雨ざらし保管なので、チェーン&スプロケが錆びまくりなのも問題ですが・・・。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
久しぶりのバイクメンテナンスのネタです(?)
といっても、ツマのママチャリ、ルイガノLGS-TR2号なのですが、どうも、リアディレイラ(RD)の調子が悪くて、7速のうちのトップ2段くらいに入らないとのこと。
もともとギア比が重めのLGS-TR2号なので、トップ2段くらい入らなくても(少なくともツマには)関係ないのですが、たまに借りて乗ってみると、なんとも腑に落ちないので、修理することにしましたが・・・。
トップ側に入らないということは・・・?
LGS-TR2号のRDは普通のロードバイクと同様、トップノーマル。
ワイヤを緩めてやれば、自然とトップ側に移動していくタイプのディレイラです。
なので、トップ側ギアに入らないのであれば、試してみるのは以下の2点。
- アジャスタバレルを締める方向に回す
- H側リミッターを緩める
1でワイヤを緩め、それでもだめなら2で可動域を広げます。
トップ側の可動域を広げるなら、「H」と書かれたビスを緩めればOK(^^)
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しかし、このどちらをやっても、トップ側2段にはRDが移動してくれません。
一体どうなってんだ・・・?
犯人は・・・、お前か~い!
アジャスタバレルどころか、シフトワイヤを完全にゆるゆるにしてみても、RDはトップ側(自転車の外側方向)に移動してくれません。
途方に暮れ、我が自転車人生に絶望しかけていたところ(多少誇張あり)、RDを守るディレイラガードの角度が不自然なことに気が付きました。
後ろから見ると、なんか、ディレイラガードが内側に曲がっているような・・・?
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さらによく見ると、なんと、ディレイラガードがRDと接触して可動域を狭めていることが判明!!
がっちりとぶつかっています・・・(!)
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ツマはしょっちゅうバイクを倒しまくっているので、ディレイラガードが内側に折れ曲がってしまい、RDと接触して可動域を狭めたため、トップ側に移動できなくなっていたことが判明しました。
そう、犯人はツマディレイラガードだったのです!
本来はディレイラを守るべくパーツなのに、逆にディレイラの動きを妨げてしまっていたとは、なんとも困った野郎です。
いや、よく考えると、このガードマンが身を挺して守ってくれたおかげで、RD(やハンガー)の破損を防いでいてくれたのかもしれません。
やっぱり、ガードマンは格好いいのかも。疑ってすいませんでした。
ガードを外側にグイっと曲げて修理完了! あとは錆び落としか・・・?
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原因が分かれば修理はウルトラ簡単、ディレイラガードを引っ張って曲げるだけ。
あと、適当にいじりまくってしまった、H側のリミッタとアジャスタバレルをもとに戻して、3分ほどで作業完了です。
次回、同じような症状になったら、まず、ここを疑いましょう(^^)
おしまい。
(おまけ)
以前勤めていた職場の入り口は警備が厳しく、ガードマンが一人一人社員証を確認して通していました。
職場には派遣の若い女性がたくさんいたのですが、その一人から、相談を受けました。
今朝、入り口を通過するとき、ガードマンさんに呼びかけられて、『今日は何時に終わるの?』と聞かれたんですよ。でも・・・
とのことです。
前言撤回。
ガードマンさん、だめじゃん!
会社の通用口でナンパしてど~する!(笑)
蛇足ながら、この女性のセリフ「でも」の続きは「タイプじゃないんですが、どうしたもんでしょう?」でした・・・(合掌)
錆びがなかなかですね❗
自転車修理できる旦那がいると便利なんだなと思ったりして。
私もたまに甥っ子の通学車直しますがよくもこんな状態になったもんだと思うことありますよ。