ペダモニ見にくいな・・・。下を向いて走るおいら。
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
今年のサイクルパークフェスティバル(CPF)については,すでに2回にわたってお伝えしていますが,いまだにスタートしていません(^^;
ほかの自転車ネタ(特にペダモニ関係)も待っているので,さらっと振り返って終わりにいたしましょう(たぶん,長くなりますが・・・)
レースの様子
CPFは平地レースなのでヒルクライムとは比較にならないくらい速度が速く(おいらでも,平均30km/h・最高で45km/hくらい),レース中の写真は仲間にスタジアム内を走る姿を撮ってもらったものしかありません。
しかし,1周3.2kmのコースのうち,スタジアム内を走るのは少しで大部分は外を走っていて,その時の様子は本人のみぞ知るです。
一応,SONYが誇るポンコツ・ウェアラブル・カメラであるHDR AS15の映像があるのですが,なんせ,ポンコツなのでレンズが曇ったり止まったりしていてあてになりません。
レースの様子は,これまたポンコツなおいらの記憶に頼ってさかのぼってみましょう。
レース序盤
去年は相棒のNoguさんからだったので,今年のスタートはおいらから。
3周ずつ交代していく作戦で,1交代(1スティント)あたり,3.2km×3周=9.6kmを走ります。
序盤はまだ水たまりも残っていたし,先は長いので比較的抑えて走りました。
それでも,速い列車がたくさん走っているので,たまに混ぜてもらったりして楽をしていました。
また,屋外の新横浜公園からスタジアムに入る最終コーナーは,去年の大会で転んでしまった鬼門なので,「チェーン落ちでもしたの?」というくらいの,ウルトラ低速モードで切り抜けました。
レース中盤
中盤になると脚に疲労がたまってきて,なかなか速い列車についていけなくなってくるのですが,スタジアムの出口,細い下り坂で,ブリヂストン・アンカーの井上和郎選手を発見!(ゼッケンに書いてあるんです)
このエリアは歩道橋のようなところなので,選手はみんな最徐行で走っています(守らないで救急車のお世話になる人も・・・)。
おいらも超低速で下っていたのですが,下りきってヘアピンを曲がったら,なぜか,目の前が井上選手の背中でした。
CPFにはスポンサーであるブリジストン・アンカーの選手がゲストで何人か参加されていて,「プロと一緒に走る」という貴重な体験をすることができます。
(おいらも含めた)素人選手の後ろにつくのは怖いこともありますが,相手がプロなら安心ですし,こちらが先頭交代する必要もなさそうです(っていうか無理。笑)。
今大会で,一番の経験でした(^^)
レース終盤
中盤では偶然に井上選手の列車に2周近くも乗れたのですが,そこから千切れた後は急速にスピードダウン。
井上列車どころか,江ノ電や神奈中バスにも乗れない遅さです。
それでも,スタジアム内に戻ってきて,チームのピット前を走るときだけは,みんなの声援が温かい。
完全に孤独な,ヒルクライムとはまた違った楽しさです(^^)
レースは8時25分にスタートしたので,「3時間・おっさん・チーム」で参加しているおいらとNoguさんは,11時25分までのレースになります。
ここまで,Noguさんと1スティント3周ずつ順調に選手交代をして,お互い4スティント(12周,38.4km)を走ってきました。
4スティントを終えてピットインしてきたNoguさんと交代して,おいらが飛び出したのが10時45分ごろ。
今までのペースからいけば,あと3周走ってNoguさんに交替し,残り時間で2~3周してもらってラストを迎える理想のパターン。
この時のピットアウトは,一緒に参加していたマエクミさんチームとダブったので,ピットから出てしばらくは,マエクミさんの前を風よけで比較的ゆっくりと走っていました。
一見,女性に優しい,紳士らしい走りですが,その実,もう脚が残ってなくてスピードが出なかっただけです。
むしろ後ろにつきたいくらい(笑)
最終盤に地獄が・・・!!
