LEZYNEのポンプで、(パンクしても)ブッチギリで勝利だ。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
以前、魔法の携帯ポンプ、LAND CASTを紹介しました。
素早く高圧注入できる素晴らしいポンプですが、たった一つ、「次男坊のものである」という欠点がありました。
また、我がロード人生黎明期から使っているTOPEAKの『マイクロロケット・ブラスター』は長男が持って行ってしまいました・・・。
次男坊と一緒のライドでは彼のLAND CASTがあるので問題ないですが、ソロライド用に自分のポンプを用意しなくてはなりません。
庶民の次男坊とは違い、オトナの財力にモノを言わせて、ヤツより2000円も高いLezyneポンプです。
わっはっは・・・(^^
良いところ
- 軽い(80g)
- 赤いアルミボディが格好いい
- ボディ内蔵のホースが使いやすい(漏れない&バルブを傷めない)
イマイチなところ
- ホースの接続が難しい
- エア調整機構は要らないような(あっても邪魔ではないけど)
- イマイチ高級感が足りない
LEZYNE『LITE DRIVE S』
LEZYNEはライト同様、ポンプもやたらと品種が多く悩ましいところです。
本日現在、ROAD・MTBで合わせて18種類ほど販売しているようで、下は3680円から上は13650円(!)まで幅広く取り揃えてございます。
やたらと豊富な、LEYZNEのポンプラインナップ。
で、金持ち父さん(←流行りましたねぇ・・・)としては、結局、2番目に安い『LITE DRIVE S』にしてみました。
LITE DRIVE Sに決めた理由は、シンプルに(?)以下の4つ。
- 安い
- 赤い
- 軽い
- ホースが付いている
LEZYNEのポンプは、ポンプ本体とバルブをつなぐホースを、ポンプ本体に内蔵しています。
次男坊のChinaポンプでもホースが役立ったので、これは絶対に欲しいところ。
あとは、ツールボトルへ入れるためになるべく小さく、そしてなるべく安いのを選んだら、LITE DRIVE Sになりました。
項目 | 内容 |
---|---|
モデル | LITE DRIVE S |
最大空気圧 | 160psi / 11bar |
重量 | 80g |
全長 | 180mm |
カラー | 黒/銀/青/赤/紫 |
お値段 | 4480円(税抜き) |
LITE DRIVE Sの使い勝手
使い始めて半年ほどで、幸か不幸か1回だけパンクもあり、さっそく活躍しております。
全般的な使い勝手は以下の通りです。
【〇】赤いボディが格好いい(^^)
なんか、シャア専用的なカラーリングで、これを付けただけで速くなりそうです(ならない)
ツールボトルに入るサイズを選んだのですが、結局、バイク側面に装着して見せびらかしています。
ツールボトルに余裕で入るのに、外に付けて見せびらかしてます(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
普通はバイク左側に装着かもしれないけど、見た目もいいし、FD台座のおかげで滑り落ちないので、ずっと右側装着にしています。
【〇】内蔵ホースはとても便利(^^)
年末年始のライドで、1回パンクして(CORSA SPEED、涙)使いましたが、やっぱり内蔵ホースがとても便利です。
本体から引っ張り出して、バルブと本体を接続する形で使いますが、これによって、ポンピングで揺らしてもタイヤのバルブに応力がかかりません。
こんな風に、キャップを開けて本体内部からホースを出します。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
厚木付近でパンクして、LITE DRIVE S初出動。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
以前のTOPEAKはポンプ~バルブが直接接続だったので、ポンピング時はバルブを傷めないように、そこらの石や荷物を下に挟んだりする必要がありました。
LITE DRIVE Sは気にせずガンガンとポンピングできるのがアリガタイです。
【△】高圧を入れるのは大変
カタログスペックでは「11気圧まで」となっていますが、それはかなりキツイと思います。<
デジタルゲージを紛失したので正確には分からないのですが、だいたい6気圧くらいが限界でした。
父のLOOK号にLITE DRIVE Sでポンピングする次男坊。高圧はしんどいそうです。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
「11気圧まで入れられる」ではなく、「11気圧まで耐えられる」ではないかと思います。
また、デュアルアクション(押すときも引く時も作動する)ではなく、普通のシングルなのでゆっくりしか入っていかず、この辺の性能は例のChinaポンプに完敗ですねぇ・・・。
【△】エアの調節機構は要らないのでは
LEZYNE自慢のホースには、ABS(Air Breed System)という、エアを抜いて適正空気圧にするためのボタンが付いています。
・・・が、そもそもそんなに過剰にエアが入ってしまうことは無いと思いますので、要らないんじゃないかな?と思います(笑)
コレ。そもそも、そんなに高圧入らないので、要らないような・・・。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
【×】ホースを本体に取り付けにくい
これは何とかしてほしいところ。
ホースをポンプ本体にねじ込んで取り付けるのですが、ネジのピッチが非常に細かい割には、本体側がエンプラでできていて、気を付けないと斜めに入っていきそうです。
ホースのコネクタは金属ですが、ボディ側はプラなので、取り付け時には気を使います。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
落ち着いて、数回反時計回しに回してから取り付ければ大丈夫ですが、焦って締めこむと斜めに入っていって壊してしまいそうです。
パンク修理はどちらかというと焦ってやることがおおいので、ここはぜひ改善してほしいなり。
まとめ
携帯ポンプは使わない方がいいので、あんまり凝ったものを買わなくてもいいのでは?という気はします。
が、肝心な時に入ってくれないと話にならないのも事実。
長年、活躍してくれた、TOPEAKマイクロロケット。ありがとうございました。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
本体取り付け部のネジに若干の不安はありますが、落ち着いてやれば、ホースの頑丈さも手伝ってエア漏れ皆無で、ちゃんと入っていってくれます。
注入の速さや最高圧力などで、LANDCASTに比べるとイマイチなところもありますが、この前まで使っていた、TOPEAKのマイクロロケットに比べたら雲泥の差です。
出番がないことを祈りつつ、大事に使っていきましょう(^^)
室内写真だけで終わりますように・・・
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
マイクロロケットは私も保有しており今でもツールボトルに入っていますが、実のところ屋外での使用経験はたった1度しかありません(笑)何だかんだで無パンク記録更新のため使う機会がないんですよね(それ以前に全然乗ってないからパンクしようがない…)
軽量コンパクトで良いのですがバルブ直結なのが最近になって気になりはじめ、ついこの間新しい携帯ポンプを買いました。レザインは高価なので安心価格のパナレーサー^^
自転車生活最初期の頃は”パナレーサー ミニフロアポンプ”を使っていたので高圧でも何の問題もなく入れられていました。あのバカでかいポンプを持って走っていたのを思い出すと今はコンパクトになりましたね~。でもポンピングはとても大変(^_^;)
確かに携帯ポンプは緊急用なので5-6気圧ぐらい入れば一応走れるので大丈夫だとは思いますが11気圧ですか…。何千回ポンピングするのでしょうねぇ。