3年ぶりにこの地に帰ってきました。待たせたな!
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
先週、無事に完走した富士ヒルクライム2022(FHC2022)。
今回から、2~3回に分けて参戦の様子をご紹介します。
まずは、前日からスタート直前の様子をお届けです。
前日の様子
富士ヒルDX
富士ヒル名物(?)の前日エントリー。
ゼッケンや参加賞を配るだけなら「郵送でもいいのでは?」とも思えますが、そこはいろんなオトナの事情があるので、察してください。
いろんなオトナの目論見に反して当日朝に自走してくる猛者もいますが、自分たちは空気を読んで例年通り、Noguさん所有(ではない)の山中湖畔の豪華ホテルに宿泊です。
さて、その事前エントリー。
過去大会では、事前にハガキや案内が送られてきましたが、今はすべてメール・WEBでのやり取りとなっており、当日はスマホ1個持っていって画面を見せるだけです。
先月から愛用している、超小型スマホJerry2の出番です。
もはや、サイコンより小さいスマホ、Jerry2(右端)
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
エントリーブース。幅広くとられているので、混雑もありません。
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
ただ、大会前2週間分の体調(体温)を専用ページの方に登録しておく必要があり、これが結構な手間。
自分はアホみたいに小さい端末で操作していたこともあり、「体温=360℃」と入力してしまい「NG判定」となるなど、小さなポカもあったりしましたが、無事にエントリー手続きは完了です。
もはや、お約束である。
Unihertz Jerry2
久しぶりにしっかり食べよう!
以前紹介した通り、ここ数カ月、ずっと食事を控えめにしてダイエットに取り組んでおりました。
冬には66kg近かった体重は、大会当日は57kg台にまで落ちてきました。
また、体力は全然上がっていませんが、「体重あたりFTP」(PWR)は徐々に上がってきて、最新は4.0W/kgでした。
冬の66kgから、ここまで減らせました(^^)
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
FPTは4.0W/kg、VO2MAXは62ml/kg/mまで来ました。
SONY Xperia 10 III
しかし、その悲しいダイエットも今日で終わり。
昼ごはんも、晩ごはんも好きなだけ食べることができます。
あぁ、幸せ(^^)
昼はそろってミートスパ。お子様である。
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
酒は弱いので、飲むときは最高級で(^^;
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
何か買わなきゃ症候群
エントリー会場では、様々なショップがテントを並べ、セールをやっています。
過去の大会では、毎回チューブラータイヤを購入していました(Vittoria Corsaが50%オフでした)が、今年は見当たらず。
3年ぶりのセール会場(?)。うぉ~、何か買わねば!
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
しかし、ココロはすでにお年玉を手にした子供のように「何か買わなきゃ!」という状況です。
さすがにフレームやホイールはお年玉では買えないし(買って持ち歩いている人いました・・・!)、軽量スプロケットなどもってのほかです。
ふと目をやると見慣れたRaphaのテントがあったので、無難にウェアを購入することにしました。
1着15,000円もしますが、100万フレームに比べれば消費税以下、タダみたいなものです(感覚が壊れてる・・・)
5月にセールで「PRO TEAMジャージ」を購入しているのですが、あまりの地味さに周囲からは「本当に買ったの?」と疑念を持たれるほどでした。
左が昔からきているFlyweight、右が新調したPRO TEAM。違いが判らない・・・。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
右端が、会場で購入した、PRO TEAM Trainingジャージ。初オレンジである
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
そこで、もう少し鮮やかなオレンジカラーの「PRO TEAM TRAININGジャージ」を購入。