しばらく,マエクミさんの前をスローペースで走っていたのですが,1周半ほどで「ワタシは置いて,あなたは優勝を目指して~!」と下がっていったので,そこからは,FTPの10倍くらいの(←そんなアホな)ハイパワーで走ります。
2周目でピット前を通過するときには,Noguさん他の仲間たちに「ラスト1周行ってくるよ~!」と高らかに人差し指を掲げて,最後(と自分では思っていた)のラップに入っていきます。
この時のラスト1周は,まさにフルパワーで走り続けたため,わが自転車人生の中でも最大級の疲労となりました。
完全に燃え尽きた脚を惰性で回し,最終コーナーを慎重に曲がってスタジアムに入り,ピットロードに進路変更して,Noguさんと選手交代・・・ん?
どび~ん。
なんと,まだ終了まで15分くらいあるのに,無情にもピットロードの入り口は閉鎖されていたのです!!
レース最終盤のゴタゴタを回避するため,ピットは早めにクローズされることを,おいらもNoguさんもすっかり忘れていました。
この時の,おいらのメンタル面には,計り知れない衝撃がありました。
会社でたとえるなら,
- 今日が金曜日だと思っていたら,木曜日だった
- 丸1日作業したエクセルが落ちた(もちろん未保存)
- 社内のカワイ子ちゃん(死語?)に3時間かけて書いたメールを間違って部長に送ってしまった
くらいの衝撃です(こんなたとえで伝わりますでしょうか・・・?)
周囲の選手からも「まじかよ~!」という悲鳴や叫びが聞こえてきました。
つい先ほど,わが自転車人生最大級の疲労を経験したばかりですが,すぐに記録更新です。
涙のゴール・レース結果
まさかのピットロード閉鎖のせいで,予定3周+おかわり2周も走ることになってしまい,クッタクタでのゴールになりました。
レース直後の感想は「自転車? もう,しばらくはいいよ・・・」です。
ゴール直後。みなさん,お疲れさまでした・・・!
XPERIA Z4
仮にうまくピットインして選手交代できていればトータルで,おいら:Noguさん=15周:14周となるべきところ,17周:12周とイビツになってしまいました。
ただでさえクタクタな最終盤に一番長距離(5周,16km)を走ってしまい,チームとしてのタイムは大幅に低下してしまいました m(_ _)m
それでも,去年に比べると周回数は1周増え,順位も2位上がりました(^^)
目標としていた表彰台(←してないよ)は無理でしたが,それでも参加者全体の上位30%には入ることができました。
終盤の交代ができたらなぁ・・・。
今年のNoguさん,好調だったしなぁ・・・と悔やまれるところです。
来年のCPF2017に向けての反省点は以下の通り。
- 終盤のピット閉鎖を見越した選手交代策が必要(ほぼ無策でした)
- やっぱり,転ばないことは大事
- パワトレでフィジカルを高めよう(大会前1週間では間に合わん)
- アクションカムを買い替えよう(ポンコツAS15はもう嫌じゃ~)
こんなことを話しながら,レース後の定番となっている(?),ピザ食べ放題でエネルギーを補給し,午後から強くなった雨の中,みなさんとお別れです。
また来年,みんな1歳年を取って,またここでお会いしましょう!(^^)
(おまけ)
実はペダモニの実走デビューも兼ねていましたが,まだまだ全く使い方が分かりません。
とりあえず,データは取れたみたいなので,これから解析をしてみたいと思います~。
レース中はほとんど見えず,データを蓄積しただけのペダモニさん。今後が楽しみです(^^)
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
お返事遅くなりました!
コメントありがとうございます!(^^)
そうそう,とっても疲れましたが,いいデータが取れました。
・・・と思っていたのですが,いかんせん右脚の肉離れがひどくて,パワーが低すぎ。
FTP=160Wくらいしかないような感じです。
来週あたり,ヤビツで再測定かな!?