おぉ、愛用のWF-1000XM3様がこんな姿に・・・
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
通勤電車や街中で、完全ワイヤレスのイヤフォンをよく目にするようになってきました。
SONY派(?)の自分は暗黒のWF-1000XMに手を出すことなく、無事にWF-1000XM3から快適なワイヤレス生活を送ってきました。
しかし、年間150回の新幹線出張をしていた単身赴任時代に酷使したせいか、バッテリーの持ちが極端に悪くなってきました。
満充電でも1時間も持たないのですが、おりしも新型のWF-1000XM5が登場したこともあり、いっそのこと・・・・結局、電池を交換しました(笑)
電池ヨボヨボのWF-1000XM3
もともとの仕様では、WF-1000XM3は単体で6時間ほど電池が持ちます。
6時間もぶっ続けで聞くことはなく、ケースに戻せば充電が始まりますから、電池切れで悩んだことはありませんでした(しかも、ケースで3回満充電できます)。
相変わらず、長距離出張が会社生活をしており、新幹線で聞く音楽が唯一の(?)楽しみになっています。
新幹線では、Walkman(SONY NW-ZX300)+イヤフォン(Shure SE535)の組み合わせが気に入っており、のんびりと音楽を聴きながら、結局は仕事しながら移動したりしています(TT)
一方、日々の通勤電車は乗車15分ほどしかなく、その都度、でっかいZX300を引き出し、SE535を「Shure掛け」するのはとても手間がかかります。
そのうえ、ケーブル(←意外と高い。10k円?)が絡まったり気を使うことも多く、何とかしたいところ。
いっそのこと、完全ワイヤレスに・・・。
しかし、最近では家→会社までのわずか1時間の通勤に電池が耐えられず、「Low Batttery, Please recharge headsets…」との悲しい女性のアナウンスとともに電源が切れてしまっていました。
SONYでバッテリー交換してもらうと万単位の費用が掛かるという話を聞いたこともありますし、いっそのこと、新型の1000XM5や型落ちのXM4に交換してしまおうかとも思ったのですが、たかが電池切れなので交換してみることにしました(^^)
とても簡単でした(^^)
純正の内蔵電池は2種類あるようですが、いずれも入手は難しい模様。
しかし、ネット界での偉大な先人たちの情報によるとEEMB社のLIR1255というリチウムイオン電池が代替可能とのこと。
純正の内蔵電池とは微妙に仕様が異なるけど、まぁ、同じLi-ionなら大丈夫でしょう。
出どころ | 純正内蔵1 (自分のはコレ) |
純正内蔵2 (こちらの場合もあるみたい) |
交換用 | 備考 |
---|---|---|---|---|
メーカー | VARTA社 | Zenipower社 | EEMB社 | 純正2の「銭力」って・・・ |
型式 | CP1254 | Z55 | LIR1255 | |
電圧 | 3.7V | 3.7V | 3.7V | Li-ionなのでみんな同じ |
容量 | 0.20Wh | 0.24Wh | 0.20Wh | 純正1と同じ |
直径 | 12.1mm | 12mm | 12.4mm | 純正1より少し大きい |
厚み | 5.6mm | 5.5mm | 5.6mm | 純正1と同じ |
容量がちょうどいいのですが、直径が微妙に大きい(12.1mm 対 12.4mm)のが気になるところですが、先人たちの果敢な挑戦では問題なさそうとのことです。
ちなみに、Amazonで2個1480円でした。
で、電池交換作業を行いますが、この手の作業で一番苦労するのが「デバイスの分解」です。
昔の電子機器なら大抵はネジ止めされていましたが、最近の小型電子機器でネジ止めされているものはまず見当たりません。
たいていは、ホットボンドやスナップフィット(パチンと留める爪)なんかで固定されていて、ファーストアタックで苦労することになりますが、1000XM3は比較的緩い固定がされていて、定番の「爪」でちょいちょいこすると5分もしないで開腹することができました。
なんかのドライバーセットを買ったときに付いてきた「爪」です。
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
こうやると・・・
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
すぐに、こうなります
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
次の段階は、ネジを外します。
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
バッテリーさん登場
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
あとは、極性に気を付けながら、電池交換するだけです。
写真を撮ったり、新旧電池の電圧を測定したりしながらでも、30分もかからずに両側とも修理完了です。
左が購入した電池、右が内蔵されていた純正電池です。
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
ちょっと大きいけど、無事に交換できました(^^)
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
お~、無事に5時間稼働!(^^)
交換直後、充電できたりできなかったり不安定でしたが、一度満充電になってからは純正と同様、普通に使えるようになりました。
交換前は1時間も持ちませんでしたが、交換後のテストではスマホとペアリングして延々と音楽を鳴らし続けて、5時間ほど稼働してくれました。
内蔵されていた電池さん。長年、お疲れさまでした!
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
メーカー修理で万単位、新品のWF-1000XM5に至っては42000円ですから、1/28の費用で無事にワイヤレス生活に戻ることができました。
まぁ、また4年後くらいに電池切れになったときは、その時は、、、、また電池交換かな?(笑)
最近のフォトポタ研究所の様子。たいていの工作はできるようになってきました(^^)
SONY α7S + FE 90mm F2.8 MACRO G
Shiroさん:
夏休みですねぇ!
初日の12日には早朝から出動できましたが、それからは天候が不安定なので思うように出掛けられないです、お陽さまが高くなってからでは危険ですし。
さて偉大なチャレンジャーさん達とネットのおかげで色々な情報の入手が出来てありがたいですよね。
今回も良かったですね、まだまだ使える事になって。