最初見たときは,普通の自転車かと思ったのですが・・・?
SONY アクションカム HDR-AS200V
2週間ほど前,次男坊と海辺を走った時の出来事です。
前方に,普通の格好(=バイクウェアじゃない)だけど,ちょっと変わった自転車に乗る男性を発見。
猛烈なケイデンスでペダルを回しているのですが,それでも30km/hくらいだったので,徐々に追いついてしまいそうになったところで・・・,とんでもない飛び道具が現れ,我ら親子を置き去りにして,登り基調のコースをグングンと加速していってしまいました。
モーター・ドーピングの遥か上をいく,スーパー飛び道具。
これがあれば,ヤビツ30分も余裕か・・・?(^^)
驚異の加速力&クライミング力!
男性は,ママチャリのようなほぼ垂直なフォームで腰かけているのですが,かなり高いケイデンス(100rpmくらい?)
その割には速度は30km/h程度と,高ケイデンスの割には速くありません。
しかし,Shiro親子列車(おいらが先頭)が35km/hで近づいていったその時,予想外のことが起きました。
(低画質で撮影したのに,さらに拡大編集したのでガタガタになっています。すんません)
動画の通り,全くペダリングをしていないのに進んでいるのです。
しかも,惰性で走っているのではなく,45km/hくらいまで加速していっているのです・・・!!
真相を確かめたくて,Shiro親子列車も40km/hくらいまで頑張ってみたのですが,運悪く,道がだんだんと上り坂になり,速度が徐々に落ちてきてしまいました。
しかし,前方のURO(未確認走行物体)は速度が全く落ちることなく,ケイデンス=0rpmで勾配を走り,視界から消えて行ってしまいました・・・。
いったい,あのUROはなんなんだ・・・。
その正体は・・・,モペット!
走っているときは,こちらもイッパイだったので分からなかったのですが,家で動画を見て気が付きました。
ペダルを漕がずにスイスイ進む自転車といえば・・・,そう,モペットです!(^^)
語源は,Motor+Pedalで「モペッド」ですが,日本では濁音を抜いた「モペット」の方が一般的のようです。
基本は原付なのですが,さらにペダルが付いていて,脚で漕いでも進めるという,ハイブリッド(?)な乗り物です。
これはTOMOS社のモペット。20万程度みたいです。
映画Amelieにも出てましたし,キアズマ主人公の岸田正樹が乗っていました。
思い返したら,我が妹(=次男坊のPRIMAVERAの前オーナー)も,モペットに乗っていました。
巷ではちょっとしたモペットブームらしく,ついに,湘南の田舎でも見られるようになったようです。
このモペット,確かにペダル(=人力)でも前に進めるのですが,ギアはシングルで恐ろしくギア比が低いようです。
だから,海辺で最初見かけたとき,猛烈なケイデンスで走っていたのですね(^^)
過去には,ヤビツで一輪車や,富士山でリカンベントなど,珍しい自転車を見たことがありますが,エンジン付きの自転車は初めて見ました。
あ,よく考えたら,普通の原付は「原動機付自転車」か・・・。
全然,自転車っぽくないけど(笑)
おしまい。
お久し振りです。いつも楽しくブログ読ませて頂いています。モペットの高ケイデンス➡タイヤが回る➡ホイールが回る➡シャマルのラチェット音の、無理くりな連想ゲームで思い出しました。ご存じかも知れませんが・・・以下、カンパのラチェットは1本のスプリングで固定されています。突然折れ(スプリングは喋らないので当たり前ですが(笑))ラチェットが空回りするそうです。それがshiro様がシーラントを撒き散らした山の中だったら・・・どんなに不安かと考えました(もしそうなったらタクシー代いくらだ、タクシー来ないよ≒凍死=凍死?(結構マジ))。そして・・・shiro様のラチェットグリスアップ編を教科書に、スプリング2本(1本は保険)の魔改造をしてしまいました。グリスはタップリなのでラチェット音もグリス(フィニッシュラインのセラミックグリスですが)を引っ張ってます(餅状態?(大笑))。