裏ヤビツは緑が濃いんです(^^)
SONY DSC-RX100m3 + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
ここのところ、(足での)ランばかりでしたが、久しぶりに自転車でヤビツに行ってきました。
久しぶりどころか、超久しぶりの「裏ヤビツ」です。
久しぶりの「競わない方のヤビツ」へ
ご存じの通り(か?)、ヤビツ峠には、以下の2種類があります。
- 全国のドMな変態な坂バカな自転車乗りが集まる、表ヤビツ(秦野側)
- 17kmも続く緩やかな坂と自然を楽しむ、裏ヤビツ(宮ケ瀬側)
表ヤビツは100回以上走っていますが、裏ヤビツは数回しか走ったことがなく、最も近いライドは2017年秋に走ったきりとなっていました(近年は土砂崩れで通行止めでしたし)。
表ヤビツは1秒を争う過酷な世界(一部のドMだけですが)で風景を見る暇もないですが、裏ヤビツは真逆で、景色のいいところを見つけては停車して写真を撮ったりしながら、のんびりと走るお気に入りのコースです。
今回は、麓の伊勢原から宮ケ瀬湖にでたあとは、片道17kmの裏ヤビツを超贅沢に(?)往復するコースで走ってみました。
ゆっくりとした上りを楽しんだあとは、同じ道を狭い道幅のスリルを味わいながらダウンヒルです。
この日は幸いにも雲が多かったのですが、それでも35度に迫る暑さが予想されていたので、熱中症対策は欠かせません。
- 通常のボトル(フレーム装着)にはスポーツ飲料
- 追加で2本のフラスク(2本とも完全に氷結済み)
- 塩飴持参(^^)
足ランで活躍中のフラスクを凍らせ、トレランザックで担いで走るので、1時間くらいは冷たい水(ほぼ0℃)を飲める上に、体を冷やしてくれる裏ドラまで付いてきます。
1本目を飲んでいる間、2本目が溶けてしまわないように保冷袋に入れて背負います。
カチカチに凍らせたフラスク(を不思議そうに見守るカメタロウ)
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往路(伊勢原運動公園~宮ケ瀬湖~ヤビツ峠)
朝9時に伊勢原運動公園をスタート。
まだ涼しい時間帯のうちに宮ケ瀬湖(標高300m)まで一気に上ります。
300mも上ったのだからある程度涼しくてもよさそうなものですが、全然そんな気配はなく、外科医下界と同じように暑くてアイスが欠かせません。
まずはアイスを(1個目)
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宮ケ瀬ダムの上を歩いて渡ってきました。
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予想以上に早くついてしまったので、ちょっと遠回りして宮ケ瀬ダムを渡ってみます(堤体の上は歩いて対岸に渡れます)。
早めの昼食を食べた後、6年ぶりに裏ヤビツへの道に入っていきます。
全然疲れてないのに、10時半に昼食をとる!(宮ケ瀬の「オレンジツリー」)
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昼食中は、例のシステムで監視中(^^)
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6年ぶりの裏ヤビツへGO!
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宮ケ瀬湖からヤビツ峠(標高761)のてっぺんまでは約17km。
スタート地点がすでに標高300mですから、平均勾配は約2.5%ですから相当に緩い坂道です。
しかも、コースプロファイルを見るとわかるのですが、本当の坂(日本語が変?)はラスト5km低度であり、そこまでは平坦のような緩い山道です。
しかし、狭い道の両側は渓谷や新緑がまぶしく、とても風光明媚な景色が続きます。
左側はずっと峡谷なので、水音も気持ちいい(^^)
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大好きなミニトンネル(^^)
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数年前の台風被害から、ようやく復旧されました。お疲れさまでした。
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急いでいない旅なので、通り過ぎてから、「さっきの場所良かったかも!」と思い出してUターンして写真を撮ったりしながら、のんびり、のんびりと上っていけます。
スタートから3時間くらいしたところで1本目のフラスクを飲み干したので、2本目のフラスクをザックから取り出しましたが、まだ8割くらい凍ったままで、とても嬉しい。
また、0℃の水を飲めるし、体も冷やしてもらえます。ありがたや~
保冷袋に入れてきたので、2本目はまだ凍ってた!
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また、カラダを冷やしてもらいましょう。
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だらだらと緩斜面区間を走った後は、後半の急こう配区間に入りますが、たったの5kmほどしかありませんから苦も無くゴール。
いつも表ヤビツで苦しんでばかりなので、「こんなに楽してヤビツ峠まで来ていいのか?」と不安になりますが、あたかも表ヤビツを登ってきた猛者のようなフリをして、アイスを食べます。
あたかも表ヤビツを登ってきたようなフリで記念写真(笑
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ヤビツでもアイスが食べられます(本日2個目)
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【復路】ヤビツ峠→宮ケ瀬湖→伊勢原運動公園
頂上を極めた(?)あとは、今来た道を下るだけです。
宮ケ瀬湖までの17kmもですが、その先の伊勢原運動公園までもほぼ全部下りなので、トータル40km近く、ず~~~~っとダウンヒルです。
富士スバルラインのダウンヒルは、道が広くてスピードが出るのでものすごく苦痛ですが、裏ヤビツは勾配もゆるく変化に富んでいるので、楽しく下ることができます。
細い山道なので、気を付けて下りましょう~
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本日3個目。締めはラムネで。
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本日の獲得標高は約1000m。プロファイルが笑える(^^)
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スタート地点の伊勢原運動公園まで、延々とダウンヒルすること約2時間。
落車もパンクも熱中症もなく、無事に帰ってくることができました(^^)
この日の走行距離は75km、獲得標高は1000mちょっと。
表ヤビツの苦痛に満ちた激坂も魅力(です・・・)が、裏ヤビツを1日かけてのんびり走る緩坂もまた楽しいですね。
夏休みにでも、また来ましょう(^^)
本日,私も裏ヤビツに行ってきました.この記事に触発されたのかもしれません.
因みにヤビツ峠に来たのは,13年4ヶ月ぶり2度目です.そんなに来ていなかったのか&そんな前からロードバイクに乗っていたのか.
前回は,秦野駅⇒橋本駅でしたが,今回は全く逆の流れです.たまたま,同じようなルートを走っていた地元の方とヤビツ峠で話す機会があったのですが,あのような環境が近所にあるのは羨ましい限りです.
今回は,初の表ヤビツダウンヒルでしたが・・・・怖かった.対向車の何台かは自転車だと甘く見るのか,平気で中央線を越えてコーナーに入ってきます.あれは,大げさでなく恐怖心を抱きます.