイズに10枚・・・。(非球面9枚) |
焦点距離 (35mm換算) |
24-70 | 28-100 | 広角側が24mm相当になったのはとてもうれしい |
F値 | F1.8-2.8 | F1.8-4.9 | 望遠側がかなり明るくなったのでボケにも期待 |
最短撮影距離 | 【W】5cm 【T】30cm |
【W】5cm 【T】55cm |
かなり寄れます |
絞り | 光彩7枚 | この大きさでよく7枚も・・・。 | |
対応ISO | 125-12800 | 160-12800 | ほぼ変化なし |
NDフィルター | あり(ND8) | なし | 3段分ですが、明るい絞りを使えそうです |
液晶モニタ | フリーアングル | 180度回転で自撮りできます | |
ファインダー | ポップアップ | なし | 最大の特徴(^^) |
フラッシュ | ポップアップ | 要らないと思うんだけどなぁ・・・、1回も使ったことないもん | |
重量 | 290 | 281 | 元祖RX100より50g増・・・ |
厚み | 41.0mm | 38.3mm | 3mm弱分厚く |
発売日 | 2014年5月 | 2013年7月 | |
カメラアプリ | あり | なし | |
撮影可能枚数 | 320枚 | 350枚 | あり? 減ってる? |
登場時お値段 | 86,000円 | 69,000円 | 最新のm7は150,000です。 |
発売当時、ボタン一つでファインダーが飛び出してくるギミックには誰もがビックリし、また、ちゃんと実用で使える高品質なファインダーであることも驚かされました。
朝夕であれば普通に液晶モニタで見ることができますが、快晴の真昼間だと液晶モニタでは見にくいことがあり、そんな時はこのファインダーではっきりと見ることができます。
ボディ左側のレバーを動かすと、ポンっとファインダーが出てきます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
ちゃんと視度調節ができ、メガネでもクリアに見れます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
本気で(?)写真を撮るときに使っている、ミラーレス一眼のα7 IIでもファインダーの使い勝手は非常に良いため、RX100m3のファインダーも期待大です。
あと、レンズは広角側が28mm相当から、24mm相当に広くなりました。
住んでいる場所の都合で海辺写真が多いので、この4mmの差は大きく、これまた期待大です。
広角側が、28mm相当から24mm相当に少し広くなりました。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
その他、液晶の可動範囲が180度まで拡大して自撮りできるようになったり、追加でアプリを入れて機能アップすることができる(タイムラプスとか)など改良がありますが、大きなことではない感じ。
操作性、画質など、ほと~んど同じ内容なので、逆にほぼ今まで通り使うことができることでしょう。
左がm3、右がm2。持ち主でもほとんど見分けられません(笑
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
液晶、ファインダー、フラッシュ、全部出してみるとこんな感じ。すごいねぇ・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
左がm2、右がm3。自撮りができるようになりました。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
まとめ
まだ1回しかライドできてないですが、実際に使ってみると、ポップアップ式のファインダーはとても使いやすいです。
明るい日中でも見やすく、眼を遠ざければ液晶モニタ表示に自動切換えされるし、なかなかイイ感じです。
写真の写りは基本的に変化なく、今まで通りです(下手ぶりも変わらず。笑)
先代のm2と同じように汗で壊してしまわないように、ちょっとだけ汗対策をしています。
こちらについては、また次回紹介!(^^)
撮る写真も変わらず(笑
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
一瞬、「またゴミかよ!」と思いましたが、トンビでした。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
そこそこ寄れます(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
フルブラック。重厚感あるカメラです(本当重いし・・・)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
やはりRX100*の一択かな…HX99とかWX800の光学30倍ズームは素人目にも無理っぽいし…