ものすごい激坂を、ものすごいスタイルで上っていく・・・。
iPhone SE (2nd)
久しぶりに、サイコンネタです。
冒頭の写真からは想像しにくい、いろいろありまして・・・。
SGX-CA500ご臨終・・・
2007年に自転車業界に入門して以来、世のロードバイク乗り同様、ネコ目の各種サイコン→POLAR CS400→GARMIN Edge705→Edge810→Pioneer SGX-CA500と、理想のサイコンを探してをさまよう旅を続けていました。
2019年にはPioneer SGX-CA600(以下、CA600)にたどり着き、このサイコンが素晴らしい出来栄えで、今でも主力サイコンとして大活躍中です。
半年ほど前から、Pioneerペダモニのサイコン(最近はヘッドユニットとも言うみたい)を、SGX-CA600に変更しています。
大学の自転車部に入部して強化中の次男坊に請われてSGX-CA500を泣く泣く(ウソ)お譲りし、自分はやむなく(ウソ)SGX-CA600です。
名前からすると20%改善ですが(?)、体感的には2倍くらい良くなり、いろんな不満点が解消されたサイコンです。
過去のサイコン達のうち、Edgeシリーズは長男坊(大学の探検部、COLNAGO Primavera)、SGX-CA500は次男坊(大学の自転車部、Specialized Tarmac)のバイクで第2の人生を送っております。
今回のお話は、次男坊のSGX-CA500(以下、CA500)
2016年にペダリングモニターと同時に購入するも、あまりの使いにくさにCA600に乗り換えた際に、次男坊にお譲りしたものです。
左から、Edge810、CA600、今回の主役CA500。なぜ真四角?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
彼のバイクには左側クランクにだけぺダモニが付いていて(右は自分のLOOK号)、その受信用にCA500を使っています。
その次男坊、GWに部活の仲間と一緒に、埼玉飯能市にある「子ノ権現」に出かけるとのこと。
最大勾配28%という、ロードバイク乗りなら一度は登っておこうと思わせるヒルクライムスポットで、次男坊は2回目の挑戦です。
子ノ権現への遠征前夜、次男坊からLINEメッセージを受信。
マウントの固定ねじを強く締めすぎて破断してしまったとのこと・・・。
あちゃ~! CA500のマウントは壊れやすくて有名なのですが・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
CA500のマウントは強度が非常に弱いことが特徴(?)で、「CA500マウントのネジには気を付けろ」は年長のロードバイク乗りの間では常識ですが、若干二十歳の若造にはこの辺の塩梅がわからないようで、あっさりと破断です。
しかし、我が家には家宝の3Dプリンター(安いけど)があるので、ちょいちょいと設計すればすぐに作れます。
京都から帰ったら、1個100円で作ってあげよう、と思ったのですが次なる悲報が・・・。
SGX-CA500逝く
「マウントを壊してしまった」とのLINEを受け取った翌日夜、今度は、「サイコン本体が逝ってしまった」とのLINEメッセージ。
で、送られてきた写真がこれ(↓)
どは~! お亡くなりになってる!
iPhone SE (2nd)
前日にマウントが壊れてたサイコンが、なぜ翌日に画面が割れてしまうのか意味不明ですが、とりあえず、本人は怪我も無いようなので一安心。
家に帰ってから次男坊に問いただして、CA500の画面が割れた経緯が判明。
- (前夜)CA500のマウントを壊してしまう
- ライドデータだけは記録したいのでCA500を背中ポケットに入れて出発
- 子ノ権現にアタック
- 激坂を登り切れず落車
- 背中ポケットに入れていたCA500が破損・・・
ということでした。コナン君なみの難しさです。
壊れてしまったCA500は(CA600と違って)タッチスクリーンでの操作なので、画面が割れてしまうとほとんど何も操作できなくなってしまいます。
CA500は2016年にペダリングモニターと同時に導入。
操作性が非常に悪く、ナビもないし、画面は見づらいし、欠点しか思いつきませんがそれでも6年間にわたって活躍してくれました。
残念ながらご臨終です・・・(合掌)
マウント、画面、満身創痍のCA500。ついに電源も入らず・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
つづく
CA500破損の原因は、「激坂で転んで、ポケットのCA500を潰した」ということでした。
これで、ようやく冒頭写真とつながります。
次男坊が転んだ地点と同じ場所で、同じく登り切れなかった同級生が「這ってでも上る」という写真です(笑)
前回挑戦時は余裕で登り切ったみたいなのですが、コロナや就職活動などで全然バイクに乗っていないうちに体力が落ちてしまい、あえなく撃沈してしまったようです。
CA500がブッ壊れたのは残念ですが、本人(やバイク)に怪我がなかったのと、CA600に比べると欠点しか思いつかない残念サイコンでもあるので諦めるとしましょう。
文字通り這って頂上まで行って、交通安全のおまもりを買ってきてくれましたし(笑)
命がけ?で買ってきてくれた、子の権現のお守り。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
というわけで、久しぶりのサイコンネタは「CA500さようなら」というさみしい話題でした。
次回はCA600に関する、少し明るい話題です。
Shiro さん フォトポタ日記 時々 拝見させて戴いて居ります
只 親族の介護が 此処 暫く続き 少し 間が空き 今日 暫く振りに拝見しました
『SGX-CA500 御臨終』との事 この度は御愁傷さまです 心より御悔やみ申し上げます
ところで 小生もパイオニア・ペダリング・モニター・システムを使って居り 現状は SHIMANO CONNECT Lab および SGY-PM930H & SGX-CA600 を使って居ますが 暫く前は SGX-CA500 も使って居ました
只 ストラップ取り付け穴を構成する本体ケースが壊れ ストラップが取付不能に成ったのと 内蔵バッテリーが消耗したので SGX-CA600 に替えました
斯様な経緯から SGX-CA500 のジャンクを抱えて居るので 宜しければ 当方の SGX-CA500 から部品取りを されますか?
スミマセン 御多忙の処 御手間をお掛けして _(uu)_