せっかくトップグレードのウェアをもっていっているのに、現地でセカンドグレードのウェアを購入して、本番に備えます(^^;
超熟睡な本番前夜
富士ヒルの朝は早い。
もはや、夜では?というくらい早い。
以前は大体こんなスケジュールで動いていました。
- 0時:就寝
- 3時:起床、食事、ウェア準備
- 4時:ホテル出発
- 5時:駐車場到着、バイク準備、ローラー
- 6時:会場到着、ファイナル軽量化(う〇こ)
- 7時:スタート
0時まで吞んでいるほうが悪いのですが、3時に起きるときは「あれ?うたた寝したか?」という感じでした。
ところが、コロちゃん対策で、出場選手全体での開会式やスタートはやらないことになり、タイム計測はスタートラインをまたいだ瞬間から(これは以前も同様)ですから、実質的には「走りたいときに会場に来て、勝手に走る」という状態に近くなっています。
とはいえ、あまり遅くスタートすると後ろから追いかけてくる、「リタイア選手回収バス」におびえることになるので、一応、自己申告タイムに合わせた時間枠ということで、自分たちは「第7ウェーブ」にて出走しますが、いつもよりも2時間も遅い、9時で十分間に合います。
明日の予報は・・・雪! これだけが気になる。
SONY Xperia 10 III
というわけで、いつもよりも2時間も多く、5時間も寝てからの出走になりました。
普段の生活と変わらないや(^^)
駐車場大混乱
今年も駐車場は、富士吉田ICすぐ横の「富士山パーキング」を予約。
いつもは大会側で運営しているのですが、今回は渋滞緩和を目的に(ということになっている)、初めて外部の「タイムズ」に運営を委託した模様です。
しかし、これが絶望的な大混乱を招いてしまいました(><)
自分たちは7時ごろには富士急ハイランド横まで来ていたのですが、そこから富士山パーキングまでの約1kmが大渋滞となり、1時間以上かかってしまいました。
以前は大便行列。今はクルマ行列がナウい
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
実に、時速1km未満の超安全運転です。
しかも、事前予約しているにも関わらず駐車場内は車が溢れ、誘導も指示も何もないので右往左往。
レース本番より厳しい駐車レースを勝ち抜き(?)、自分は林の中に突っ込む形で停めることができましたが、多くの方は駐車場外に追い出されて、1時間前に横を通ったばかりの、富士急ハイランドの駐車場に戻されたようです(そこも長蛇の列とか・・・)。
林の付近をさまようクルマたち。このまま、駐車場外に追い出されます・・・。
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
結局一度も「予約済み確認」はされませんでしたから(そもそも係員が居ない)、予約していないクルマがかなり入ってしまっていたのだと思います(意図的かどうかは別として)。
大会が近くなってから、急に「タイムズになったからヨロシク」とメールが来ましたが、いったいどれだけの選手にちゃんと伝わったか怪しいところ(自分も仲間に教えてもらいました)
全国津々浦々を広報車で走り回るくらいの努力が必要だったのではないかと。
参加回数が増えるにつれて自分のポカは少なくなってきましたが(ゼロではない・・・)、大会運営の方は「今年はこんな大混乱が♪」と楽しむくらいの忍耐力も試される、過酷な大会なんです(^^;
■6月15日に大会公式声明が出ています。返金対応をするようです・・・
スタート準備完了!
駐車場は大混乱でしたが、車が大渋滞しているおかげか(?)、トイレは全く人がおらず、自分史上初めて「大便行列に並ばず用を足せた」すばらしい経験もできました。
結局、「駐車+う〇こ」の総時間は変わらない、保存の法則がある模様。
スッキリした後は、自走で会場に向かいますが、時間的な制約が緩いので焦らずゆっくり登れます。
また、前日までの雪予報は覆り、快晴とまではいかないものの、超久しぶりの晴れの富士ヒルとなりました。
スタート会場。以前に比べて格段に空いてます。
SONY Xperia 10 III
会場ではスタート式典などがなく、人もまばらなため、いまいち「大会感」が薄いのですが、仲間とのんびりスタートできるのも意外といい感じです。
数年前の「めざせ10万人」みたいな感じの時の殺伐とした感じとはうって変わり、初期の大会のように、物好きなドMたちが集まって登っていく感じで、これはこれでいいかもです。
次回は、いよいよ本番走行編です(たいして見どころはないのですが・・・)
いよいよ、スタートです!
SONY アクションカム HDR-AS200V