おいらが読んだ,藤田一咲さんシリーズでは最後の『花と写真の時間』。
シリーズの他の本と同様,写真のテクニックやカメラのメカを解説している本ではありません。
花と人との関わり,命あるものと人工物の違い,といったことが優しい言葉で語られていて,もはや「カメラ本」というよりは,日々を花に囲まれて豊かに過ごす生き方エッセイ集,といった感じです。
でも,だから,藤田さんの本は好きなんです。
カメラ関係一覧
おいらが読んだ,藤田一咲さんシリーズでは最後の『花と写真の時間』。
シリーズの他の本と同様,写真のテクニックやカメラのメカを解説している本ではありません。
花と人との関わり,命あるものと人工物の違い,といったことが優しい言葉で語られていて,もはや「カメラ本」というよりは,日々を花に囲まれて豊かに過ごす生き方エッセイ集,といった感じです。
でも,だから,藤田さんの本は好きなんです。
今日も,また藤田一咲さんの本,『ハッセルブラッドの時間』について。
正直に言って,ハッセルブラッドは現時点では欲しいカメラではないです(そもそも,買える値段じゃぁないんだけども)。もっと年をとって,ゆっくりと撮れるようになれば,使いたいとは思うのですが,今のおいらの被写体(チビ達)を撮るには,さすがに機動性が低いからです。
でも,書店でこの本をチラッと立ち読みした時,その正方形なフレームに切り取られた,すばらしい写真達に魅入られてしまい,ハッセルブラッドに興味があるわけでもないのに,買ってしまいました(もちろん,本の方ね)。
「えい文庫」はとても面白い文庫です。
趣味がメインの文庫本シリーズなのですが,カメラ・写真に関する楽しい本が沢山あり,どの本も小さく(当たり前か),ほのぼのした写真があり,そしてテキストがとても面白いのです。
そんな,「えい文庫」を読み始めるきっかけになったのが,藤田一咲さんの『お茶と写真の時間』です。
最近,しばらくカメラやチビ語の話ばかりで,本の話が少なくなっていました。「じゃあ,読んでいなかったの?」となると,全く逆で,読み過ぎていて書く暇がなかったのが正解です。
おいらは,『博士の愛した数式』の博士のように記憶力が少なく,読んだ本の内容もすぐ忘れてしまいます。忘れないうちに,書き留めておきましょう。
んで,読書日記再開第一号(?)は,Elliott Erwittの写真集,“Personal Exposures” 「読書ったって,写真集じゃん!」という声もありますが,Erwittはテキストも楽しいなのです。