「自転車生活」といっても,別にツール・ド・フランスに出るとかではなく(当たり前だけど),土日,なるべく家族みんなで自転車でお出かけするように心がける程度です。
「お出かけする」ではなく「するように心がける」といったあたりに,志の低さが感じられなくもないですが,要は無理せず,楽しく体を動かして自転車散歩をしよう~ということです。
こう思うようになったきっかけは,おいら+チビ2匹で近所を自転車散歩した時の楽しさです。うちのチビ達は,補助輪を付けていた頃から自転車に乗るのが大好き(大抵のチビッコは好きみたいです)で,近所の公園,遠くの公園に出かけては乗り回していました。そういうとき,おいらはもっぱらカメラマンに徹していて,McCOCKさんに触発されて(?),ひたすら流し撮りにチャレンジしてみたりしてました。
まぁ,それはそれでとても楽しいんだけど,なんか物足りない。
そこで,小さい車に強引に3台も自転車を積み込んで近所の川沿いのサイクリングロードに出かけ,おいら+チビ2匹でサイクリングをしてみました。サイクリングロードは車の心配はないし,川沿いなので景色はいいし,とても健康的に楽しく過ごせました。
これで,すっかり気をよくしたおいらは,冒頭の「自転車生活宣言」を心の中で密かに,高らかに歌い上げたのでした。
しかし,我が家で自転車生活を始めるに当たっての唯一の難点は自転車の運搬。
チビ達はまだ小さいので(それが「チビ」の定義ではある),近所とは言え,丘を越えた先にあるサイクリングコースまで漕いでいくのはしんどい。そこで,どうしても車に自転車を積んでいく必要があるのですが,そのときのぼくらのマシーンはこの3台。
- おいら号
- いわゆる「ママチャリ」。26インチ,内装3段変速(壊れて1段のみ),巨大かご付き
- ユウキチ号
- いわゆる「ルックMTB」。たぶん20インチ。親戚の結婚式2次会でゲットしたもの。外装6段変速。
- カズボン号
- いわゆる「幼児車」。14インチくらい? 無印良品の無変速車。
これらの自転車に共通しているのは,折りたためない&車輪が外せないの2点。
要するにコンパクトにすることができないので,車への積み込みが大変なのです。我が家の車は,三菱が自信を持って世に送り出した超不人気車RVR。1800ccの4人乗り(5人にあらず)です。座席をスライドさせれば強引に3台積むことはできるのですが,運転席と助手席以外,人が座る場所は無くなります(涙)。
おいら+チビ2匹で行った時は,カズボンは自転車の隙間(!)に潜り込んで目的地まで我慢していたのでした(うそ。本当はすごく喜んでいた)。
というわけで,我が家の自転車生活への第一歩は,とりあえず,コンパクトに車に積み込める自転車を購入することになりました。(つづく)